【諸事情により封印中】雇われ魔法少女の魔法創造 ~異世界で強制でコスプレさせられ魔王になってしまいました。~
【雇用№009】愛と魔霊樹
この世界の状況をきいているうちにどうやら目的地まで来たようだ。
「愛様 目的地に到着しましたので、これから降下しますね。」
「フランダさん。降りるのは初めてですので優しくお願いしますね。」
「わかっておりますよ。」
と少しずつ降りていくのだが、どちらかと言えば、地面に向かって飛んでいると言った方がいいのじゃないかな。例えるなら、ジェットコースターでゆっくり頂上から下方に降りていく感じ。私って絶叫ものとか全然ダメなんだよね。
スピードにのって下っていくのも怖いけど、こうやって、重力が前のめりで、ゆっくり降りていくのも怖いよ。段々と近づいている地面が飛んでいるのか落ちているのかわからない感覚で近づいてくる恐怖なんだよ。
と思っている間に
「トンッ」
「地面に着きましたよ。愛様。慣れない空の旅お疲れ様でした。」
と言って、固定していた紐をほどいてくれる。
「ふ~~やっと、地面に着いたよ。久しぶりだね。会いたかったよ。」
と下を向いたら、また、スカートが捲れ上がっていた。
「バッ」と組んでいた手を解き、慌ててスカートを元の位置に戻した。
「ふふっ、愛様ここには私達メイドしかおりませんので、ご安心下さい。」
フランダさんは、ペガサスから先に降りて、私に手を差し伸べてくれた。
ええとね、ペガサスから降りるのって別の意味で怖いんだよね。さっきの空中とはまた別で、自分の身長ぐらいの所から、降りるわけでして。しかも安定しない動物の背中で、慣れていないわけでして、落ちると地味に危なさそうなんだよね。なので、フランダさんの気遣いはありがたかった。
「フランダさん。ありがと。それに空の旅の案内ありがとうございます。」
「いえいえ、愛様お気になさらずこれが私共の務めでありますので。」
地面に降り立った。そこは草が生え茂る草原であった。ここからは、着た方角には山、そして反対方向には海が見える。どうやら、大陸の端に来たようだ。
「さっ、愛様魔霊樹をこちらの×印をしたポイントに植えて下さい。私共は、影響があるとまずいですので、少し離れた場所で昼食の準備をしております。わからないことがありましたら、聞きに来て下さい。ちゃんと、敵襲に備えて警戒はしておきますので。では失礼します。」
フランダさんと他2名のメイドが離れていく。
ええと、私はどうしたらいいんだろ。
「魔霊樹さん出てきてくださ~~い。」
取りあえず、呼びかけてみた。反応はない。何の変化もない。どうも違ったようだ。そうだ。
「ステータスオープン」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
スキル:魔法創生
異世界言語
魔素感知
特殊スキル:不老不死
賢者の素
魔霊樹の植林 】
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
私の前に青い半透明の画面が表れた。これがもしかしたら、スマホみたいに触ったら反応するかもしれないよね。私は、一個ずつ確認していった。
◆魔法創生・・・
魔法を創造することができる。
使用には、それなりの魔素が周囲に必要。また、本人の素養に依存する
◆異世界言語・・・
異世界の言葉を日本語に翻訳する。人族、龍人族、亜人族、精霊族、魔族の言葉に対応、筆記も自動翻訳される。
◆魔素感知・・・見えている範囲の魔素を視認することが可能となる。
◆不老不死・・・
老いることがなくなる。老化現象による死因がなくなる。
◆賢者の素・・・
異世界である条件を達成した人に得られるスキル。
開花条件は不明。現状は特に意味はない。
◆魔霊樹の植林・・・
魔霊樹を植えることができる。
『使用方法:下記儀式を行う事。
1.魔法少女の衣装を着る事。
2.下記のダンスを踊る
3.下記の歌を歌う。
・
・
・
延々と踊り方と、歌が書いてある。。。
ええと、これ何の罰ゲームなのかな?私ここで魔法少女やって、さらに、アイドルまでしなきゃいけないの?しかも練習もなしに、観客が3人メイドの前でやるってどんな拷問?ちょっと耐えられそうにないんだけど。。。
それに紙?だけで、そのまま、踊って歌えるほど私器用じゃないのよ。動画とかあれば、それに合わせてならなんとなるんだけど。。。。あっ、あった。これを押せばいいのかな。
『動画再生』のボタンを押してみる。
「はぁ~~い。皆さん元気かな?今日は魔霊樹を植える歌と踊りを紹介するね。みんなゆっくりやるから合わせてやってみよう!」
歌のお兄さんやお姉さんじゃないけど、滅茶苦茶明るい女性が出てきた。この人は誰だろう?頭の両脇から角が生えているから、人ではないと思う。もしかしたら、女神フェリシアとは違う神様なのかもしれないな。
『一時停止』ボタンをおした。このサイズだと、踊りながらやるとかなり見づらいし、離れてやると聞こえなくなる。これがもし、パソコンのアプリと同じ用ならここを動かせば、サイズが大きくなると思うんだけど。。。
おおっ、やっぱり大きくなった。このくらいのサイズでいよね。音量もスピーカーのアイコンが出てたので、それで調整してっと。
