【天下布武!】名前を奪いに来た転校生
411 接続元
「外国、例えばルシア帝国から管理システムに、接続する必要はありますか?」
「わかりません」
必要かと問われ、わからないと答えるのは妥当。
多くの部署があり、大勢の職員が居る。だから、組織全体の未来の予定まで、全てを把握出来るはずがない。
「今現在、ルシア帝国から管理システムに接続する業務はありますか?」
「ありません」
今現在の業務の有無であれば、答えられる。
「では、今は接続することはありませんね」
「そうですね」
接続されるだけでも、負荷は掛かる。接続する業務が存在しない事実は、接続を遮断する合理的な理由にあたる。
「ルシア帝国からの接続を遮断します」
接続の遮断手法は確立されている。
例えば、ジパング皇国内の動画配信サービスのほぼ全ては、海外からの接続を遮断している。 著作権者との契約上の理由。
「お願いします」
国ごとに住所の帯域が割り当てられているから、遮断することは可能。とはいえ、ルシア帝国に割り当てられている住所数は四五六七万以上もある。CIDR表記を用い、絞った八九六五パターンを拒否リストに設定する。
「接続数は減らせますが、ルシア帝国からジパング皇国内にあるProxyサーバを経由して接続すれば、ジパング皇国内から接続しているように見せることは可能です。なので、完全には遮断出来ません。警戒を緩めないでください」
「了解しました」
「わかりません」
必要かと問われ、わからないと答えるのは妥当。
多くの部署があり、大勢の職員が居る。だから、組織全体の未来の予定まで、全てを把握出来るはずがない。
「今現在、ルシア帝国から管理システムに接続する業務はありますか?」
「ありません」
今現在の業務の有無であれば、答えられる。
「では、今は接続することはありませんね」
「そうですね」
接続されるだけでも、負荷は掛かる。接続する業務が存在しない事実は、接続を遮断する合理的な理由にあたる。
「ルシア帝国からの接続を遮断します」
接続の遮断手法は確立されている。
例えば、ジパング皇国内の動画配信サービスのほぼ全ては、海外からの接続を遮断している。 著作権者との契約上の理由。
「お願いします」
国ごとに住所の帯域が割り当てられているから、遮断することは可能。とはいえ、ルシア帝国に割り当てられている住所数は四五六七万以上もある。CIDR表記を用い、絞った八九六五パターンを拒否リストに設定する。
「接続数は減らせますが、ルシア帝国からジパング皇国内にあるProxyサーバを経由して接続すれば、ジパング皇国内から接続しているように見せることは可能です。なので、完全には遮断出来ません。警戒を緩めないでください」
「了解しました」
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