独活の大木①

　名前　秀人　鬼宮
　種族　人種　人
　Lv１

　ジョブ　真鍛冶師　Lv100

　武器
　右　アルティメットハンマー　　　　　【至高品質】[器極][SP極][運極][知極]
　左　アルティメットトング　　　　　　【至高品質】[器極][SP極][運極][知極]

　防具　
　頭　アルティメットクラフター帽　　　【至高品質】[器極][SP極][運極][知極]
　手　アルティメットクラフターグローブ【至高品質】[器極][SP極][運極][知極]
　体　アルティメットクラフターシャツ　【至高品質】[器極][SP極][運極][知極]
　脚　アルティメットクラフターパンツ　【至高品質】[器極][SP極][運極][知極]
　足　アルティメットクラフターブーツ　【至高品質】[器極][SP極][運極][知極]



　HP　　　_509
　SP　　　9999
　AP　　　_100
　MP　 　　___0 
　攻撃力 _203
　魔力　 　___0 
　防御　　_506 
　魔防　 　___0
　攻撃速度___2

　装備重量___7　 

　筋力　 　__2　　　  　　　　 
　知力　　999　　　
　体力　　 __3　　　
　守　　 　 __6　　　
　精神　　 __6　　 
　器用　　999　　　
　素早さ　 __2
　運　　 　999　　



　 


　ソウル
　勇気　優しさ　努力　 
　コンボ発生　MP0

　天性ネイチャー　 
　究極アルティメット生産クラフター【L】 
　？ 
　？ 
　 
　アビリティ　 
　究極刀匠　
　究極変換

　？ 
　？ 

　？ 
　？ 


　特殊特典スキル　 
　分身アバター　

　魔法　無し
　戦闘スキル　無し
　生産スキル
【アイテムボックス】【究極鑑定】【ハンマーストライク】【アイアンメニューファクトリング】【クリティカルヒット】【アーマーフォージング】【ブレードスミス】【フレイムブレード】【ウェポンスミス】【アイテムリペア】【ハードニング】【ファイア】【アーマーコンストラクション】【レザーワーキング】【プレートアーマーメニューファクトリング】【スケールメイルメニューファクトリング】【メタルプロセッシング】【デコレーションテクノロジー】【アーマーリペア】【アーマーデザイン】【タンニン】【メタルワーキング】【ジュエリーメイキング】【オーナメントクラフト】【キャスティング】【メタルプロセシング】【ウッドワーキング】【キャビネットメイキング】【ファニチャークラフト】【カーペントリー】【ティンバープロセシング】【ポーションブルーイング】【エンチャントクラフト】【アルケミー】【ハーバリズム】【ケミカルシンセシス】【ポイソンメイキング】【トランスモーテイション】【エレメンタルマジック】【ディスティレーション】【サブリメーション】【エクストラクション】【プリフィケーション】【ティンクチャー】【セウィング】【エンブロイダリー】【テイローリング】【スティッチング】【パターン】【カッティング】………………
　
　特殊性能
　オーラ 
　圧 
　覆 


　ギルドの受付では緑髪のセミロングに眼鏡をかけた瘦せ型の女性が頭を抱えている。

「うーん。何度やっても同じですね。申し訳ありませんが、鑑定書類を出す鑑定機が故障しております。いろいろと有り得ないので、私では対応出来かねます。ギルドマスターとお話をしてくるのでしばらくお待ち下さい。装備って戦闘職のものはございますか？ なければ素手とインナーなどでもう一度測りなおしたいので、お手洗いでお着がえ下さい。」

　受付嬢のアーニャは鑑定機から出て来た紙を確認する度に「間違いです。もう一度お願いします。」などと言い、やり直し続けていた。秀人はうんざりしながらトイレで学生服に着替えて戻る。

　秀人がトイレから戻ると一緒にいたユノが質問をした。

「そういえば、秀人さん、外国では学生さんだったんですか？　出逢った時、着替える前の衣装は制服に見えました。」

　転移後の秀人の服装は学生服だった。ユノの外見も制服姿。ピンク髪のロングヘア―で秀人と同じ１５才の美少女。秀人がクラフター装備に変える前に着ていたブレザーは、異世界でも制服として認識されていた。

「うん。学校に通ってました。」

「それなら、こちらでも楽しみですね。秀人さんと同じクラスになれると良いなー。お友達はいっぱいいたんですか？」

「友達は１人しかいません。俺は虐いじめられていたので。」

ユノは秀人の言葉に悲しそうに表情を曇らせる。でもそれは、秀人の過去を思い浮かべたからだけではない。

「……そうですか。変な事を聞いてすみません。ですが、実は私もなんです。さっきは店主さんがいたので、言いませんでしたがユノ　シエスタの後にユートピアが付きます。それで、兄や姉に虐いじめられています。」