「愛様 目的地に到着しましたので、これから降下しますね。」
「フランダさん。降りるのは初めてですので優しくお願いしますね。」
「わかっておりますよ。」
と少しずつ降りていくのだが、どちらかと言えば、地面に向かって飛んでいると言った方がいいのじゃないかな。例えるなら、ジェットコースターでゆっくり頂上から下方に降りていく感じ。私って絶叫ものとか全然ダメなんだよね。
スピードにのって下っていくのも怖いけど、こうやって、重力が前のめりで、ゆっくり降りていくのも怖いよ。段々と近づいている地面が飛んでいるのか落ちているのかわからない感覚で近づいてくる恐怖なんだよ。
と思っている間に
「トンッ」
「地面に着きましたよ。愛様。慣れない空の旅お疲れ様でした。」
と言って、固定していた紐をほどいてくれる。
「ふ~~やっと、地面に着いたよ。久しぶりだね。会いたかったよ。」
と下を向いたら、また、スカートが捲れ上がっていた。
「バッ」と組んでいた手を解き、慌ててスカートを元の位置に戻した。
「ふふっ、愛様ここには私達メイドしかおりませんので、ご安心下さい。」
フランダさんは、ペガサスから先に降りて、私に手を差し伸べてくれた。
ええとね、ペガサスから降りるのって別の意味で怖いんだよね。さっきの空中とはまた別で、自分の身長ぐらいの所から、降りるわけでして。しかも安定しない動物の背中で、慣れていないわけでして、落ちると地味に危なさそうなんだよね。なので、フランダさんの気遣いはありがたかった。
「フランダさん。ありがと。それに空の旅の案内ありがとうございます。」
「いえいえ、愛様お気になさらずこれが私共の務めでありますので。」
地面に降り立った。そこは草が生え茂る草原であった。ここからは、着た方角には山、そして反対方向には海が見える。どうやら、大陸の端に来たようだ。
「さっ、愛様魔霊樹をこちらの×印をしたポイントに植えて下さい。私共は、影響があるとまずいですので、少し離れた場所で昼食の準備をしております。わからないことがありましたら、聞きに来て下さい。ちゃんと、敵襲に備えて警戒はしておきますので。では失礼します。」
フランダさんと他2名のメイドが離れていく。
ええと、私はどうしたらいいんだろ。
「魔霊樹さん出てきてくださ~~い。」
取りあえず、呼びかけてみた。反応はない。何の変化もない。どうも違ったようだ。そうだ。
「ステータスオープン」
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
スキル:魔法創生
異世界言語
魔素感知
特殊スキル:不老不死
賢者の素
魔霊樹の植林 】
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
私の前に青い半透明の画面が表れた。これがもしかしたら、スマホみたいに触ったら反応するかもしれないよね。私は、一個ずつ確認していった。
◆魔法創生・・・
魔法を創造することができる。
使用には、それなりの魔素が周囲に必要。また、本人の素養に依存する
◆異世界言語・・・
異世界の言葉を日本語に翻訳する。人族、龍人族、亜人族、精霊族、魔族の言葉に対応、筆記も自動翻訳される。
◆魔素感知・・・見えている範囲の魔素を視認することが可能となる。
◆不老不死・・・
老いることがなくなる。老化現象による死因がなくなる。
◆賢者の素・・・
異世界である条件を達成した人に得られるスキル。
開花条件は不明。現状は特に意味はない。
◆魔霊樹の植林・・・
魔霊樹を植えることができる。
『使用方法:下記儀式を行う事。
1.魔法少女の衣装を着る事。
2.下記のダンスを踊る
3.下記の歌を歌う。
・
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延々と踊り方と、歌が書いてある。。。
ええと、これ何の罰ゲームなのかな?私ここで魔法少女やって、さらに、アイドルまでしなきゃいけないの?しかも練習もなしに、観客が3人メイドの前でやるってどんな拷問?ちょっと耐えられそうにないんだけど。。。
それに紙?だけで、そのまま、踊って歌えるほど私器用じゃないのよ。動画とかあれば、それに合わせてならなんとなるんだけど。。。。あっ、あった。これを押せばいいのかな。
『動画再生』のボタンを押してみる。
「はぁ~~い。皆さん元気かな?今日は魔霊樹を植える歌と踊りを紹介するね。みんなゆっくりやるから合わせてやってみよう!」
歌のお兄さんやお姉さんじゃないけど、滅茶苦茶明るい女性が出てきた。この人は誰だろう?頭の両脇から角が生えているから、人ではないと思う。もしかしたら、女神フェリシアとは違う神様なのかもしれないな。
『一時停止』ボタンをおした。このサイズだと、踊りながらやるとかなり見づらいし、離れてやると聞こえなくなる。これがもし、パソコンのアプリと同じ用ならここを動かせば、サイズが大きくなると思うんだけど。。。
おおっ、やっぱり大きくなった。このくらいのサイズでいよね。音量もスピーカーのアイコンが出てたので、それで調整してっと。
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