ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

ティータイム24 影使い

どう?そんなに冷たくは無いでしょ?

と わたしを抱いた柳くんが聞く

柳くんはわたしを抱き上げて海の沖の方に歩いていく
もう抱かれているわたしの背中やお尻は波に濡れている

うん 大丈夫
歩いて暑くなってたから気持ちいいよ

かずはは泳げるの?

あんまり
だから 離さないでよ?

柳くんがニヤッと笑ったのでしがみついた

だから ふざけないでよ
ホント 怖いから

しがみついてくれたんで 丁度良いか

と ホントに手を離してしまった

え?駄目だって 柳くん

もう柳くんの胸元の深さまで来ているからわたしの身体は頼りなく浮かぶ

ねえ?

柳くんは黙ってわたしの太腿を引き寄せラッシュガードの下に手を入れた
ビキニの紐が引っ張られてお尻周りの圧迫が消えて柳くんが脚からパンツを抜き取った

あん!もう!

首に掛けたわたしの腕を外して腰を支えた柳くんがキスをした
わたしは柳くんの肩に手を置いて浮いている
柳くんの手がわたしのアソコに触れてくる
柳くんがわたしのアソコを剃ってからずっと手入れしている
おねだりして剃って貰う事もある
後 何回かなぁ
と 淋しい気持ちが浮かんで来るのを押し込める
優しい指がわたしを触る
柳くんや猫たちのせいではっきり分かるくらいクリトリスは大きくなった
下腹部からプクッと膨れたそれを柳くんの掌が転がす
猫たち 元気かなぁ と関係ない風景を思い出し熱くなる
太腿で柳くんの手を挟む

ねえ?して

と 柳くんの耳に囁く

太腿を広げられてお尻を掴まれ もう硬くなった柳くんがわたしの中に入ってくる
わたしは脚を柳くんの腰に絡めて締める
柳くんはトントン と弾むように歩いてそのまま立ち泳ぎを始める
もう わたしの足は立たない
でも わたしの身体も命も柳くんのモノ
わたしはキスをねだる
あ そうだ 来るな
と 思ったら2人は海中にいる
瞼に明るい光を感じる
息が続く限りキスを続ける
頭を海面に出して 2人して荒い息をしてから大笑いする
ひとつひとつ 思い出が積み上がる
わたしの中で今までで1番 大きくなった柳くんを今では自分の思うように動くようになったわたしが締め付ける
立ち泳ぎのリズムがわたしを揺らす
またキスをし て唇を外して柳くんの首を抱いたわたしは囁く

ねえ 約束の日が過ぎても友達で居てくれる?
知らない顔 しないでくれる?
覚えてて くれる?

あのさ 忘れる訳ないし こんなに深い仲になったかずはに知らん顔する筈ないだろう
ただ 猫は飼うな
猫はダメ!

駄目?

駄目だ!

わたし達は笑い合った

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