私と彼のラブメモリアル
入学式-7
俺は悠奈ちゃんの手を引きながらある場所に向かった。
そこは花火を見るにはいい場所で人もあまりいないから、話すのにいい場所でもあるしね。
「ここから見るのが、一番綺麗なんだよ」
「そうなんですね」
俺がそう話している間に、花火が打ちあがる。
「うわぁあー!綺麗ですね!」
悠奈ちゃんは花火を見上げながらそう言う。
俺は思わず悠奈ちゃんを抱き締める。
「!!ゆ、結城さん!離して下さい!」
「嫌だ」
「嫌って……」
悠奈ちゃんは俺が抱きしめると困った顔をしてた。
「俺は悠奈ちゃんの名前を新入生名簿で見て君が入学してくるの楽しみにしてた。けれど何故か悠奈ちゃんは避けてるよね?」
「避けてなんか……!」
「いーや。避けてるよ?俺嫌われたかな?」
「き、嫌ってなんかいません!!」
悠奈ちゃんはそう言うけど、あきらかに避けてる。
「じゃあ、何?」
「っごめんなさい!!今は話せません!」
悠奈ちゃんはそう言うと走り去っていく。
「何か理由があるなら俺に話してよ、悠奈ちゃん……。俺はキミの力になれないのかい?」
こうして夏休みは終わった。
そこは花火を見るにはいい場所で人もあまりいないから、話すのにいい場所でもあるしね。
「ここから見るのが、一番綺麗なんだよ」
「そうなんですね」
俺がそう話している間に、花火が打ちあがる。
「うわぁあー!綺麗ですね!」
悠奈ちゃんは花火を見上げながらそう言う。
俺は思わず悠奈ちゃんを抱き締める。
「!!ゆ、結城さん!離して下さい!」
「嫌だ」
「嫌って……」
悠奈ちゃんは俺が抱きしめると困った顔をしてた。
「俺は悠奈ちゃんの名前を新入生名簿で見て君が入学してくるの楽しみにしてた。けれど何故か悠奈ちゃんは避けてるよね?」
「避けてなんか……!」
「いーや。避けてるよ?俺嫌われたかな?」
「き、嫌ってなんかいません!!」
悠奈ちゃんはそう言うけど、あきらかに避けてる。
「じゃあ、何?」
「っごめんなさい!!今は話せません!」
悠奈ちゃんはそう言うと走り去っていく。
「何か理由があるなら俺に話してよ、悠奈ちゃん……。俺はキミの力になれないのかい?」
こうして夏休みは終わった。
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