リリカルポエム

歌唄

運命

誰でもいいけど お前じゃない
何も知らない訳ではなかったけど
絶対に踏み込めれない所があって そこを埋めることは出来ないことを知っていた
他の誰かなら言えない台詞を言ったとしても きっと私はこの結末に辿り着いたでしょ
映画や小説になるような人生を前に お前は狂わずにいられた?
私は足掻いたけど 君のスマホに残るような 唯の女にしか成れなかったよ
その才能を飼い慣らした奴らにしか分からないことがあって
君らの気まぐれに流されて 緩やかに死んでいくことが私の正解だった
全部を賭けてたのは同じなのに 私はあの子にすら成れなかった
最初から全て正しかったなら きっとこんなに苦しくなかったし 楽しくなかった
それに 君を知らなければ 私は お前にすら選ばれないつまらない女だっただろうな
気に入らないけど分かるよ 君もお前も分からないのも分かるよ
君は 退屈な世界を一緒にぶっ壊してくれる人が欲しかったんだろ
だけど 私は 君が世界をぶっ壊す所が見たかったんだよな
その手を振り払う決心も 君を諦める決意も 何も出来ないで
私が選べたはずの未来の全ては 凍えて消えた
君を忘れた方が幸せに成れたな お前を選べばやり直せたんだろうな
君の為に歪めなかったのなら お前の痛みを知ればよかった
あんな夜を捧げたのに 君の人生に何も刻めない
お前らが選んだあの子は こんなこと知らない
誰でもいいけど お前じゃないんだよ



「俺、お前が思ってるようなやつじゃなかったでしょう」

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