【諸事情により封印中】雇われ魔法少女の魔法創造 ~異世界で強制でコスプレさせられ魔王になってしまいました。~
【雇用№013】愛と唯一神
私は魔神様とテレパシー?で連絡を取っている間ずっと、動画を見ながら振り付けを真似し、終始笑顔で歌っていたんだよ。しかも、英語で、すごくない。
連絡が終わって、歌もダンスも終了した時は、思わず疲れ果てて地面に座ってしまったよ。湿ってなかったのはよかったね。湿ってたら、帰りは、その湿った下着を履いた状態で、またペガサスに乗っての空中遊覧飛行になる不快指数が指数関数的にどんどん上昇していくところだった危ない危ない。
終わった途端に目の前が明るくなり、まぶしくて目を閉じた。数瞬後に、目をうっすらと開けると、地面に気が生えていた。おそらくこれが魔霊樹なのであろう。紫色の木とは中々毒毒しい感じである。紫陽花の紫なんかだと綺麗だと感じるのに、木が紫になると受け付けられなくなってしまう。
そして、数秒後には、徐々に魔霊樹の周囲の草が緑から、茶色に変わり、綺麗に上を向いていたものが、先っぽが折れ曲がり床に垂れてしまった。そして、その範囲が少しずつ拡大して行っている。これが魔霊樹を人が直接植えてはいけない理由なんだね。栄養素なのかエネルギーかはわからないがそれを吸い取っているんだと思う。
「愛様、お疲れ様です。そちらは危険ですので、離れて、こちらで一端昼食にしましょう。」
先ほど、料理の準備をしていた所よりもさらに離れて、昼食を広げて待っていた。どうやら、魔霊樹乃危険を察知して、場所を移動したようだ。判断が素早いですね。流石メイドさん。
私は、力を振り絞って立ち上がり、のそのそと、メイド3人衆の所まで歩いていった。途中まで来ると二人のメイドが私の脇に手を通して、両側かた持ち上げ運んで行ってくれた。運び方はともかく助かります。久しぶりに激しい運動をしたので、私はもうほとんど動けませんわ。
「さっ、愛様お水ですよ」
フランダさんがコップに水を入れて渡してくる。
「ゴクッゴクッ」
「あ~美味しいわ。ありがとう。」
「愛様って、歌声も素敵ですし、ダンスも踊れるんですね。」
「いえ~~というか、皆さんずっと見てたんですか?」
「「「はいっ」」」
3人メイド衆が声を揃えて返事をした。いや、そこはしなくていいんだよ。
「あのキレッ、キレの踊りは凄かったですよ。私達もお昼の準備をしながら、真似をしていたのですが、中々上手に踊れませんでした。王宮で踊る社交ダンスとも違ってましたので、すごくかっこよかったですよ。」
「うん、上手」
「はははっ、ありがとうね」
「でも、あの歌詞は頂けなかったですね。女神フェリシア様の怠慢かと思われるような内容に関してはやめられた方がいいと思いますわ。」
「うん、思わず吹き出してた」
「それはね。私も歌っていて、これはないよねと思ったんだけど。あの歌詞と振り付けでしないと魔霊樹が植樹出来ないって魔神様が言うものですから。」
「えっ、魔神様ってなんですか?」
「うん?三人とも動画を見ていたんじゃないの?」
「????」
「ステータスオープン」
空中にステータス画面が開かれた。私はこれを指さして、
「みんなこれを見ていたんじゃないの?」
「???何を指さしているのでしょうか?というか、ステータスオープンとは何のことでしょうか?」
なるほど、どうも自分以外の人達には、この画面は見えていないようだ。ということは、さっきのダンスと歌は、私が何も見ずに聞かずにしていたことになるのか。
「そうか、みんなには見えなかったんだね。私にはここに、動く絵が見えて、その絵がしゃべってくれるんだよ。それでね。遠く離れた所にいる魔神様が写っていて、その人の歌に合わせて、輪唱していたんだ。魔神様は女神様と同格の神様なんだって。」
「そうなんですか。すごいものなんですね。女神様以外にも神様がいたとは、これは教会の指導とは異なる事実ですね。女神フェリシア様がこの世界の唯一神ですから。異端扱いされると、魔法少女愛様といえど、厄介なことになりますよ。このことは、他のものにはお話しない方が宜しいかと存じますわ。二人とも、この件に関しては、私達の胸のうちに秘めておくこと。報告もなにもこの件に関しては行わないとする。」
「はい」「うん」
どうも教会が主導している内容と異なっているため、大きく波紋を呼んでしまうようだ。地球でもあった、宗教と似ているよね。どの神が一番偉いとか、あの宗教は間違っている私のとこの方が正しいとか。こういったことに疑問を投げかけると碌なことにならない。下手すれば暗殺の対象になるかもしれないね。くわばわくわばら。
