ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

ティータイム21 影使い

斉木 帰ったの?

目隠しを取る柳くんに聞いた

気がつくと思ってたよ
いけなかったかい?

ううん ありがとう
斉木が言ってくれるまで黙ってるよ

ふふ 良い女になったね かずは

惚れた?

うん

嘘ばっかり
ねえ このまま抱いて?

さっきまで斉木の指を感じていた所に柳くんが押し入って来る
わたしは柳くんに溺れて溢れる
お昼前まで縛られたまま犯され続けて午後からはリードを繋がれてレッグウォーマーをつけ濡れ縁に引き出されて柱にリードを結ばれた
影を求めて移動する
猫たちと場所を取り合う
見かねた柳くんが座敷にわたしを移してくれる
日が移り濡れ縁が影になる
納屋から籐椅子を出して来た柳くんはチクチクしないように薄い掛け布団で籐椅子を覆ってからわたしを座らせた
大きく背中が凭れられる籐椅子の左右の肘置きに脚を広げて置かれる
左右の足首のベルトに左右の手首の金具が繋がれ 脚は戻せない
調教を受け続けて大きくなったクリトリスに最初に乳首に付けていた鈴の付いたクリップを留められる
身を捩るとチリンと鳴る
首輪の金具に細い紐が通されてそれぞれの先に乳首を結ばれて乳首が上を向くほど引かれて繋がれる
わたしが身を捩ると乳首が引かれてチリンと鈴が鳴る
柳くんがたわわなわたしの乳房の重さを確かめるように持ち上げて離す
痛みを予想して乳首が硬くなる
クリトリスが硬くなる
チリンと鳴る
乳房が揺れる
日が傾いて薄暗くなる
猫たちがわたしの上で丸くなる
柳くんがキューブを3箇所に置くまでは
チリチリと鈴の音が鳴り続け 身を捩るわたしは乳房を揺らす
溶けたバターを求めて猫が太腿からお尻の割れ目まで舌を伸ばす
少し欠けた月に照らされてわたしは喘いでいた
少し欠けた月はわたしの姿だった
満たされた後から溢し続けるわたしの姿だった
灯りを点けないまま 夜は更けていき闇に溶けてわたしは鈴の音だけを残して消えてしまう

コメント

コメントを書く

「その他」の人気作品

書籍化作品