私と彼のラブメモリアル

葉月櫂斗

学園祭-5

そして学園祭当日。
私たちのクラスは喫茶店で女の子はメイド服で男子は執事服の格好をしている。




「いらっしゃいませー」
「悠奈!これ、Aテーブルにお願い!」
「わかった!いらっしゃいませ!お待たせしました」



うちのクラスの喫茶店は思った以上に繁盛していた。
皆忙しく動き回っていた。



「はぁ、何でうちのクラス忙しいの?」
「気づいてないの?」
「え?」



隣にいた優里が聞いてきた。
気づいてないって何がだろう?



「皆……じゃないかもしれないけど、ほとんどは悠奈が目当てだよ?」
「はぁ!?私!?」



優里てば、そんなわけないでしょ!?
絶対間違ってるてばっ。
ん?
優里何でため息?



「悠奈は相変わらず気づかないんだね。まぁそれも悠奈らしいけど」
「なんか馬鹿にしてない?」
「してないよ?」



その割には顔が笑ってるけどなー。

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