ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

ティータイム12 影使い

ウエストに回されて股間を通された縄はお尻の間から剃毛されたアソコを締め付けて歩く度にクリトリスを刺激した
柳くんの指定はいつもミニスカートでわたしは階段でヒヤヒヤする
ローションを塗られていた縄はわたしのモノと混ざってヌルヌルと縄を滑らせる

樋口さん しゃがんでみて

駄目よ 見えちゃう!

ふ〜ん

と 柳くんはわたしの脇に手を入れて持ち上げた

あ やめて 柳くん
見えちゃうって

階段の踊り場でわたしは焦って脚をバタバタさせた
幾ら 学生の少ない管理棟の西階段とは言え 人は居る

柳くん 幾ら人が少ないって言ってもいつ人が来るか分からない…

あ 違うよ ひと気が少ないからこの棟は防犯カメラの死角が無いんだ
でも これなら恋人同士が戯れてるだけにしか見えない
カメラは下からは煽ってないからね?
分かった?
分かったら下ろすから屈んで?

と 柳くんはわたしを下ろして踊り場から階段を何段か降りた
わたしは力の抜けた膝で屈み込んだ
柳くんの視線が丁度 わたしの腰の辺りにある

樋口さん 脚を開いて
ゆっくり
脚をゆっくり 開いて

呪文に掛けられたようにわたしは脚を開いて 濡れた股間を晒した

ああ 柳くんが見てる…
この間 織田くんにもキスしてる所 見られて…
ああ 凄い感じたの

織田に見られて感じたのか?樋口さん
今度は俺が見てるソコ 見て貰おうか?
それとも 触って貰う?

今日から乳首のクリップに付けられた小さな鈴がチリチリ鳴って柳くんに返事をした

それからも何回か服の下を縛られてキャンパスを歩いた
2人一緒の時も1人の時もあり 斉木さんのようにギッシリと縛られた時もあった

ある日も全裸になって乳房の上下に縄を通されて脇下と胸の真ん中を絞って縛られ 乳房は鞠のようにパンパンに張った
前開きのシャツと上着 ミニスカートでノーパンでキャンパスを腕を組んで歩いた
地下カフェのいつもの席に座って脚を開いて内太腿を柳くんに触られていると織田くんが入って来たのと目が合った

柳くん 織田くん来たよ?

じゃ 見て貰おうか?

うん

お〜い 織田
こっちで一緒 しようぜ

と 柳くんは織田くんを呼んだ
織田くんは薄々 わたしたちがやってる事に勘づいている様子で席に着くまでにウェイトレスに注文を通して席に着いた

また やってるのか?柳

ああ 今日は樋口さんのリクエストで ね

わたしは柳くんに身体を預けて凭れたまま ウェイトレスが注文した品を置いて行ったのを確認したように柳くんはわたしのシャツの前を開いて縛られた乳房を織田くんに見せた

おい おまえ さすがにそれは樋口さんに…

と 織田くんは声を潜めて柳くんに言ったけど柳くんは普通の声で

いや 彼女の希望でな
おまえなら いいって
と言うか おまえに触って欲しいんだと

おまえ 声!

いや 織田みたいにヒソヒソ声の方が注意を引くんだよ?
さあ!

柳くんはわたしの肩を抱いて身体を織田くんの方へ押し出した
織田くんはおずおずと指でわたしの乳首に触れた
わたしは願いが叶って熱い吐息を吐いた
身体を背もたれに戻されて柳くんはわたしの片膝を椅子の上に立てさせて下腹部を織田くんに晒した
織田くんからは丸見えだった筈だ

分かった 柳
もういいから 樋口さんを元に戻せ

柳くんは笑ってわたしの脚を戻して上着の前も留めてくれた

な?コイツは常識的で理性的な奴だろ?

織田さんて 女の子に興味は無いんですか?

と わたしは拗ねたように織田くんに聞いた
織田くんは相当 困ったんだろう
言葉に詰まったまま黙っていた

樋口さんは織田を好きなんだよな?

と 柳くんが言う

もう!好きって言うか いいなぁ って見てただけなの
織田さん 格好いいのに付き合ってる子 見た事ないし

ああ…

ふふふ

と 笑う柳くん

な?女の子は怖いだろ?俺なんて当て馬だぜ?

もう!そんな事ないよ
柳くんもいいな って思ってたの!
そしたら斉木さんが秘密だよって教えてくれたから じゃあ わたしもって…
柳くんも 思ってたのと違ったし

そう?斉木もそう言ってた筈だけど?

でも実際 女の子の裸とか触ってたらいやらしい事とかするんじゃ無いの?
柳くん わたしを興奮させるだけで何もしないし

そうは言っても そう言う契約だしな

もう!
じゃあ 今日で最後にする!
その前に わたしと ね?

学内じゃダメだぞ?
ファッションホテルなら…

行く!
織田くんも来て!

…悪い 織田 付き合え
と 柳くんは織田くんを誘ってくれた

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