今日も期間限定彼氏に脱がされています
第20話 愛を育む大切な物
私は今、試着室の中で試作品を身に着けた裸同然の姿のまま立ち尽くしながら、何も言わない古賀の背中を見つめている。何故こんな状況になっているのか――それは、彼に伝えるべきことを伝えたつもりだったが、その私の愛の告白は受け皿を失い、空を切って漂っていった。
どのくらい時間が経っただろうか、そんなに長い時間は経っていないのだろうけれど、この沈黙がとてつもなく長く感じる。私はこの静けさの中で呆然と佇む自分の姿に耐え難い恥ずかしさを感じつつ、同時に黙り込みつづける古賀のことが心配になって、そっと呼びかけてみた。
「古……賀?」
「あ……いや……」
古賀はたどたどしい様子で口を開く。こちらを振り向かない古賀の背中に彼らしさを感じずに、私は不安になり思い切って古賀の背中に後ろから身を寄せた。
「沖村……やめろ」
「え?」
私は振り向いた古賀と目があって下から見つめた。古賀は下唇をギュッと噛んで何かを我慢している様子。珍しく耳まで真っ赤になっていた。
「そんな顔でみつめるな……」
「?」
「これ以上はもう……あぁ、くそっ……」
そう言うと途端古賀は、私を強く抱きしめてキスをした。
「んっ……!」
古賀の熱くて力強い舌が私の舌に絡みついてくる。キスをしながら古賀は吐息混じりに話しだした。
「こうなるから、やめろって言ったんだ……」
古賀のキスは唇だけでは止まらず、首筋から胸元を這うように続いた。私はぞくぞくとこみ上げてくる淡い快感に少し声をあげ始めていた。
「あ……あぁ……」
ここは会社でまだ私たちは終業していない……誰かに声が聞こえたらどうしょう、そんなことを考えて理性を働かせようとするが、快感で私の声は上ずった。
「あっ、こ、古賀……ダメ、まだここ会社……」
「そんな誘うような格好して、俺をエロい顔で見つめて何言ってんだよ」
古賀の指が優しくブラの上を這ってリボンやホックを外していく。
「すごい乳首立ってるのがわかるな……ここ、こんなに透けてたっけ、いい感じだ……」
古賀は試作品を眺めながら私の下着を脱がしていく。私は古賀にブラの肩紐やカップをずらされていく度に、彼と一緒にこのデザインを生み出したんだという気持ちで気分が高揚していった。胸先を優しく舌で転がす古賀の頭を胸元で抱えながら、私は甘く古賀に呼びかけた。
「古賀……私、今『恋人たちの夜』みたいな気分」
すると古賀は私の目をまっすぐに見つめる。
「みたいなじゃない、もう『恋人たちの夜』そのものだろ」
そう言って古賀は優しく私に微笑んだ。
「好きだ……もうずっと前から」
古賀の唇はふわっと優しく私の唇を包む。
「私もずっと前から……」
唇を包まれながら私の目からは一筋、涙がこぼれた。すると古賀はキスをそっとやめて、私をギュッと抱きしめる。
「ヤバい……お前のこと好きすぎて、止まらない」
古賀はそう言うと、私のショーツの中に手を入れて濡れている私の下半身をゆっくりと刺激しだした。
「手を入れても柔らかく俺の手すら包み込むのか……」
古賀は私の下半身に指を這わせながら、関心したようにつぶやく。
「沖村の体そのものみたいだ、柔らかくて気持ちいい……」
間もなく私は、敏感なところを刺激され、快感が体中に走り思わず甘い声を張り上げてしまう。
「あっ、あぁんっ」
古賀はショーツの端のリボンをそっと解くと、私の足を大きく広げて吐息混じりにつぶやいた。
「沖村……一緒に……」
下半身に古賀の力強いものが入ってくる。夢じゃない、これは現実。みちっと入ってくる古賀を私はギュッと受け入れる。
「あぁ……沖村、好きだ」
古賀は気持ちよさそうに吐息を吐くと、ゆっくりと動き出した。
「んっ、あっ、んっ」
古賀が動く度に全身に抗いようがない快感が響き渡る。
「古賀、私も、す、好きぃ」
気持ちいい……すごく、気持ちいいよ古賀……私は段々と強くなる古賀の動きに髪の毛を振り乱して乱れ、感じまくった。
「気持ち……いっ……あっあっあっ」
