リリカルポエム

歌唄

ダ・カーポ


お前の所為で出来ることが増えたし
お前の所為で 諦めたものがあった
幾つもの未来を犠牲にして 幾つもの選択を選ばなかった
お前が指を指した それだけが全てで
お前が望んだ それだけが世界の結果だと思っていたし
全部を捨てても 世界で一番お前が眩しかった
強くて美しいお前は 才能の分だけ苦しむしかない 隣に並べなくてごめん
例えば僕が ピアノを弾けるあの人なら
お前の血を持つあの子なら
お前が認めたあいつなら
未来は 変わっていたと思うか
全部を捧げた 僕の人生は お前が忘れれば終わるもの
お前が本当に好きで 嫌いだった



「お前を幸せにしたいと思ったことはないけれど」
「お前の隣が似合うのは、俺しかいないだろうなあって思ったことはあるよ」

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