【究極の押し掛けラブコメ】後輩ちゃんは先輩と付き合ってます!!?
112. もういっぱいに
112. もういっぱいに
冬休みも残り5日。なんだかんだ冬休みは忙しいよな。夏帆とはあまり出掛けてないしな……そんなことを考えていると夏帆がオレに話してくる。
「ねぇ先輩……怒らないでくださいね?」
「は?なんだよいきなり?」
「私……明日から三日間また実家に帰らせていただきます!」
「そうなのか。気をつけてな」
「えぇ~!なんか冷たくないですかぁ!?もっとこう……寂しいとか、行かないでくれとか……」
「ないだろ。何かあったら連絡もできるし、ずっと会えないわけじゃないんだから。」
「むぅ~……」
頬を膨らませて不満げな表情を浮かべる夏帆。……別に本気で拗ねてるって訳じゃなさそうだが、何をそんなにムキになっているのやら……。まあ、オレだって少しくらいは寂しく思う気持ちはあるけどさ。
「先輩、浮気しないでくださいよ?私が居なくて寂しくなって他の女とイチャイチャしたらダメですからね?」
「彼女がいるのにするかバカ」
「いやーん。彼女って!私のことですよね!?」
「は?そうだろ?」
「はぁ……感慨深いですね。あんなに否定されていたことも懐かしいです!」
うぜぇ……やめろよその顔。なんなんだコイツは……。本当に面倒臭い後輩だな全く。
「でも安心しました!先輩がちゃんと私のこと想ってくれていて!私は先輩のこと大好きですよ」
「はいはい」
「もうっ!ちゃんと聞いてくださいよぉ!!」
そっか……久しぶりに1人になるんだな。最近、夏帆がいるのが当たり前になっていたから、ちょっとだけ違和感があるかもしれない。オレの中で、もう夏帆がいっぱい埋め尽くされてしまってるんだな……なんてしみじみ思うのだった。
冬休みも残り5日。なんだかんだ冬休みは忙しいよな。夏帆とはあまり出掛けてないしな……そんなことを考えていると夏帆がオレに話してくる。
「ねぇ先輩……怒らないでくださいね?」
「は?なんだよいきなり?」
「私……明日から三日間また実家に帰らせていただきます!」
「そうなのか。気をつけてな」
「えぇ~!なんか冷たくないですかぁ!?もっとこう……寂しいとか、行かないでくれとか……」
「ないだろ。何かあったら連絡もできるし、ずっと会えないわけじゃないんだから。」
「むぅ~……」
頬を膨らませて不満げな表情を浮かべる夏帆。……別に本気で拗ねてるって訳じゃなさそうだが、何をそんなにムキになっているのやら……。まあ、オレだって少しくらいは寂しく思う気持ちはあるけどさ。
「先輩、浮気しないでくださいよ?私が居なくて寂しくなって他の女とイチャイチャしたらダメですからね?」
「彼女がいるのにするかバカ」
「いやーん。彼女って!私のことですよね!?」
「は?そうだろ?」
「はぁ……感慨深いですね。あんなに否定されていたことも懐かしいです!」
うぜぇ……やめろよその顔。なんなんだコイツは……。本当に面倒臭い後輩だな全く。
「でも安心しました!先輩がちゃんと私のこと想ってくれていて!私は先輩のこと大好きですよ」
「はいはい」
「もうっ!ちゃんと聞いてくださいよぉ!!」
そっか……久しぶりに1人になるんだな。最近、夏帆がいるのが当たり前になっていたから、ちょっとだけ違和感があるかもしれない。オレの中で、もう夏帆がいっぱい埋め尽くされてしまってるんだな……なんてしみじみ思うのだった。
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