42歳 主婦 旦那様に片思い中【佳作受賞作品】
デート
ある日の夕食。
「あ、お母さん、今度の土曜日、亜子と買い物行ってもいい?」
苑が言った。
「いいけど、何買うの?」
私が尋ねると、
「穂花の誕生日プレゼント」
と苑は答える。
うん、それならいいか。
「そう。気をつけてね」
私がそう答える。
すると、純ちゃんが、
「苑、買い物って、何時ぐらいまで?」
と聞いた。
「んー、10時に行って、ついでに遊んで来るから、5時くらいかな?」
苑は、コロッケを頬張りながら答える。
「じゃあ、お父さん、お母さんとデートして来ていい?」
は?  純ちゃん!?
「ああ、いいよ~。
鍵持って出るから、別に気にしないで行って来れば?」
苑は、まるで興味なさそうに答える。
「あ、お母さん、今度の土曜日、亜子と買い物行ってもいい?」
苑が言った。
「いいけど、何買うの?」
私が尋ねると、
「穂花の誕生日プレゼント」
と苑は答える。
うん、それならいいか。
「そう。気をつけてね」
私がそう答える。
すると、純ちゃんが、
「苑、買い物って、何時ぐらいまで?」
と聞いた。
「んー、10時に行って、ついでに遊んで来るから、5時くらいかな?」
苑は、コロッケを頬張りながら答える。
「じゃあ、お父さん、お母さんとデートして来ていい?」
は?  純ちゃん!?
「ああ、いいよ~。
鍵持って出るから、別に気にしないで行って来れば?」
苑は、まるで興味なさそうに答える。
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