【究極の押し掛けラブコメ】後輩ちゃんは先輩と付き合ってます!!?
50. 直感がビビっと
50. 直感がビビっと
「はい。先輩飲み物です。大丈夫ですか?」
「ああ……悪いな白石……」
すげぇ格好悪いよなオレ。意地を張ったばかりにジェットコースターで気分悪くなるんだもんな……。情けねぇ……。
「もう。苦手なら苦手って言ってくれれば良かったのに。まぁ彼女の私のためにいいとこ見せたいと言うやつなんでしょうけど。もう!先輩ったら格好つけちゃって!」
『うぜぇ』『彼女じゃねぇだろ』といつもなら言うんだがそんな元気が今のオレにはない。
「少しこのベンチで休みましょうか」
そう言って白石はオレを近くのベンチまで連れて行ってくれた。
「まったくもう。無理しなくていいんですよ?私は先輩と一緒に遊園地を楽しみたいんですから」
「そうだな。すまなかった……」
「ふふっ、素直ですね。でもそういうところも好きですよ?」
「そ、そうなのか……やっぱり変わってんなお前は」
「あー照れてる。可愛いですね~」
「うるせえ。」
「ほら、飲み終わったんなら行きますよ!」
そう言って白石はオレの手を握って走り出した。その手はとても暖かく心地よかった。
あれからどのくらい時間が経っただろうか。オレ達は様々なアトラクションを楽しんだ。そして今は観覧車に乗っている最中だ。
「今日は楽しかったですね。先輩」
「ああ、そうだな」
「また来ましょうね」
「気が向いたらな」
窓から見える景色はとても綺麗だった。空には夕日が輝いている。とても幻想的な光景だ。そして白石はオレの顔を見て話し始める。
「ねぇ先輩。先輩はどう思ってるか分かりませんけど、私は先輩のこと本当に好きなんですよ?」
「お前まだそれ言うのか?」
「はい。言いますよ。だって本当のことだから。私は先輩が好きです。」
「なぁ白石。1つ聞いてもいいか?」
「はい。なんでしょうか?」
「なんでオレなんだ?別にモテるわけでもないぞ?本当に平凡だ」
「それは私が決めることです。他の人の意見なんて関係ないです。それに私の直感がビビッときましたから!」
そうオレに告げる白石の顔は夕陽に照らされとても美しく見えた。
「だから……これからもずっと一緒にいて下さいね。先輩!」
「断ってもどうせお前はオレの部屋に来るんだろ?本当に……お前はウザいよな?」
「もう!ウザくないですよ!ひどいな先輩は!」
そのあとはゴンドラが地上へ降りるまでお互い喋らず景色を眺めていたのだった。
「はい。先輩飲み物です。大丈夫ですか?」
「ああ……悪いな白石……」
すげぇ格好悪いよなオレ。意地を張ったばかりにジェットコースターで気分悪くなるんだもんな……。情けねぇ……。
「もう。苦手なら苦手って言ってくれれば良かったのに。まぁ彼女の私のためにいいとこ見せたいと言うやつなんでしょうけど。もう!先輩ったら格好つけちゃって!」
『うぜぇ』『彼女じゃねぇだろ』といつもなら言うんだがそんな元気が今のオレにはない。
「少しこのベンチで休みましょうか」
そう言って白石はオレを近くのベンチまで連れて行ってくれた。
「まったくもう。無理しなくていいんですよ?私は先輩と一緒に遊園地を楽しみたいんですから」
「そうだな。すまなかった……」
「ふふっ、素直ですね。でもそういうところも好きですよ?」
「そ、そうなのか……やっぱり変わってんなお前は」
「あー照れてる。可愛いですね~」
「うるせえ。」
「ほら、飲み終わったんなら行きますよ!」
そう言って白石はオレの手を握って走り出した。その手はとても暖かく心地よかった。
あれからどのくらい時間が経っただろうか。オレ達は様々なアトラクションを楽しんだ。そして今は観覧車に乗っている最中だ。
「今日は楽しかったですね。先輩」
「ああ、そうだな」
「また来ましょうね」
「気が向いたらな」
窓から見える景色はとても綺麗だった。空には夕日が輝いている。とても幻想的な光景だ。そして白石はオレの顔を見て話し始める。
「ねぇ先輩。先輩はどう思ってるか分かりませんけど、私は先輩のこと本当に好きなんですよ?」
「お前まだそれ言うのか?」
「はい。言いますよ。だって本当のことだから。私は先輩が好きです。」
「なぁ白石。1つ聞いてもいいか?」
「はい。なんでしょうか?」
「なんでオレなんだ?別にモテるわけでもないぞ?本当に平凡だ」
「それは私が決めることです。他の人の意見なんて関係ないです。それに私の直感がビビッときましたから!」
そうオレに告げる白石の顔は夕陽に照らされとても美しく見えた。
「だから……これからもずっと一緒にいて下さいね。先輩!」
「断ってもどうせお前はオレの部屋に来るんだろ?本当に……お前はウザいよな?」
「もう!ウザくないですよ!ひどいな先輩は!」
そのあとはゴンドラが地上へ降りるまでお互い喋らず景色を眺めていたのだった。
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