ちょっとHぃショートショート
マーメイド5 影使い
怜子たちの誤解は解けたのか日常が戻って来た
俺は言動に気をつけねば と改めて思った
ペットたちに気を遣わせるのでは本末転倒だ
とは言え誠なんかには助けて貰ってばかりだけれど
呼びました?
と 誠が執務室に顔を覗かせて聞く
いや だけどいいタイミングだ
珈琲 頼む そっちも仕事 手を止められるなら一緒にどうだ?
結局 カウチに全員 揃って珈琲ブレイクになった
この間からなんか皆んな様子が変だったんですけど どうかしたんですか?
と ストレートに誠が ぶっ込んで来る
う〜ん まあ なんでもないんだが 俺が梓や村井なんかのアートな才能を羨んで愚痴ったのを怜子に聞かれて 俺が弱ってるんじゃないかと思われて気を遣われたんだよ
え〜 ご主人様でもそんな事 あるんだ
才能だなんて…ご主人様には助けて貰ってばかりなのに
社長がそんな 他人の才能を羨むなんて信じられないですけど…
いや ま ちょっとボヤいただけなんだが…
おまえら 俺の事を買いかぶりすぎ
ま でも 誠や梓と出会う迄はあまり他人の事には気を遣わなかったのは事実だな
どうしてですか?
とは 梓だ
うん?俺はまあ 独りで生きていくつもりならどうしたって生きていける自信があったから あまり他人を意識した事は無かったんだよ
学生時代なんか特にな
でもな 猫を飼いだしてからは責任があるから無責任な事は出来ない
しっかり責任の果たせるだけの裏付けがいるからな
そうするとやはり他人を意識せざるを得ないんだな これが
社長 猫 飼ってるんですか?
ああ 愛猫家だぞ?
え?いいなあ 何匹ですか?
んん〜 今は六匹だな
わあ 写真 見せて貰えませんか?
ウチの子はカメラ嫌いでな 撮れたためしが無い
あ〜 残念
誠と梓はニヤリとした
ま そんな訳で自分独りで生きて行くのをやめて社会生活を営む事にした訳
社長っていつからキトゥンズテイルス 立ち上げたんですか?
あ〜 あれは自然発生的なんだなぁ
結婚して誠や誠の姉 梓と一緒に事務所のホームページのアイコンとしてウェディングドレス姿を撮影するプロジェクトチームを大学のOBやなんかで作ったのがキッカケだったな
今 その辺の資料をアーカイブにする為に梓が中心に動いて貰ってるんだ
もう結構 やってますよね ウェディング企画
と 誠
あ そうだ もうそろそろウェディングプロジェクト動くんだっけ
今回から一期 3人抜けるからかなめ 頼むぞ?
はい なんか私でいいのかって 自分の分をいつもじっと見てしまうんですが…
自分じゃないみたいに綺麗だろう?
でも 怜子さんたちが抜けて私が入ってるのは…
いや 抜けたいって言うのを無理言って引き延ばしてたからもういいだろうって事でな
ところで、尻もちつかなくなった太極拳はダンスの方に影響 出た?
あ はい 今までとはバランスが変わったって言うか体重移動が安定して動きを誤魔化さないで踊れるって言うか…
理音さんと試しに0.8倍速で音楽掛けてやってみたんですが ちゃんと踊れるんです!
そりゃ凄い
かなめは身体つきも変わって来たよね
と 梓がかなめのウェストを突く
そう!ダイエットじゃなくてしっかり筋肉量増やして締めてる感じ
わぁ 言わないで下さい!体重は前より増えてるんです!
でもサイズダウンしてるよね?
…はい
ほら!
と ハモった
また 撮らせてよね?かなめ
え?
理音ちゃんにも頼むつもりだけど 黒バックに後ろから強い光 当ててハードな奴 撮りたいの!
お願い!
え え いいですけど…
じゃ 決まり!全身オイルで光らせてヌードで ね
ええ〜 ︎
はいはい さあ 仕事だ 休憩お終い!
かなめ モデルは受けろ
俺も見たい
ええ ︎社長?
俺は悪い顔で笑って3人を追い出した
ま そんな所か
俺の才能?そんな分野を探してまでアーティストになりたい訳じゃないし 俺とペットたちとの関係に関する理解はお互いに深まったようだし この件はもうこれまでとしよう
やるべき事は山積みだけど岡は出来る男となったし まあ 一族の変な力も役に立った訳だ
誠たちにやりたい事をやれって言ってる訳だからサポートばかりじゃ無くて見本も見せなきゃな
梓がデジタル化してくれた報告書のフォーマットの最後の項目を埋めて 梓のパソコンへ転送した
さて と
俺は言動に気をつけねば と改めて思った
ペットたちに気を遣わせるのでは本末転倒だ
とは言え誠なんかには助けて貰ってばかりだけれど
呼びました?
