リリカルポエム

歌唄

そんなこと言うんだ言うんだ、今更


誰の引き止めも振り切って 走り抜けるとこが誇りだった
あんなに強烈だった 憧憬も志も
楽しかったの一言で終わらせることが出来ることに焦がれていた
思い出だよと笑って 感傷にも浸らない
貴方を呼ぶ声は鳴り止まないのに 此処には帰らない
だから そんな風に笑うんだ 全部終わったから笑うんでしょ
貴方の後ろを追いかけたわけでも 隣を歩きたかったわけでもない
散々焦がれたあの笑顔で 貴方に 大人になったと言われたかった



「十年かけて、壊した」

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