ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

女たち8 影使い

お風呂から上がると飛鳥はペロッと舌を出して 身支度をすると直ぐに
ごめんなさい!
と言って帰って行った
誰に向けて言ったのかは定かでは無いが 由美にやり過ぎた自覚はあるのだろう
取り敢えずタオルケットに裸のまま包んだ由美はソファーに寝かせて俺も部屋着を着る
土曜日とは言え まだ怜子たちが帰るには間がある
目を閉じた由美は肩に触れない程に揃えた髪がバラけていつものボーイッシュな雰囲気はない
息は整っているし激しい体術を今でも鍛えている由美がいつまでも気を失っている筈はない
頭側に腰掛けて髪を撫でてやる

…可愛いもんだ
あんまり可愛いからもう一度 可愛がりたくなるなぁ

パッと目の前でタオルケットが広がったかと思うと横のソファーから由美が消えた
背後に気配がある
わざとだろう

あんな事ばかりしてるんですか?

と言うから 振り向かず

求められれば な

と ゆっくり振り返ると裸のまま腰に手を当てて由美が立っている

ふ〜ん じゃあ 不意打ちじゃなくちゃんと愛して貰えますか?

いいとも

立ち上がってそのまま横抱きにすると首に手を回して来たのでお姫様抱っこでキスをした
冷たい身体だった
激しい鍛錬は体幹と敏捷性に優れた筋肉を作ったが必要と認められない肉は削がれて女性らしいプロポーションとは程遠い肉体に仕上げられて行く
ウチに来てからは大分 丸みを帯び出来ているが本人にその気がないのだからコンプレックスでさえない
ソファーに腰掛け 小さな乳房を撫でる
さっきまで散々 飛鳥に弄ばれた乳房だ

う… う ん…

少年の皮を被った少女のような細い身体が熱く柔らかくなる
同性相手の愛撫に慣らされた由美は粘膜感覚より皮膚感覚を好んで長い前戯を楽しむ
梓に少し似て貪欲だ
太腿を開くがそれは内太腿を愛撫して欲しいサインに過ぎない
チラッと肘掛け椅子に拘束して愛撫している図を想像するがいずれ 飛鳥の拘束ビデオを見せて感想を聞いてからにしよう
長い愛撫の後 ソファーに腰掛け脚を開いて俺の頭を押さえて長いクンニを要求した
そうしながらかつてない倒錯した背徳感を感じているらしい由美はそのまま高く呻いて逝ってしまった

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