「え？　ユートピアって、この国の事なんじゃ？　ひょっとして王女様ですか？」

　王位継承の問題。秀人のいた現実世界でも歴史では、継承争いも存在していた。ユートピア王国の文明は、地球だとだいぶ遅れている。実際にそれがあってもおかしくはない。

「はい。私は1年前に継承権を剥奪はくだつされた力無き王女です。」

「大変そうですね。なぜ虐められているんですか？」
　
「はい。私の母が昔は平民だった為に、嫡子の兄姉からクラスで虐いじめられています。今回、母が真貴族の陰謀いんぼうで、冤罪えんざいになり２週間後に極刑が決まっていました。父上にミスリルの武器を献上して、恩赦おんしゃを願い出るつもりだったのです。」

「なるほど。それでミスリル武器が使える人を探していたのですね。ミスリルは貴重なんですか？」
　
「もちろん貴重です。現在、世界が不安に包まれている為、尚更レア度の高い武器は貴重です。」

　秀人は自分のやった行動が正しかったのだと安心した。

「武器を作った甲斐かいがありました。それで世界の不安ってなんですか？」

「原因はたくさんありますよ。代表的なのは北と南の魔王軍です。神託しんたくの勇者様がそれぞれの地で対応するらしいのですが、現在は魔王を倒すレベルに達していません。後は戦争への不安や天界への不満などでしょうか……。」

　もしかすると、その中に女神が言っていたお願いが含まれているかもしれない。そう思った秀人だったが、会話途中でギルドの受付が戻って来た。


「――お待たせ致しました。ギルドマスターが出て来るまで、装備無しの鑑定をしましょうか。」


　アーニャの申し出により、秀人はもう一度装備無しで鑑定を受ける事になる。

　名前　秀人　鬼宮
　種族　人種　人
　Lv１

　クラス　格闘家

　武器　　　
　右　　無　
　左　　無

　防具　
　頭　　無
　手　　無
　体　　無
　脚　　無
　足　　無



　HP　　　 ___9
　SP　　　 ___4
　AP　　　_100
　MP　　　 ___0
　攻撃力　___3
　魔力　　 ___0
　防御　　 ___6  
　魔防　　 ___0
　攻撃速度___2　 

　装備重量___0

　筋力　　___2　　　  　　　　 
　知力　　___4　　　
　体力　　___3　　　
　守　　 　___6　　　
　精神　　___6　　 
　器用　　___3　　　
　素早さ　___2　　  
　運　　   ___1



　アーニャは鑑定結果を見てまた項垂れていた。どう考えても鑑定機の故障だとしか思えなかった。ユノはアーニャの反応について理解している。

「いや。おかしいでしょ。全ての基礎値が高すぎます。その割にMPが0なのも有り得ない。もう一度鑑定しましょう。」



　理解した上でユノは思うのだ。秀人の才能を鑑定機などで測れるわけがない、と。
　
　

◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇　◇ 　

※ここからは後書きです。興味の無い場合は読み飛ばして下さい。

装備無しの場合の子供
職業　クラス平民　貴族　王　など　（国民は10才の誕生日に１度だけ無料で転職神殿が利用出来る。）


ガイアのステータス レベル　一般平均　　　　　　　

ステータス

HP　　　     3　　　　　 　　　
SP 　　  　　2　　　　  　 　
AP      項目無し　　　　     　
MP   　　　　2　　　　　  　　
攻撃力 　    1　　　　 　　　 
魔力    　   1　　　　  　　
防御   　    1　　　　　　　 
魔防         1　
攻撃速度　　 1　　　　　  　 


筋力　　    　1　　　　　　  　　　  　　　　 
知力　　    　1　　　　　　 　　　
体力　　    　1　　　　　　 　　　　
守　　    　　1　　　　　　 　　　　　
精神　　      1　　　　　 　　　　 
器用　　    　1　　　　　　 　　　　　
素早さ　    　1　　　　　　 　　　　  
運　　　    　1　　　　　　 　　

筋力以下の基礎値は上の戦闘値を計算する上での基礎になる。特にLv１時ステータス基礎値は、レベル上昇時には、それがそのまま加算される。レベルが上がってからは初期基礎値を上げる事は出来ないが、Lv１からLv２になるまでの経験値は少なく、平民や貴族などの職業だと何をしてもレベルが先に上がってしまう。




半月ハーフムーン
クラスLv25　ジョブLv50
クラスレベルとジョブレベルの中で、半分のレベルに達したものは装備武器を変えるだけでいつでも転職が出来る。（農民を除く）他にもいくつかの特典がある。