ちょっとHぃショートショート
ふたり道草 影使い
あ あ 先輩!
助けて!
と 岡がしがみついて来る
なんだ!おまえ
俺が助けて欲しいわ!
いいから 早く!来て下さい!
大変なんですから!
取り敢えず 手を離せ!何故 俺と手を繋ぐんだ!
だって逃げるから
連れて行かれたのは少人数で使える多目的室
で?中に何がある?
だって先輩が縛るなら碧でって…
俺は自分の額に手を当てて
…おい 当然 合意の上だろうな?そうだよな?
事後承諾でもいいかなって…
事態は把握した!
おまえはここで待機!
他人を入れるな!
でも…
わ か っ た な⁈
俺は 最悪を覚悟してドアを素早く開け閉めして中に入った
幸い 碧と言う子は着衣のままだった
しかし手足を纏めて縛られて暴れたせいで横倒しとなり乱暴にされた猿轡は外れかかっていた
こうなれば勢いで被せて行くしかない
大声は出せないので精々 緊迫感のある声を腹から出す
どうしました!
大丈夫ですか!
今 助けますから!
身体を楽にして下さい!
まず 口のを取りますね?
と 碧さんの猿轡を外した
大丈夫ですか?
落ち着いて大きく息を吸って下さい
ゆっくり 大きく
と 声を上げる間を与えず畳み掛ける
今から手足の紐を解きます
いいですか?
触りますけど動かないで
縄でもロープでも無い "紐"だった
そのせいで手首は赤く跡が付いている
はい 次は足ですよ
大丈夫ですか?
はい 動かして下さい
動きますか?
…はい
もうここからはアドリブで圧倒!
では 警察と消防を手配します
訳はそれから
え?あの あの
スマホをスピーカーにして実際に警察に掛ける
"はい 県警です どうしましたか?落ち着いてお名前とご住所を…"
待って待って 違うんです
俺は通話を切って
え?何ですか?
と聞き返していると着信
"こちら 県警です 先程 通報頂いた方ですね どうしましたか?"
すみません 間違えて発信してしまいました わたしは柳 陽司 と言います
"…これからは気をつけて操作 お願いします"
はい すみませんでした
気をつけます
…ええ と どう言う事でしょう?
あの ボーイフレンドとここで自習していたら 彼が突然 手を縛って来て騒いだら口に…
それから手足を縛って出て行ってしまって
やはり 通報した方が良く無いですか?
犯罪ですよね?
あ〜 酷いです 先輩〜
と 岡が乱入して来た
きゃっ! っと碧さんが俺の背中に隠れる
何が先輩だ!犯罪者が!
自首しろ!馬鹿者が!
だって だって…
だって じゃ無い!
…碧さんですね?歩けますか?
頷いたので
兎に角 ここを出ましょう
地下カフェで良ければ行きましょう
先に2人で歩き 岡には勝手について来させる
碧さんを席につかせ 隣に座ろうとした岡は碧さんの前に座らせて俺が碧さんと並んで座る
で 先ずは言う事があるだろう
と 岡を睨む
え あ 先輩 ありがとうございました
違う!碧さんに あ や ま れ!
え?だって先輩が…
分かった 通報する
スマホを出し操作する
さっき 実際通報したところを知っているので慌てて岡は謝った
ごめん 碧 急に縛って
碧さん 俺からも謝る
このリアルとファンタジーの識別機能の壊れたポンコツに女性は自分の都合のいいオモチャじゃないと理解させて無かった
俺は法学部4回生の柳
コイツのサークルの先輩です
この度は馬鹿が迷惑を掛けました
訴えるなら俺が証人になるから どうぞ
せんぱ〜い!
あの 柳さんって伝説のサブカルの柳さんですか?
伝説? か どうかは知らないけど日本サブカルチャー研究会の柳で間違いないです
コイツもサブカルですから
え?岡くん サークル入ってないって
だって碧 最初のデートで伝説の柳先輩なんて言うから…
ちょっと待って下さいね?
