ティータイム19 影使い

何で裸なんだ？その首輪は？

と　夕方　遅くに起きた斉木が開口一番　わたしに言った

何で　ってそう言うプレイだから
ずっとだよ？
もう　ブラなんか違和感しかないもの
無理

作務衣を着た柳くんにそのまま　食ってかかる

柳　おまえ　樋口に何をさせてる！

うん？彼女の望み事ならなんでも
3ヶ月だけの契約だからもう後　2ヶ月ないんだ

樋口の望む事？

うん　縛ったり焦らしたりじゃ嫌だって言うからさ

織田くんにも言ったんだけど織田くんはくれなくて…

何を？

わたしはそのまま柳くんの膝に跨ってキスをした

樋口…

む〜ん　こら　かずは
斉木には刺激が強い
斉木はかずはを心配してるんだから
まずは安心して貰うのが先だろ
斉木　泊まりの用意　あるんだろ？
じゃ　2人で先に風呂を済ませて来いよ
夕飯の支度をその間にしておくから

と　柳くんが言うので

斉木　柳くんの料理　美味しいよ？

と　毒気を抜かれた顔の斉木を引っ張ってお風呂に行った

広いお風呂で裸は当たり前
ゆっくりすると斉木も酔いが抜けて大人しくなる

なあ　樋口　おまえ　ホントに？

あの　斉木　わたし　柳くんが好きなんだ
でも　柳くんはわたしの特別になってはくれないの
だから　特別な思い出を作って貰ってる
大体　最初に柳くん　紹介してくれたの　斉木じゃ無い

まあ　そうだけど…

それに　さ
学内じゃ　柳くん　セックス禁止　だったじゃない？だから　色々　プレイしてもお道具使って昂っても満たされなくてさ

樋口　男嫌いだったじゃないか

あれは身体目当てでガッついてる犬みたいな男
柳くんはそうじゃ無くて安心してたんだけど　途中から悔しくて…

悔しい？

だって　わたしは好きで待ってるのにしてくれないんだよ？
悔しいじゃ無い
斉木こそ　どうだったの？
柳くんに縛られて？

わたしは…なんだかんだ言っても柳も男だから女の子を縛ったら　やらせろ　とか写真でも撮って脅すんだろう　とか思ってさ
いざとなったら警察に行って懲らしめてやる　と思ってたんだけど　ホントに覚書　交わした事だけしかしないし　写真を撮らせたら化けの皮が剥がれるか　と思って撮らせてみたらポラしか撮らないで原本　渡してくるから　まあ　そんな奴も居るんだなって納得したんだ
でも　樋口が消えて柳の事も誰も知らなくて　やっぱりアイツもただの男だったんだって　頭に血が上って　さ…

ありがとう　心配してくれて
でも　わたしは大丈夫
今　幸せ　3ヶ月経ったら泣くかも知れないけど　その時は慰めて？

ホントにいいのか？
最後まで分かってて…

だって　柳くん　思った通り優しいんだもん
多分　織田くんもそう
柳くんが好きなんだ
わたし　残酷な事をしちゃったかも知れない…

何　した？

柳くんと織田くんに抱いて欲しいって言った
そしたら　柳くんが織田くんに付き合えって
わたしに恥をかかせるなって

そう…なんだ

うん　結局　織田くんは抱いてくれなかったけど後ろから柳くんが挿れてくれて織田くんをわたしが咥えたんだ
でも　全然　織田くん興奮してなかったから　織田くんきっとゲイだよ
柳くんがわたしごと織田くんを突いてから織田くん　おっきくなったもん

おい！おまえ　道具みたいにされてるぞ！

やっぱり？　まあ　いいや　織田くんにお詫び代わりで

斉木は笑った
わたしも笑った

外から柳くんが料理が冷めるぞ！と叫んだ