ちょっとHぃショートショート
ペットロス9 影使い
展示順路に沿って説明して行き 先生は写真を撮りながら質問をしてくる
俺は日本サブカルチャー研究会の沿革を交えつつ今回の展示テーマの現代の"愛の形"に対する認知と偏見をアンケート結果のパネルを見ながら説明する
担当は最初に会場写真と先生とイラストパネルの写真をお座なりに撮り あとはアイドルアニメ班の展示の方で写真を撮っている
で これがここ2年の僕が関わった学祭の資料です
と あまり顧みられていない展示テーブルに置いてあるファイル何冊かを示した
先生はペラペラと最初 眺めていたが緊縛絵図と先輩達がモデルの写真をじっくり見直し 論説レポートに目を通し始めた
あの〜 先生 そろそろ〜
と担当が自分の趣味のように撮っていた写真を撮り終えたのか先生を急かすように寄って来た
しっ
と犬を追うように手を振って暫く読み込んでいたが目を上げて
すみませんがこの資料を借りる事は可能ですかね?
と俺に聞くので
あ はい 展示用に纏めたそれは学祭終了したらお貸しできますが 原資料ならお帰りの時に選んで貰えればお持ち帰り可能です
最近 5年分くらいならテキスト化しましたから送付も出来ますよ?
是非!お願いしたいです
資料棚は帰りに見せて貰えますよね?
はい ご案内します
…じゃあ 応接室の用意も大丈夫だと思うんで案内します
俺は長谷さんにメールして今から案内する事を伝えた
キョロキョロする担当を引き連れて先生と話しながら本部棟の裏口に続くアプローチを歩く
三階庶務フロアの第一応接室を理事長から手を回して貰って借りている
丁度 事務職員とセーラーコスの長谷さんがお茶を持って入る所だった
あ ありがとうございます
あとはこちらでやります
分かりました
ではまた帰られる時に声を掛けて下さいね
と サーバーを渡された
奥のソファーに先生と担当を座らせ 長谷さんが並べた珈琲カップに俺が珈琲を注ぐ
長谷さんと並んで座って
改めまして日本サブカルチャー研究会部長の柳と言います
こちらは副部長の長谷です
小森先生にはおいで頂いて感謝します
と頭を下げた
いや ご丁寧にありがとうございます
LOVERSの作者の小森です
こっちは担当の木下くん
あの 柳くん 歳は二十…
あ 21歳です
うちは3回生が代々 部長を務めます
あ〜 もっと大人びて見えたから
と チラッと木下と言う担当を見る
木下くん 録音 開始しないでいいの?
と先生に言われて慌ててセットを始める
見計らって先生が話し始める
最初に企画書を頂いて見せて貰う時に驚いたんだ
大学祭に僕の作品を取り上げるなんて興味本位のエロティシズムの側面だけ強調して見せ物にするのか と思っていて
ところが企画はしっかりしているし 企画内容のメディア的世相論の例として僕の作品を使いたいって言うからデスクと2人でひっくりかえたんだ
あ デスクは僕の前の担当でエロ漫画を描かされて鳴かず飛ばずだった僕と二人三脚でLOVERSを作り上げた人なんだけど まさにLOVERSで言いたかった事を取り上げてくれているからさ
段々 興奮して来る先生に珈琲を勧めて
まあ 僕たちのサブカルチャー研究会もあぶな絵班はなかなか人が入って来ないし偏見もある中で日本文化のサブカルチャーやアンダーカルチャーの変遷を研究して来たサークルですので僕らの代で終わらないように広報 啓蒙を兼ねて先生にお力を借りた次第です
真面目に取り組んでいるのは良く分かったよ
ところで緊縛写真のモデルさんはどう言った…?
ファイルの2年分に関してはサークルの部員のボランティアです
それ以前のものは世間に流布しているセル用の写真を古本店なんかで収集した と言う話です
ああ 昔の温泉地の土産やアングラ雑誌の通販モノかな?
よくご存知ですね
資料にはそう記載が有ります
縛りの方はどうやったのかな?
僕はLOVERSを描く時に緊縛師の方に取材をお願いしたんだけどなかなか受け入れて貰うのに時間が掛かったから…
道理で作中の縛りは基本がしっかりしているんですね
僕は古武道の縄術をやっていましてその中の技術に捕縛術があるんです
だから 縛ってある現物か写真を見れば縛り方は大体 理解出来ます
先生の絵はきちんと描いてあるから今回のように口絵イラストの再現が出来たんです
あ 柳くんは縛りも出来るんだ
と先生が言うと
あ〜
と 突然 つまらなそうな顔をしていた木下が叫んだ
じゃ彼女 縛って貰いましょう!