「それで、愛様魔霊樹を植えたということは、もう魔法が使えるようになったのでしょうか?」
連絡が終わって、歌もダンスも終了した時は、思わず疲れ果てて地面に座ってしまったよ。湿ってなかったのはよかったね。湿ってたら、帰りは、その湿った下着を履いた状態で、またペガサスに乗っての空中遊覧飛行になる不快指数が指数関数的にどんどん上昇していくところだった危ない危ない。
終わった途端に目の前が明るくなり、まぶしくて目を閉じた。数瞬後に、目をうっすらと開けると、地面に気が生えていた。おそらくこれが魔霊樹なのであろう。紫色の木とは中々毒毒しい感じである。紫陽花の紫なんかだと綺麗だと感じるのに、木が紫になると受け付けられなくなってしまう。
そして、数秒後には、徐々に魔霊樹の周囲の草が緑から、茶色に変わり、綺麗に上を向いていたものが、先っぽが折れ曲がり床に垂れてしまった。そして、その範囲が少しずつ拡大して行っている。これが魔霊樹を人が直接植えてはいけない理由なんだね。栄養素なのかエネルギーかはわからないがそれを吸い取っているんだと思う。
「愛様、お疲れ様です。そちらは危険ですので、離れて、こちらで一端昼食にしましょう。」
先ほど、料理の準備をしていた所よりもさらに離れて、昼食を広げて待っていた。どうやら、魔霊樹乃危険を察知して、場所を移動したようだ。判断が素早いですね。流石メイドさん。
私は、力を振り絞って立ち上がり、のそのそと、メイド3人衆の所まで歩いていった。途中まで来ると二人のメイドが私の脇に手を通して、両側かた持ち上げ運んで行ってくれた。運び方はともかく助かります。久しぶりに激しい運動をしたので、私はもうほとんど動けませんわ。
「さっ、愛様お水ですよ」
フランダさんがコップに水を入れて渡してくる。
「ゴクッゴクッ」
「あ~美味しいわ。ありがとう。」
「愛様って、歌声も素敵ですし、ダンスも踊れるんですね。」
「いえ~~というか、皆さんずっと見てたんですか?」
「「「はいっ」」」
3人メイド衆が声を揃えて返事をした。いや、そこはしなくていいんだよ。
「あのキレッ、キレの踊りは凄かったですよ。私達もお昼の準備をしながら、真似をしていたのですが、中々上手に踊れませんでした。王宮で踊る社交ダンスとも違ってましたので、すごくかっこよかったですよ。」
「うん、上手」
「はははっ、ありがとうね」
「でも、あの歌詞は頂けなかったですね。女神フェリシア様の怠慢かと思われるような内容に関してはやめられた方がいいと思いますわ。」
「うん、思わず吹き出してた」
「それはね。私も歌っていて、これはないよねと思ったんだけど。あの歌詞と振り付けでしないと魔霊樹が植樹出来ないって魔神様が言うものですから。」
「えっ、魔神様ってなんですか?」
「うん?三人とも動画を見ていたんじゃないの?」
「????」
「ステータスオープン」
空中にステータス画面が開かれた。私はこれを指さして、
「みんなこれを見ていたんじゃないの?」
「???何を指さしているのでしょうか?というか、ステータスオープンとは何のことでしょうか?」
なるほど、どうも自分以外の人達には、この画面は見えていないようだ。ということは、さっきのダンスと歌は、私が何も見ずに聞かずにしていたことになるのか。
「そうか、みんなには見えなかったんだね。私にはここに、動く絵が見えて、その絵がしゃべってくれるんだよ。それでね。遠く離れた所にいる魔神様が写っていて、その人の歌に合わせて、輪唱していたんだ。魔神様は女神様と同格の神様なんだって。」
「そうなんですか。すごいものなんですね。女神様以外にも神様がいたとは、これは教会の指導とは異なる事実ですね。女神フェリシア様がこの世界の唯一神ですから。異端扱いされると、魔法少女愛様といえど、厄介なことになりますよ。このことは、他のものにはお話しない方が宜しいかと存じますわ。二人とも、この件に関しては、私達の胸のうちに秘めておくこと。報告もなにもこの件に関しては行わないとする。」
「はい」「うん」
どうも教会が主導している内容と異なっているため、大きく波紋を呼んでしまうようだ。地球でもあった、宗教と似ているよね。どの神が一番偉いとか、あの宗教は間違っている私のとこの方が正しいとか。こういったことに疑問を投げかけると碌なことにならない。下手すれば暗殺の対象になるかもしれないね。くわばわくわばら。
「それで、愛様魔霊樹を植えたということは、もう魔法が使えるようになったのでしょうか?」
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