ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

ファミ6

世間はクリスマスムードでいっぱいだ
郊外の商業施設に買い出しに行く
イベントスペースに大きなクリスマスツリーが飾ってある

しおり

何?

写真を撮ろうか?

いいよ 何処で?

クリスマスツリーの前

ホント?嬉しい!

高校生カップルを呼び止めてスマホを渡して撮って貰う

ありがとう!

と お礼を言う

"すっごい 美人!"
 "男の人 凄いイケメンだったよ"と潜め切れて居ない声が聞こえてきた

嬉しい 転送してね?
でも ヌードなわたしは撮らないよね?
なんで?

と聞くので

当たり前です
しおりは俺のペットであの可愛い声を上げているのは俺だけのものだから間違ってもひと目に触れるようなモノは残せません
まあ 自分で責任の取れるような社会的基盤が出来たら一生 傍で飼ってペットも写真もデータも自分のモノにするけどね

少しの間 2人は無口になって淋しい目でお互いを見た
それから声高に買い物リストを復唱して買い出しに回りタクシーに荷物を積んで部屋に帰った
荷物の片付けもそこそこにお互いの着ているものを剥ぎ取り お互いを貪りあった
しおりの乳房に歯形が残るほど 強く噛んだ
しおりは俺の首を強く吸った
一頻り お互いを奪い合い 荒い息が落ち着くと服を着て 何も無かったように食事をしてお風呂に入り一つの布団で抱き合って寝た

次の日からお互いを満たし合った
与え合った
しおりは身動きの出来ない様々な形に手足を縛られて白い裸を俺に捧げた
乳房を突き出し 或いは白いお尻を高く上げ 柔らかな太腿をいっぱいに開き俺を受け入れ まだ見た事のない快感の高みへと俺の悦びと一緒に登りつめて行った
俺はしおりの甘い舌を吸い 喘ぎ声を塞いで柔らかい胸を揉み 秘所の熱い襞が俺を離さないよう絡みつく快感を楽しんだ
いつが昼かいつが夜か分からないまま愛し合い 満たし合う
縄尻を固定する場所がないこの部屋で出来る縛りの形はし尽くし 体位の組み合わせを試し尽くした頃に大晦日を迎えた
どちらとも無く笑い出し 縛ったままのしおりを抱いて笑った
お風呂に入り間に合わせの食事を済ませて眠りこけ 起きた時には元旦の昼は過ぎていた
腹ペコの2人はまた笑って窓を開け 空気を入れ替えて部屋を掃除して整えた
久しぶりに服を着て食事をした

おめでとうございます
今年もお願いします

と頭を下げると しおりはキョトンとした顔を笑顔に変えてから

宜しくお願いします

と 手を突いて言った

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