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勇者デリバリー~毒舌少女と純情王子の冒険譚~

花宵

11、負けんな王様

 城下町を抜け、辿り着いたのは立派なお城。 


「おお、よくぞ参られた勇者よ。見ての通り、我々の国は今深刻な問題を抱えておる。無事、この国を救うことが出来た暁には、なんなりと褒美をとらせようぞ」


 いきなりゲームっぽい王様出てきたー。


「任せて下さい、あたいが必ず世界を救ってみせます」


 まぁ、自分のためでもあるわけだが。
 まずは支度金と装備をくれるんやろ?


父上ちちうえ、魔王討伐には私も同行させて頂きます」


 あれ~何か変なのが付いて来ようとしてるんやけど。
 王様、そこはガツンと引き止めて下せぇ。


「それはならん!  シェルフィード、お前のようなひよっこが付いて行った所で足手まといになるだけだ」


 その調子ですぜ、王様。


「行かせて下さい、父上ちちうえ!」
「シェルフィード……」


 あかん、これはあかん流れや。


勇者殿ゆうしゃどの、我が愚息ぐそくをどうか……よろしく頼む」


 陽気な音楽と共に、クレイジーピエロが仲間になった。

 えーと、こやつの職業は……王子。
 まんまやないか!
 大丈夫か、この面子めんつで。

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