今日も期間限定彼氏に脱がされています
第5話 ……なんなのよ
翌日、私は早速、プロジェクトリーダーの狩野さんと広報担当の今村さんに昨夜制作したデザインを見せた。
狩野さんは暫く黙ってデザイン画を眺めている。
狩野さんはどんなコメントをくれるのだろう……待っている間に狩野さんの横顔を見ながら、彼女の視線が動く度、私は心のなかで一喜一憂していた。狩野さんは暫くデザイン画を眺めた後、顔を上げて私の方を見ると、笑顔になった。
「うん、この方向性で良いと思う。あとは結ぶ箇所を少し減らしてほしいかな。それ以外はよく描けてる」
「はっ、はい!」
そして今村さん  も私に満面の笑みを向けてこう言った。
「すごく良いですよコレ。可愛い!!」
私はホッとして顔がほころんだ。
「ありがとうございます!」
狩野さんと今村さんに確認してもらった後、私は自分のデスクに戻りながら、もっと描けそうな気がするとやる気が満ち溢れてきていた。次はどんなデザインを提案しようかな、などと思いながら歩いていると、後ろから呼び止められる。
――この声は古賀だ。
私はビクっとしながら立ち止まり、振り向くと、至近距離に古賀の顔がある。古賀は無表情で顔をぐいっと近づけて質問してくるのだった。
「あのラフが描けたの、俺のおかげだったりする?」
私は近すぎる顔の距離に焦りと気まずさで咄嗟に顔を隠す。
「ちょっ、近い!!」
しかし古賀はそんな私の反応など気に留めずに、相談があると言って私を再び資料室に呼ぶのだった。
資料室に入ると、古賀からいきなり際どいデザインの下着を渡され、着用するように求められる。私は仕事のためと思い仕方なく着用した。
着替え終わって更衣室から少しだけ顔を出すと、古賀は堂々と私の背後に回ってうなじあたりに手を置く。私はわっと思わず声を上げてしまった。
どうしても古賀を意識するがゆえに、自分の意思に反して体中が熱くなるのを感じてしまう。
「やっぱ、お前ちゃんと紐結べてないぞ」
私の態度を気にする様子もなく、古賀は私の首元にあるブラの結び目に手をかけて確認した。
「さっきのお前のデザインラフは結ぶところが多すぎる。ちゃんと結ぼうとすると結構手間だろ?こういうデザインは買う時に避けられがちなんだよ」
古賀の的確な指摘を受けて私は、さっき提出したデザインには脱着のしやすさが抜けていたことに気づく。古賀はさらに私が着用している下着に直接触れ、胸元の布部分をそっと撫でるように触りながら言葉を続けた。
古賀の手が私の胸の膨らみを包んで微妙に動き、指が時々私の胸先を刺激する。私はゾクっと体が疼いて思わず声を出してしまう。
「それと、あとは布のバランスだな。トップがギリギリ見えないように――」
「や、やめ……っ!」
「すこし我慢しろ……」
古賀はただ下着の布について確かめているだけなのだろうが、そんな触り方したらもう……と私は体を駆け巡る快感を必死で堪えた。しかし、私の体は時々ビクッと敏感に反応を示してしまう。快感に耐えきれずもうダメかも……と思った時、スっと古賀が私から離れた。
「うん、こんな感じか。その下着、サンプルで作った失敗作だからやるよ。持ち帰って長時間の着用感とか色々試してみろ」
そう言って、古賀はまたもや勝手に部屋を出ていってしまった。古賀に振り回され続けた挙げ句、際どい下着姿で部屋に一人取り残された私は、思わずつぶやいた。
「……なんなのよ」
狩野さんは暫く黙ってデザイン画を眺めている。
狩野さんはどんなコメントをくれるのだろう……待っている間に狩野さんの横顔を見ながら、彼女の視線が動く度、私は心のなかで一喜一憂していた。狩野さんは暫くデザイン画を眺めた後、顔を上げて私の方を見ると、笑顔になった。
「うん、この方向性で良いと思う。あとは結ぶ箇所を少し減らしてほしいかな。それ以外はよく描けてる」
「はっ、はい!」
そして今村さん  も私に満面の笑みを向けてこう言った。
「すごく良いですよコレ。可愛い!!」
私はホッとして顔がほころんだ。
「ありがとうございます!」
狩野さんと今村さんに確認してもらった後、私は自分のデスクに戻りながら、もっと描けそうな気がするとやる気が満ち溢れてきていた。次はどんなデザインを提案しようかな、などと思いながら歩いていると、後ろから呼び止められる。
――この声は古賀だ。
私はビクっとしながら立ち止まり、振り向くと、至近距離に古賀の顔がある。古賀は無表情で顔をぐいっと近づけて質問してくるのだった。
「あのラフが描けたの、俺のおかげだったりする?」
私は近すぎる顔の距離に焦りと気まずさで咄嗟に顔を隠す。
「ちょっ、近い!!」
しかし古賀はそんな私の反応など気に留めずに、相談があると言って私を再び資料室に呼ぶのだった。
資料室に入ると、古賀からいきなり際どいデザインの下着を渡され、着用するように求められる。私は仕事のためと思い仕方なく着用した。
着替え終わって更衣室から少しだけ顔を出すと、古賀は堂々と私の背後に回ってうなじあたりに手を置く。私はわっと思わず声を上げてしまった。
どうしても古賀を意識するがゆえに、自分の意思に反して体中が熱くなるのを感じてしまう。
「やっぱ、お前ちゃんと紐結べてないぞ」
私の態度を気にする様子もなく、古賀は私の首元にあるブラの結び目に手をかけて確認した。
「さっきのお前のデザインラフは結ぶところが多すぎる。ちゃんと結ぼうとすると結構手間だろ?こういうデザインは買う時に避けられがちなんだよ」
古賀の的確な指摘を受けて私は、さっき提出したデザインには脱着のしやすさが抜けていたことに気づく。古賀はさらに私が着用している下着に直接触れ、胸元の布部分をそっと撫でるように触りながら言葉を続けた。
古賀の手が私の胸の膨らみを包んで微妙に動き、指が時々私の胸先を刺激する。私はゾクっと体が疼いて思わず声を出してしまう。
「それと、あとは布のバランスだな。トップがギリギリ見えないように――」
「や、やめ……っ!」
「すこし我慢しろ……」
古賀はただ下着の布について確かめているだけなのだろうが、そんな触り方したらもう……と私は体を駆け巡る快感を必死で堪えた。しかし、私の体は時々ビクッと敏感に反応を示してしまう。快感に耐えきれずもうダメかも……と思った時、スっと古賀が私から離れた。
「うん、こんな感じか。その下着、サンプルで作った失敗作だからやるよ。持ち帰って長時間の着用感とか色々試してみろ」
そう言って、古賀はまたもや勝手に部屋を出ていってしまった。古賀に振り回され続けた挙げ句、際どい下着姿で部屋に一人取り残された私は、思わずつぶやいた。
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