【究極の押し掛けラブコメ】後輩ちゃんは先輩と付き合ってます!!?
39. 策略にハマる
39. 策略にハマる
それからオレと白石はしばらく他のプールを堪能した後、ウォータースライダーに行ってみることにした。
「先輩!ウォータースライダーに行きましょうよ!」
「別に構わないけど、急に元気になったなお前……」
「そりゃそうですよ。ウォータースライダーなら着地地点のプールは足が着きますからね!」
「お前は本当に残念な奴だな」
そしてウォータースライダーに着くと、結構人が並んでいた。これは時間がかかりそうだな……
「あれ~?ねぇ先輩!このウォータースライダー2人用みたいですよ?」
「は?」
「どっちが前……じゃなかった!私のことを後ろから抱き締めるのと、私に抱き締められるのどっちがいいですか先輩?」
いちいち言い方がうぜぇ。それにこいつ……絶対2人用だって気づいてただろ……
「先輩?」
「……乗るのやめる。気に入らない。」
「えぇ!?ちょっちょっと待ってくださいよぉ!」
「うるせぇ!オレはお前の策略にはハマらないぞ!」
「別にいいじゃないですか!私たち付き合って……」
「付き合ってねぇって言ってんだろ!そんな恥ずかしいこと出来るかよ!」
「あっ!ほらほら順番が来ましたよ!私が前で先輩が後ろで!」
「結局そうなんじゃねえかよ!!」
オレは白石を後ろから抱き締める。柔らかい……そしてウォータースライダーを滑っていく。てかなんでこいつはこんなに嬉しそうなんだよ……
「きゃあああ!!すごいです!すごい勢いで落ちていきますよ先輩!」
「おいバカ!あんまり暴れんなって!」
「大丈夫ですよー!」
すると白石はオレの方を向いてきた。
「へへへっ楽しいですね先輩!」
その笑顔を見た時、何故か胸の奥がキュッとなった気がした。
「ふぅ楽しかったぁ!先輩も楽しめましたか?私はドキドキしっぱなしでしたよ!」
「は?なんで?」
「だって好きな人に抱き締められたりしたら誰だってドキドキしますよ!ああ……まだ先輩の感触が私の身体に残って……」
こいつは……本当にいちいち言い方がうぜぇ。でもまぁ白石が楽しんでるから良しとするか。
それからオレと白石はしばらく他のプールを堪能した後、ウォータースライダーに行ってみることにした。
「先輩!ウォータースライダーに行きましょうよ!」
「別に構わないけど、急に元気になったなお前……」
「そりゃそうですよ。ウォータースライダーなら着地地点のプールは足が着きますからね!」
「お前は本当に残念な奴だな」
そしてウォータースライダーに着くと、結構人が並んでいた。これは時間がかかりそうだな……
「あれ~?ねぇ先輩!このウォータースライダー2人用みたいですよ?」
「は?」
「どっちが前……じゃなかった!私のことを後ろから抱き締めるのと、私に抱き締められるのどっちがいいですか先輩?」
いちいち言い方がうぜぇ。それにこいつ……絶対2人用だって気づいてただろ……
「先輩?」
「……乗るのやめる。気に入らない。」
「えぇ!?ちょっちょっと待ってくださいよぉ!」
「うるせぇ!オレはお前の策略にはハマらないぞ!」
「別にいいじゃないですか!私たち付き合って……」
「付き合ってねぇって言ってんだろ!そんな恥ずかしいこと出来るかよ!」
「あっ!ほらほら順番が来ましたよ!私が前で先輩が後ろで!」
「結局そうなんじゃねえかよ!!」
オレは白石を後ろから抱き締める。柔らかい……そしてウォータースライダーを滑っていく。てかなんでこいつはこんなに嬉しそうなんだよ……
「きゃあああ!!すごいです!すごい勢いで落ちていきますよ先輩!」
「おいバカ!あんまり暴れんなって!」
「大丈夫ですよー!」
すると白石はオレの方を向いてきた。
「へへへっ楽しいですね先輩!」
その笑顔を見た時、何故か胸の奥がキュッとなった気がした。
「ふぅ楽しかったぁ!先輩も楽しめましたか?私はドキドキしっぱなしでしたよ!」
「は?なんで?」
「だって好きな人に抱き締められたりしたら誰だってドキドキしますよ!ああ……まだ先輩の感触が私の身体に残って……」
こいつは……本当にいちいち言い方がうぜぇ。でもまぁ白石が楽しんでるから良しとするか。
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