ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

メグ4 影使い

本当にゆっくりとお風呂で寛いだメグミさんは短くカットした頭を軽く乾かして洗い晒した前開きのシャツに柔らかいショートパンツを履いて

生き返ったぁ

と 戻って来た

ホイ

と ご主人様がグラスを渡す
飲んだメグミさんは

あ 何?これ
酸味が美味しい!

今日 差し入れに持って来たハーブティーのストレートを冷やしたんだ
美味いだろ?
まあ スィーツとホットに蜂蜜を入れた奴も合うから食べろ

私もお相伴に預かり 流行りのスィーツの話やなにやをワイワイと話しているうちに

あ〜 気分が解れたら眠くなっちゃった

寝たらどうだ?
梓も居るし 織田に対する義理だては大丈夫だぞ?

う〜ん 旦那の義理なんて考えてないんだけど…
その子もあと1時間ちょっとは上手くすると寝てくれるんだけど いいかな?

いい いい な 梓?

あ はい

あ 違って…
ちょっとマッサージ お願い出来ないかなぁ

おいおい

よく眠れたんだよね〜
あの頃も調教の後 血行戻してもらうと…

ご主人様はきな臭そうに顔を顰めたけど私が

やって上げて下さい
怜子さんと織田さんにはちゃんと証言しますから

と言うとご主人様は手真似で寝転ぶようにメグミさんに身振りした
ベビーベッドの横のベッドにドサって身体を投げわ出したメグミさんの首筋にご主人様が指を入れる

あ あん… あ そこ

…わざとだろ?
わざとだな?

あはは いいじゃない
少しくらい
でも まだ出産後ひと月じゃ身体も戻らないし 骨盤だって開いたままだし色々 辛くて…

分かった
俺に出来る範囲でケアしておく

あ そこ!
バストが半端じゃなく重くて…

いちいち 言わないでいい!

ご主人様は首筋から始めて肩 肩甲骨 脇から背筋と下がり腰に掛かる頃にはメグミさんはスースーと寝息をたてていた
ご主人様は構わず脹脛 太腿 足裏まで結構 際どい格好をメグミさんに取らせながら仕上げた
ご主人様がメグミさんにタオルを掛かるのど同時に赤ちゃんなフニャフニャと顔を顰めた



と私があやそうか悩む隙に さっと抱き上げておくるみに指を差し入れて

ウンチじゃないな

と言って結構強くポンポンと赤ちゃんを叩きながらあやし寝かしつけた

さ これで暫くお母さんと寝てくれ

…意外!

何が?

マッサージもですけど ご主人様 赤ちゃんあやすの 上手!
ご兄弟はお姉さんだけですよね?何処で…

あ〜 田舎の旧家なんて地縁血縁で爺さん婆さんが他所の子も一緒くたに預かるんだよ
だから家の子は誰だって子守りの真似ごとから教えられるんだ
だからウチの方じゃ当たり前だけど必須の技術だ

マッサージも?

そんな訳あるか
そっちは姉にしごかれたんだ
それこそ大学に進学するまで
痛くしたら殴られるし とは言え効かなけりゃ嫌味を言われてやり直し!
…まあ 面白くなって色々 研究したけどな

お昼回って織田さんと双葉ちゃんが帰って来た時にはメグミちゃんは赤ちゃん ノゾミちゃんにオッパイをあげていた

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