【絶対攻略不可?】~隣の席のクール系美少女を好きになったらなぜか『魔王』を倒すことになった件。でも本当に攻略するのは君の方だったようです。~
73. 試練
73. 試練
咲夜さんの機嫌が直ったのでよかったと安心している。胸の大きさとかで怒るなんでやっぱり咲夜さんは普通の女の子だと改めて思った。
そして今リビングでテレビを見ている。ふと横を見ると2組の布団……つまりオレ達は一緒に寝ることになるわけだ。
「…………」
「どうしたの?」
「えっ!?いや、なんでもない」
そう言ってオレは慌てて顔を背けた。そんなオレの様子を見て咲夜さんはクスッと笑みを零す。
ヤバいなぁ……。今日も咲夜さんがお風呂から出てきたときから思ってたけど本当に色気が半端じゃない。それに今日のパジャマ姿は特に凄いと思う。
咲夜さんはノースリーブタイプのワンピースを着ていた。肩が見えていてそこから伸びる白くて綺麗な腕に思わず見惚れてしまう。
胸元も開いていて谷間が見えるし何より細いウエストラインが強調されている。スカート丈も短く太腿がチラチラ見えていて目のやり場に困ってしまう。正直言って滅茶苦茶エロかった。
「もうそろそろ寝る?」
「そっそだね……」
……大天使スカーレット=ナイト様。オレの理性が負けないように力を貸してください。とか心の中で思っていると、オレのスマホが鳴る。相手は茜だった。
「……出ないの颯太君?スマホ鳴ってるけど?茜ちゃんから電話じゃないのかしら?」
あれ?なんか怒ってる?もう通信魔法具、通信じゃなくてスマホ、電話って言ってるし……。そうか……これは試練なんだな、オレが咲夜さんを攻略するための試練。オレは仕方なく電話に出ることにする。
「もしもし?」
《あっあたし。城山茜だけど》
「ああ。どうかしたか?」
《柊さんから来週のプールの件聞いてる?》
「ああ。それならさっき聞いたよ」
会話をしながら横にいる咲夜さんを見るとジト目でこっちを見ていた。その視線に耐えられず目を逸らす。すると今度は頬っぺたが膨らんでいるように見えた。
《なんかゴメンね。彼女誘っちゃって。悪いことしちゃったかな?って思って電話しちゃったんだ。あたし気になると我慢出来なくて》
「いや、いいんだよ別に。気にしないでくれ。話しはそれだけか?」
《あーうん。実はねもう1つあって、プールに行く日の翌日は柊さんの誕生日でしょ?だからプレゼント選び手伝って欲しいなって思って。一応あたしも自分で考えてみたんだけどどれもパッとしなくて……柊さんのイメージに合うものが分からなくって》
……すまん茜。盛大にネタバレをしてしまった。それを聞いた咲夜さんは少し嬉しそうにしながら空気を読んだのかリビングから離れて自分の部屋に戻っていく。なんか……可愛い。
そのあとは茜と咲夜さんの誕生日プレゼントについて話あって電話を切る。そして咲夜さんを部屋に呼びに行くと『やっぱり茜ちゃんは優秀なナイトよね!頼りになるわ!』と言ってすごく嬉しそうにしていたのだった。本当に咲夜さんは可愛いな。
咲夜さんの機嫌が直ったのでよかったと安心している。胸の大きさとかで怒るなんでやっぱり咲夜さんは普通の女の子だと改めて思った。
そして今リビングでテレビを見ている。ふと横を見ると2組の布団……つまりオレ達は一緒に寝ることになるわけだ。
「…………」
「どうしたの?」
「えっ!?いや、なんでもない」
そう言ってオレは慌てて顔を背けた。そんなオレの様子を見て咲夜さんはクスッと笑みを零す。
ヤバいなぁ……。今日も咲夜さんがお風呂から出てきたときから思ってたけど本当に色気が半端じゃない。それに今日のパジャマ姿は特に凄いと思う。
咲夜さんはノースリーブタイプのワンピースを着ていた。肩が見えていてそこから伸びる白くて綺麗な腕に思わず見惚れてしまう。
胸元も開いていて谷間が見えるし何より細いウエストラインが強調されている。スカート丈も短く太腿がチラチラ見えていて目のやり場に困ってしまう。正直言って滅茶苦茶エロかった。
「もうそろそろ寝る?」
「そっそだね……」
……大天使スカーレット=ナイト様。オレの理性が負けないように力を貸してください。とか心の中で思っていると、オレのスマホが鳴る。相手は茜だった。
「……出ないの颯太君?スマホ鳴ってるけど?茜ちゃんから電話じゃないのかしら?」
あれ?なんか怒ってる?もう通信魔法具、通信じゃなくてスマホ、電話って言ってるし……。そうか……これは試練なんだな、オレが咲夜さんを攻略するための試練。オレは仕方なく電話に出ることにする。
「もしもし?」
《あっあたし。城山茜だけど》
「ああ。どうかしたか?」
《柊さんから来週のプールの件聞いてる?》
「ああ。それならさっき聞いたよ」
会話をしながら横にいる咲夜さんを見るとジト目でこっちを見ていた。その視線に耐えられず目を逸らす。すると今度は頬っぺたが膨らんでいるように見えた。
《なんかゴメンね。彼女誘っちゃって。悪いことしちゃったかな?って思って電話しちゃったんだ。あたし気になると我慢出来なくて》
「いや、いいんだよ別に。気にしないでくれ。話しはそれだけか?」
《あーうん。実はねもう1つあって、プールに行く日の翌日は柊さんの誕生日でしょ?だからプレゼント選び手伝って欲しいなって思って。一応あたしも自分で考えてみたんだけどどれもパッとしなくて……柊さんのイメージに合うものが分からなくって》
……すまん茜。盛大にネタバレをしてしまった。それを聞いた咲夜さんは少し嬉しそうにしながら空気を読んだのかリビングから離れて自分の部屋に戻っていく。なんか……可愛い。
そのあとは茜と咲夜さんの誕生日プレゼントについて話あって電話を切る。そして咲夜さんを部屋に呼びに行くと『やっぱり茜ちゃんは優秀なナイトよね!頼りになるわ!』と言ってすごく嬉しそうにしていたのだった。本当に咲夜さんは可愛いな。
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