好きな人を感じてするこの行為を、こんなに愛しく感じるなんて。古賀に突かれながら、あまりの気持ちよさに頭が真っ白になりかけたその時、床にヒラヒラと横たわる試作品たちが目に入った。古賀によって優しく私の体から剥ぎ取られ、ふわっと床に柔らかく広がるリボンやレース。この下着たちは今の私たちのように、これからたくさんの恋人たちの愛を繋いでいくのかな。大人向けのランジェリーって愛を育む大切な物でもあるんだな、私はそんなことを甘く心に響かせつつ、古賀とキスをして上も下も深く繋がりながら、共に果てた。
どのくらい時間が経っただろうか、そんなに長い時間は経っていないのだろうけれど、この沈黙がとてつもなく長く感じる。私はこの静けさの中で呆然と佇む自分の姿に耐え難い恥ずかしさを感じつつ、同時に黙り込みつづける古賀のことが心配になって、そっと呼びかけてみた。
「古……賀?」
「あ……いや……」
古賀はたどたどしい様子で口を開く。こちらを振り向かない古賀の背中に彼らしさを感じずに、私は不安になり思い切って古賀の背中に後ろから身を寄せた。
「沖村……やめろ」
「え?」
私は振り向いた古賀と目があって下から見つめた。古賀は下唇をギュッと噛んで何かを我慢している様子。珍しく耳まで真っ赤になっていた。
「そんな顔でみつめるな……」
「?」
「これ以上はもう……あぁ、くそっ……」
そう言うと途端古賀は、私を強く抱きしめてキスをした。
「んっ……!」
古賀の熱くて力強い舌が私の舌に絡みついてくる。キスをしながら古賀は吐息混じりに話しだした。
「こうなるから、やめろって言ったんだ……」
古賀のキスは唇だけでは止まらず、首筋から胸元を這うように続いた。私はぞくぞくとこみ上げてくる淡い快感に少し声をあげ始めていた。
「あ……あぁ……」
ここは会社でまだ私たちは終業していない……誰かに声が聞こえたらどうしょう、そんなことを考えて理性を働かせようとするが、快感で私の声は上ずった。
「あっ、こ、古賀……ダメ、まだここ会社……」
「そんな誘うような格好して、俺をエロい顔で見つめて何言ってんだよ」
古賀の指が優しくブラの上を這ってリボンやホックを外していく。
「すごい乳首立ってるのがわかるな……ここ、こんなに透けてたっけ、いい感じだ……」
古賀は試作品を眺めながら私の下着を脱がしていく。私は古賀にブラの肩紐やカップをずらされていく度に、彼と一緒にこのデザインを生み出したんだという気持ちで気分が高揚していった。胸先を優しく舌で転がす古賀の頭を胸元で抱えながら、私は甘く古賀に呼びかけた。
「古賀……私、今『恋人たちの夜』みたいな気分」
すると古賀は私の目をまっすぐに見つめる。
「みたいなじゃない、もう『恋人たちの夜』そのものだろ」
そう言って古賀は優しく私に微笑んだ。
「好きだ……もうずっと前から」
古賀の唇はふわっと優しく私の唇を包む。
「私もずっと前から……」
唇を包まれながら私の目からは一筋、涙がこぼれた。すると古賀はキスをそっとやめて、私をギュッと抱きしめる。
「ヤバい……お前のこと好きすぎて、止まらない」
古賀はそう言うと、私のショーツの中に手を入れて濡れている私の下半身をゆっくりと刺激しだした。
「手を入れても柔らかく俺の手すら包み込むのか……」
古賀は私の下半身に指を這わせながら、関心したようにつぶやく。
「沖村の体そのものみたいだ、柔らかくて気持ちいい……」
間もなく私は、敏感なところを刺激され、快感が体中に走り思わず甘い声を張り上げてしまう。
「あっ、あぁんっ」
古賀はショーツの端のリボンをそっと解くと、私の足を大きく広げて吐息混じりにつぶやいた。
「沖村……一緒に……」
下半身に古賀の力強いものが入ってくる。夢じゃない、これは現実。みちっと入ってくる古賀を私はギュッと受け入れる。
「あぁ……沖村、好きだ」
古賀は気持ちよさそうに吐息を吐くと、ゆっくりと動き出した。
「んっ、あっ、んっ」
古賀が動く度に全身に抗いようがない快感が響き渡る。
「古賀、私も、す、好きぃ」
気持ちいい……すごく、気持ちいいよ古賀……私は段々と強くなる古賀の動きに髪の毛を振り乱して乱れ、感じまくった。
「気持ち……いっ……あっあっあっ」
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