と 誠が執務室に顔を覗かせて聞く
いや だけどいいタイミングだ
珈琲 頼む そっちも仕事 手を止められるなら一緒にどうだ?
結局 カウチに全員 揃って珈琲ブレイクになった
この間からなんか皆んな様子が変だったんですけど どうかしたんですか?
と ストレートに誠が ぶっ込んで来る
う〜ん まあ なんでもないんだが 俺が梓や村井なんかのアートな才能を羨んで愚痴ったのを怜子に聞かれて 俺が弱ってるんじゃないかと思われて気を遣われたんだよ
え〜 ご主人様でもそんな事 あるんだ
才能だなんて…ご主人様には助けて貰ってばかりなのに
社長がそんな 他人の才能を羨むなんて信じられないですけど…
いや ま ちょっとボヤいただけなんだが…
おまえら 俺の事を買いかぶりすぎ
ま でも 誠や梓と出会う迄はあまり他人の事には気を遣わなかったのは事実だな
どうしてですか?
とは 梓だ
うん?俺はまあ 独りで生きていくつもりならどうしたって生きていける自信があったから あまり他人を意識した事は無かったんだよ
学生時代なんか特にな
でもな 猫を飼いだしてからは責任があるから無責任な事は出来ない
しっかり責任の果たせるだけの裏付けがいるからな
そうするとやはり他人を意識せざるを得ないんだな これが
社長 猫 飼ってるんですか?
ああ 愛猫家だぞ?
え?いいなあ 何匹ですか?
んん〜 今は六匹だな
わあ 写真 見せて貰えませんか?
ウチの子はカメラ嫌いでな 撮れたためしが無い
あ〜 残念
誠と梓はニヤリとした
ま そんな訳で自分独りで生きて行くのをやめて社会生活を営む事にした訳
社長っていつからキトゥンズテイルス 立ち上げたんですか?
あ〜 あれは自然発生的なんだなぁ
結婚して誠や誠の姉 梓と一緒に事務所のホームページのアイコンとしてウェディングドレス姿を撮影するプロジェクトチームを大学のOBやなんかで作ったのがキッカケだったな
今 その辺の資料をアーカイブにする為に梓が中心に動いて貰ってるんだ
もう結構 やってますよね ウェディング企画
と 誠
あ そうだ もうそろそろウェディングプロジェクト動くんだっけ
今回から一期 3人抜けるからかなめ 頼むぞ?
はい なんか私でいいのかって 自分の分をいつもじっと見てしまうんですが…
自分じゃないみたいに綺麗だろう?
でも 怜子さんたちが抜けて私が入ってるのは…
いや 抜けたいって言うのを無理言って引き延ばしてたからもういいだろうって事でな
ところで、尻もちつかなくなった太極拳はダンスの方に影響 出た?
あ はい 今までとはバランスが変わったって言うか体重移動が安定して動きを誤魔化さないで踊れるって言うか…
理音さんと試しに0.8倍速で音楽掛けてやってみたんですが ちゃんと踊れるんです!
そりゃ凄い
かなめは身体つきも変わって来たよね
と 梓がかなめのウェストを突く
そう!ダイエットじゃなくてしっかり筋肉量増やして締めてる感じ
わぁ 言わないで下さい!体重は前より増えてるんです!
でもサイズダウンしてるよね?
…はい
ほら!
と ハモった
また 撮らせてよね?かなめ
え?
理音ちゃんにも頼むつもりだけど 黒バックに後ろから強い光 当ててハードな奴 撮りたいの!
お願い!
え え いいですけど…
じゃ 決まり!全身オイルで光らせてヌードで ね
ええ〜 ︎
はいはい さあ 仕事だ 休憩お終い!
かなめ モデルは受けろ
俺も見たい
ええ ︎社長?
俺は悪い顔で笑って3人を追い出した
ま そんな所か
俺の才能?そんな分野を探してまでアーティストになりたい訳じゃないし 俺とペットたちとの関係に関する理解はお互いに深まったようだし この件はもうこれまでとしよう
やるべき事は山積みだけど岡は出来る男となったし まあ 一族の変な力も役に立った訳だ
誠たちにやりたい事をやれって言ってる訳だからサポートばかりじゃ無くて見本も見せなきゃな
梓がデジタル化してくれた報告書のフォーマットの最後の項目を埋めて 梓のパソコンへ転送した
さて と
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