まず その伝説とやらを説明して貰えますか?
え?知りません?何代か前にサブカルに居たイケメン繩師の先輩が学祭で100人の女の子を縛って見せたって
今でも運がいい子は紙に願いを書いて名前と母印を押したら会えるって
待て待て 待って
なんか間違ってるし盛ってあるし 酷いな
第一 俺はまだ在学してて妖精にはなってないし
学祭2日でコスプレ希望者に着物を着付けして縛ったのは80人足らずだし
凄〜い!
だから 先輩の事 碧に言うの嫌だったんだ〜!
煩い!挙げ句に性犯罪者か!
相手に縛られる意思が有り 自分になら縛られていいと言う合意が有って初めて成立するのが緊縛だ
おまえ 相手はおまえの欲望を満たすオモチャじゃない!
ええ ︎そんな事して逃げられたら元も子もないじゃ無いですかぁ
だ か ら おまえの考えは犯罪者のそれだ!
分かった 碧さんが訴えないなら俺が善意の第三者として通報する!
あはははは
と 碧さんが大笑いしてしまう
柳先輩 もういいです
岡くん もう2度としないでね?いい?
岡が返事をせずにモゴモゴ言っているので
岡!
と 怒鳴りつける
分かりました!もうしません!ごめんなさい!
あ〜 面白い
でも 先輩 願いを書く紙は?
そんな神社の絵馬みたいなシステムは無いよ
たまに緊縛を体験したいって言う子が俺に所に辿り着くとどんか風に縛られたいのか 聞いてちゃんと自分の意思でコレコレの行為を契約の上で行います って合意文書を作って署名捺印するんだ
確実にその子だと証明できるように母印を押してね
あ 必ず記載をしてあるのは "セックスはしません"って事だな
何故?ですか?
雰囲気に流されて興奮したまま おねだりしても 後で後悔するからね
あ〜 先輩 誠実!
わたし 先輩に縛って貰おうかなぁ
ほら〜 だから!先輩〜!
これだけ騒いでも周りが気にしないのが地下カフェだ
助けて!
と 岡がしがみついて来る
なんだ!おまえ
俺が助けて欲しいわ!
いいから 早く!来て下さい!
大変なんですから!
取り敢えず 手を離せ!何故 俺と手を繋ぐんだ!
だって逃げるから
連れて行かれたのは少人数で使える多目的室
で?中に何がある?
だって先輩が縛るなら碧でって…
俺は自分の額に手を当てて
…おい 当然 合意の上だろうな?そうだよな?
事後承諾でもいいかなって…
事態は把握した!
おまえはここで待機!
他人を入れるな!
でも…
わ か っ た な⁈
俺は 最悪を覚悟してドアを素早く開け閉めして中に入った
幸い 碧と言う子は着衣のままだった
しかし手足を纏めて縛られて暴れたせいで横倒しとなり乱暴にされた猿轡は外れかかっていた
こうなれば勢いで被せて行くしかない
大声は出せないので精々 緊迫感のある声を腹から出す
どうしました!
大丈夫ですか!
今 助けますから!
身体を楽にして下さい!
まず 口のを取りますね?
と 碧さんの猿轡を外した
大丈夫ですか?
落ち着いて大きく息を吸って下さい
ゆっくり 大きく
と 声を上げる間を与えず畳み掛ける
今から手足の紐を解きます
いいですか?
触りますけど動かないで
縄でもロープでも無い "紐"だった
そのせいで手首は赤く跡が付いている
はい 次は足ですよ
大丈夫ですか?
はい 動かして下さい
動きますか?
…はい
もうここからはアドリブで圧倒!
では 警察と消防を手配します
訳はそれから
え?あの あの
スマホをスピーカーにして実際に警察に掛ける
"はい 県警です どうしましたか?落ち着いてお名前とご住所を…"
待って待って 違うんです
俺は通話を切って
え?何ですか?
と聞き返していると着信
"こちら 県警です 先程 通報頂いた方ですね どうしましたか?"
