サマーバケーション3 影使い

本来ならまだまだ外は明るい6時前だが荒れた天気で真っ暗だ
明るい筈のバスルームも灯りがチラチラする気がする

停電したらお風呂も使えないからなぁ

と　誠の髪を洗ってやりながら言った

本当に台風　来ちゃいましたねぇ
姉さん達　大変だ

俺が自分の髪をザックリ洗って流す間に誠はボディシャンプーを泡立てている
相変わらず着痩せして小柄だけど立派なバストだ

何ですか？

と　視線を感じた誠が顔を上げた

いや　素敵なバストだな　と思ってさ

ふふ

と　誠は笑って胸を突き出した

どうぞ
洗って下さい

何だい？それは

と　笑いながら抱き上げて膝の上で誠の泡だらけの身体を撫で回す
メリハリの効いたプロポーションと弾力はあるけど適度に柔らかい乳房だ
ずっしりと重い
尖った乳首を弾いていると顔を上げて唇を求めて来る
直に息を荒くして膝の上で脚を広げて俺の手を股間に導く

…ご主人様　ね？

太腿から手を滑らせて際どい所で手を止める

ああ　いや

俺の手首を誠が掴む
俺はそっとラビアのピアスに触れる
片側に四つ　合わせて八つのボールピアス
あと一つ　クリトリスにも付いている
焦れた誠は太腿で俺の手を挟む
ピアスを掌で撫で上げて中指を誠の中に潜らせる
親指はクリトリスのピアスを捏ねる

ああ　嗚呼　いい…

脚を大きく拡げて　俺の膝の両脇に膝下を投げ出してより快感を得ようと腰を押し出す
背中を俺に預けて両手は力を抜いて垂らしたまま指を味わうようだ

…若気の至りとは言えピアス　悪かったな…おまえにまで

と　呟く
聞かせるつもりは無いが自然に溢れた

…怒りますよ？ご主人様

誠が言う

忘れましたか？私がして欲しいって頼んだの？

ああ…だが美希と一緒になって怜子や遥にピアスをしたのは俺だからな…

それは姉さん達に言って下さい
…違う意味で怒られるかもだけど
嗚呼　もう手を止めないで！
私を気持ち良くして下さい！

俺は泡だらけのままの誠を抱き上げて一緒にバスタブに入った
向き直った誠が激しくキスをして来た時に突然　灯りが消えた

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