俺は日本サブカルチャー研究会の沿革を交えつつ今回の展示テーマの現代の"愛の形"に対する認知と偏見をアンケート結果のパネルを見ながら説明する
担当は最初に会場写真と先生とイラストパネルの写真をお座なりに撮り あとはアイドルアニメ班の展示の方で写真を撮っている
で これがここ2年の僕が関わった学祭の資料です
と あまり顧みられていない展示テーブルに置いてあるファイル何冊かを示した
先生はペラペラと最初 眺めていたが緊縛絵図と先輩達がモデルの写真をじっくり見直し 論説レポートに目を通し始めた
あの〜 先生 そろそろ〜
と担当が自分の趣味のように撮っていた写真を撮り終えたのか先生を急かすように寄って来た
しっ
と犬を追うように手を振って暫く読み込んでいたが目を上げて
すみませんがこの資料を借りる事は可能ですかね?
と俺に聞くので
あ はい 展示用に纏めたそれは学祭終了したらお貸しできますが 原資料ならお帰りの時に選んで貰えればお持ち帰り可能です
最近 5年分くらいならテキスト化しましたから送付も出来ますよ?
是非!お願いしたいです
資料棚は帰りに見せて貰えますよね?
はい ご案内します
…じゃあ 応接室の用意も大丈夫だと思うんで案内します
俺は長谷さんにメールして今から案内する事を伝えた
キョロキョロする担当を引き連れて先生と話しながら本部棟の裏口に続くアプローチを歩く
三階庶務フロアの第一応接室を理事長から手を回して貰って借りている
丁度 事務職員とセーラーコスの長谷さんがお茶を持って入る所だった
あ ありがとうございます
あとはこちらでやります
分かりました
ではまた帰られる時に声を掛けて下さいね
と サーバーを渡された
奥のソファーに先生と担当を座らせ 長谷さんが並べた珈琲カップに俺が珈琲を注ぐ
長谷さんと並んで座って
改めまして日本サブカルチャー研究会部長の柳と言います
こちらは副部長の長谷です
小森先生にはおいで頂いて感謝します
と頭を下げた
いや ご丁寧にありがとうございます
LOVERSの作者の小森です
こっちは担当の木下くん
あの 柳くん 歳は二十…
あ 21歳です
うちは3回生が代々 部長を務めます
あ〜 もっと大人びて見えたから
と チラッと木下と言う担当を見る
木下くん 録音 開始しないでいいの?
と先生に言われて慌ててセットを始める
見計らって先生が話し始める
最初に企画書を頂いて見せて貰う時に驚いたんだ
大学祭に僕の作品を取り上げるなんて興味本位のエロティシズムの側面だけ強調して見せ物にするのか と思っていて
ところが企画はしっかりしているし 企画内容のメディア的世相論の例として僕の作品を使いたいって言うからデスクと2人でひっくりかえたんだ
あ デスクは僕の前の担当でエロ漫画を描かされて鳴かず飛ばずだった僕と二人三脚でLOVERSを作り上げた人なんだけど まさにLOVERSで言いたかった事を取り上げてくれているからさ
段々 興奮して来る先生に珈琲を勧めて
まあ 僕たちのサブカルチャー研究会もあぶな絵班はなかなか人が入って来ないし偏見もある中で日本文化のサブカルチャーやアンダーカルチャーの変遷を研究して来たサークルですので僕らの代で終わらないように広報 啓蒙を兼ねて先生にお力を借りた次第です
真面目に取り組んでいるのは良く分かったよ
ところで緊縛写真のモデルさんはどう言った…?
ファイルの2年分に関してはサークルの部員のボランティアです
それ以前のものは世間に流布しているセル用の写真を古本店なんかで収集した と言う話です
ああ 昔の温泉地の土産やアングラ雑誌の通販モノかな?
よくご存知ですね
資料にはそう記載が有ります
縛りの方はどうやったのかな?
僕はLOVERSを描く時に緊縛師の方に取材をお願いしたんだけどなかなか受け入れて貰うのに時間が掛かったから…
道理で作中の縛りは基本がしっかりしているんですね
僕は古武道の縄術をやっていましてその中の技術に捕縛術があるんです
だから 縛ってある現物か写真を見れば縛り方は大体 理解出来ます
先生の絵はきちんと描いてあるから今回のように口絵イラストの再現が出来たんです
あ 柳くんは縛りも出来るんだ
と先生が言うと
あ〜
と 突然 つまらなそうな顔をしていた木下が叫んだ
じゃ彼女 縛って貰いましょう!
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