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ジャンルごちゃ混ぜ小説詰め合わせ 3

笹椰かな

既存の歌詞を創作物に使いたい時は、その歌詞が勝手に使っていいものなのかをちゃんと調べた方がいい

 これは数年前の話だ。
 私は某投稿サイトで、とある歌の歌詞を無断転載している作品を見つけた。
 私はその歌のファンではなかったし、投稿者に対して何の恨みもなかったが、利用規約に反していると判断したので運営に通報した。
 すると翌日になってから、運営より「通報を受けた作品に対して、しかるべき対応をした」という旨の返信が届いた。
 サイトにアクセスしてみると、運営によってなのか、運営から注意を促された作者が自ら行動したのかは定かではないが、該当作品は削除されていた。

 歌詞の無断転載。これについてを法律に明るくない私が解説した場合、誤った情報を載せかねないので自重しておく。
 気になった人は「歌詞 転載」「小説 歌詞」などのワードで検索するといい。詳しい情報が得られるだろう。

 既存の歌詞を創作物に転載する場合、著作権などの法律上の問題と絡んで、JASRACという団体に歌詞の使用料を支払わなければいけない場合もあるので、創作する側は慎重になるべきなのだ。

「歌詞と言っても、一部しか使わないから大丈夫」
「作詞者名を載せるから大丈夫」
「ひらがなで表記するから大丈夫」
 などと、自己完結してはいけない。
 巷で売っているコミックスだって登場人物が少しだけ歌詞を口ずさんでいるコマが描かれたページの端っこに、JASRACの許諾番号が掲載されているのだから(例外もあるが、大体は載っている)。
 小説、イラスト、漫画、その他の創作物で歌詞を使用したいと考えている人は、上記の点について留意して頂けたら嬉しく思う。

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