ちょっとHぃショートショート

双樹\u3000一

ティータイム10 影使い

他人の事には無関心な客が多いと評判の地下カフェはバイトのウェイトレスも中々 客にきづかない
アイスコーヒーを頼んで本題に柳くんが入った

…と言う 俺の趣味嗜好を満たす為に逆の欲求を持ってる女の子と覚書を交わして不必要な事をしないでお互いが満足するプレイ内容を明文化しておくんだ
で 特にセックスしないって書いて貰うのは どうしてもプレイで気持ちが昂ると最後までしてしまいたいって女の子がいるんだけど 結局 後で好きでも無い俺とセックスした事を後悔する事になるから予め 本人に書いて貰う事にしてる

ホントに柳くんは縛った女の子に変な気持ちにならないの?

いや 変な気持ちって言うのがセックスなら そっちには気が行かないな
せっかく 俺の指で気持ち良くても逃げられない女の子がそこに居るのに自分が気持ち良くなるだけって違うからね

…じゃ この1番のプレイから教えて

斉木はもうすっかり体験して分かったからいい って言うのでわたしだけ 覚書を作った
何回も内容は確認して納得して母印を押した

ポラロイドの斉木の姿が頭に残ってのぼせたようだった
でも 最初に柳くんが指示したのは日時と場所を指定して前開きのシャツと上着 スカートを着用して下着を付けないで来るように言っただけだった
スースーする頼り無い感じで待っていると時間通りに柳くんが来た

やあ 指示通りかな?

うん 付けてない
スースーするわ

じゃ 行こか
この時間 サークル棟のクラブハウスは誰も居ないんだ

思ったより整理されて綺麗なクラブハウスで資料棚にはギッシリとファイルが詰まっていた

ごめん ドア 鍵掛けるけど 他人が入って来ないようにする為だから

と 柳くんは鍵を掛けて

そこ 座って
荷物もそこに置いてくれたらいいから
着替えでしょ?

わたしが頷くと 柳くんがわたしのシャツのボタンを長い指で手早く外して前を開いた
わたしの裸のバストが柳くんに見られている!

思った通り 綺麗な肌だね 樋口さん

柳くんの声に乳首がツンッと尖った

いい?ちょっと最初 痛いかもだけど

と 小さなクリップをわたしの乳首に挟んだ
挟む力の弱いクリップらしいけど柳くんの指が摘んでいるように感じて鼓動が早くなった
両方の乳首にクリップが付いて柳くんは手早くシャツのボタンを留めた

樋口さん 少し前に座ってくれる?

柳くんに言われるまま 椅子に浅く座り直している間に柳くんはわたしの足から靴を脱がして

あ 言ったように素足だね ありがとう

と ベージュのパンティのように見える下着をわたしに履かせた
強く締め付ける感触はラバーのようだった

樋口さん
このまま 立ってくれる?ちょっと冷たいかも?

わたしが立つと同時に下腹部に予め説明されていたローションが塗られてわたしのアソコに振動している小さいローターかヌルっと挿れれてラバーのパンティが上げらてピッタリと下腹部を覆った
わたしの薄い陰毛が透けて見える
スカートを下ろされてもフルフルとわたしの中で震えるものが乳首を硬くさせる

どう?樋口さん?

柳くんの問いに答えようとする前にクラブハウスのドアがガチャガチャ鳴り 外から

誰?居るんでしょ?
鍵 持って行ったんなら開けておきなさいよ!
早く 開けて!

と 女性の声にわたしは飛び上がった

柳くんは

ヤバい奴が来た!

と言うが早いか わたしに赤いショートのヘアピースを被せ  顔が半分隠れる程のサングラスを掛けて腰から抱き抱えるようにわたしを立たせて

荷物は 後で!

と言うとわたしを急かせてドアを開けると

あ 柳! 新しいペットなら あたしにも貸しなさいよ!

と言う声を置き去りに途中までわたしをお姫様抱っこして走った

人が多いキャンパスのベンチに座って柳くんは荒い息をした

わたしは快感で夢心地になりながら 柳くんに

あの綺麗な女の子は誰だったの?

と聞いた

あ 顔 見た?じゃ覚えておいて
あれは高瀬美希 悪魔だ
君は顔 見られて無いから大丈夫だけど近寄らないように
異性同性に寄らずあの顔と口で騙して性奴隷のオモチャにするのが趣味って言う女だ
今までに3人犠牲になって自主退学して 中の1人はまだアイツに飼われているんじゃないかな?

嘘でしょ?

いや 残念ながらホント
後で斉木に聞いてご覧
高瀬美希って
危なかったよ 用意して置いて良かった

あの…柳くん わたし もう もう

と 段々 落ち着いて快感の昂りを堪え切れなくなっている自分を訴えた
周りは人が行き交って知っている顔も1人2人じゃない

うん?あ じゃ じっくり堪能出来るように地下カフェ 行こうか
アソコなら多少 声が出ても大丈夫

わたしは柳くんの腕にぶら下がるように歩いた

柳 また違う子か?

と 声が聞こえてわたしはビクッと身体を震わせた

お 織田か
おまえ 講義はないのか?

休講だってさ 後は六講時まで無いんだよ

じゃ お茶でも行くか

いいのか?デートじゃ?

デートと言えばデートだけど まぁな

あ おまえ また サークル活…

ストップ! じゃ 地下のカフェな

織田くん!織田くんなの!

わたしは快感と恥ずかしさで気が気で無くなった
しかも わたしが今 何をされているかも織田くんは知ってるみたい!

地下カフェの席に座るとまた快感が全身を撫で回し始めた

また 悪い事 やってる訳だ?

と 織田くんの声

わたしは珈琲にも手をつけず柳にしがみつく

いや 俺のサークル活動の噂 って言うか体験した友達に紹介されて自分も体験したいって言うからさっきまでサークル棟で体験して貰ってたんだ

そうなのか?で まだ一緒に居るのは?

ああ 途中で高瀬美希が入って来たんで逃げて来たんだ
初心者でもアイツはお構い無しだからな
で 結果的に初心者に刺激の強い事になってしまって な

…いや 聞かないよ
だいたい 想像がついた

うん ま そんな感じだ

あ あ 柳くん わたし もう…

済まないな もう暫く楽しんでて

ああ もう!

わたしは快感に促されるまま 柳くんの唇を奪って自分の快感を駆け上って行った

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