すみません 間違えて発信してしまいました わたしは柳 陽司 と言います
"…これからは気をつけて操作 お願いします"
はい すみませんでした
気をつけます
…ええ と どう言う事でしょう?
あの ボーイフレンドとここで自習していたら 彼が突然 手を縛って来て騒いだら口に…
それから手足を縛って出て行ってしまって
やはり 通報した方が良く無いですか?
犯罪ですよね?
あ〜 酷いです 先輩〜
と 岡が乱入して来た
きゃっ! っと碧さんが俺の背中に隠れる
何が先輩だ!犯罪者が!
自首しろ!馬鹿者が!
だって だって…
だって じゃ無い!
…碧さんですね?歩けますか?
頷いたので
兎に角 ここを出ましょう
地下カフェで良ければ行きましょう
先に2人で歩き 岡には勝手について来させる
碧さんを席につかせ 隣に座ろうとした岡は碧さんの前に座らせて俺が碧さんと並んで座る
で 先ずは言う事があるだろう
と 岡を睨む
え あ 先輩 ありがとうございました
違う!碧さんに あ や ま れ!
え?だって先輩が…
分かった 通報する
スマホを出し操作する
さっき 実際通報したところを知っているので慌てて岡は謝った
ごめん 碧 急に縛って
碧さん 俺からも謝る
このリアルとファンタジーの識別機能の壊れたポンコツに女性は自分の都合のいいオモチャじゃないと理解させて無かった
俺は法学部4回生の柳
コイツのサークルの先輩です
この度は馬鹿が迷惑を掛けました
訴えるなら俺が証人になるから どうぞ
せんぱ〜い!
あの 柳さんって伝説のサブカルの柳さんですか?
伝説? か どうかは知らないけど日本サブカルチャー研究会の柳で間違いないです
コイツもサブカルですから
え?岡くん サークル入ってないって
だって碧 最初のデートで伝説の柳先輩なんて言うから…
ちょっと待って下さいね?
まず その伝説とやらを説明して貰えますか?
え?知りません?何代か前にサブカルに居たイケメン繩師の先輩が学祭で100人の女の子を縛って見せたって
今でも運がいい子は紙に願いを書いて名前と母印を押したら会えるって
待て待て 待って
なんか間違ってるし盛ってあるし 酷いな
第一 俺はまだ在学してて妖精にはなってないし
学祭2日でコスプレ希望者に着物を着付けして縛ったのは80人足らずだし
凄〜い!
だから 先輩の事 碧に言うの嫌だったんだ〜!
煩い!挙げ句に性犯罪者か!
相手に縛られる意思が有り 自分になら縛られていいと言う合意が有って初めて成立するのが緊縛だ
おまえ 相手はおまえの欲望を満たすオモチャじゃない!
ええ ︎そんな事して逃げられたら元も子もないじゃ無いですかぁ
だ か ら おまえの考えは犯罪者のそれだ!
分かった 碧さんが訴えないなら俺が善意の第三者として通報する!
あはははは
と 碧さんが大笑いしてしまう
柳先輩 もういいです
岡くん もう2度としないでね?いい?
岡が返事をせずにモゴモゴ言っているので
岡!
と 怒鳴りつける
分かりました!もうしません!ごめんなさい!
あ〜 面白い
でも 先輩 願いを書く紙は?
そんな神社の絵馬みたいなシステムは無いよ
たまに緊縛を体験したいって言う子が俺に所に辿り着くとどんか風に縛られたいのか 聞いてちゃんと自分の意思でコレコレの行為を契約の上で行います って合意文書を作って署名捺印するんだ
確実にその子だと証明できるように母印を押してね
あ 必ず記載をしてあるのは "セックスはしません"って事だな
何故?ですか?
雰囲気に流されて興奮したまま おねだりしても 後で後悔するからね
あ〜 先輩 誠実!
わたし 先輩に縛って貰おうかなぁ
ほら〜 だから!先輩〜!
これだけ騒いでも周りが気にしないのが地下カフェだ
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