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魔女の秘密~魔女は、急の事態に戸惑う。

 火夏が男神に戻ってからの翌朝、邪神・ハデスを倒す日がやってきました。
 私達は、これからハデスの元に向かう為に魔法陣の中に居るのですが、そこで、桜子から、有る薬を渡され、飲んでいました。
 そして、火夏と私がその薬を飲み干すと、桜子は、先程飲んだ薬の名と効果を説明してくれました。
「お姉様、夏鷹様、先程飲んで頂いたのは、無効化Sです。それは、夏鷹様が前世で邪神に負けてしまった原因である、神力等を封じる薬・封薬の効果を無効化する薬です。・・・あと、これから、お二人わたす錠剤は、この神界、魔界、人間界のあやゆる媚薬の効果を無効化することが出来る薬です。その薬は、口の中に入れると、口の中で溶けるので、液体無しで飲めるので、邪神に媚薬呪文を使われた時にお飲み下さい。一度飲むと、100回媚薬呪文を自動的に解除するので安心してください。」
 と言われたので、私と火夏は、それを戦闘服のポケットの中に入れました。
 そして、私と火夏に一剣つづ、邪神を殺し、魂を浄化することが出来る剣を渡してくれました。
「今まで、お姉様と夏鷹様が使っていた神剣では、邪神を殺すことも出来ません。なので、邪神を殺し浄化する為に使用される、邪神用の剣をお渡しいたします。・・・それでは、お願いします。あの邪神を裁いて来て下さい。」
 と言うと、魔法陣が紫色に輝き、魔法陣が発動しました。




 次の瞬間、とある城の一室にいました。
 そして、何故か、ハデスは、優雅にティータイムをしていました。
「何故、此処に、咲良と夏鷹の生まれ変わりがいる?咲良はともかく、何故、夏鷹の生まれ変わりが起きて動いている?まぁ良い。死に急いでいるだけだろう。・・・とりあえず、茶でもだそう。飲んでから、殺し合おう。」
 と言うと、邪神は、メイドさんを呼び出し、お茶を用意するように伝えました。 
 そして、最後に「アレを頼む」と言っていました。
 そして、そのメイドさんは、退出すると、火夏が、
「すまないが、俺はお前とお茶をしにきたんではない。お前を殺し、浄化しに来たんだ!!」
 というと、ドアがノックされ、先程のメイドさんが戻って来ました。
「ご主人様、お客様のお茶のご用意が出来ました。」
 それを聞いて、私は、思わず「は、速すぎです。」と呟いて仕舞いました。
 すると、邪神は、
「これを飲み干さない限りお前達との殺し合いはしない。我と殺し合いたいならば、それを飲み干せ。」
 と、言いました。
 なので、私と火夏は、早く終わらせて、婚約式を済ませてしまいたいので、さっさと飲み干しました。
 因みに、中身は、アールグレイティーでした。
 私と火夏は、紅茶を飲み干したカップをハデス見せると、ハデスは笑顔で
「では、殺し合おう。」
 と言いました。
 そして、私と火夏は、剣を袋から取り出すと、火夏は、ハデスの首をはねて、私は、ハデスの心臓を狙って刺しました。
 なので、ハデスは、首から上を胴体から、切り落とされました。
 そして、ハデスは、
「な、何だこの剣は!!傷が塞がらないだと・・・・・・・。」
 と焦っていました。
 そこで、私と火夏は、
『我、飛龍咲良と鷹瓦火夏が命ずる。彼の者を殺め、御霊を浄化したまえ!!』
 と、桜子に教わった、邪神を殺め浄化する呪文を唱えました。
 すると、ハデスの肉体は、灰になり、ちょうど、ハデスの心臓があった位置に、真っ白な御霊が現れました。
 その御霊を桜子から預かった小瓶に吸い込ませると、蓋を閉めました。
 そして、天界で待つ桜子の場所に戻らました。
 


 天界の桜子の元に戻ると、桜子が
「随分と呆気なかったですね!!」
 と言われたので、私達が頷くと、頭の中に声が響きました。
『もう、我の観望は、叶うことがない。だから、せめて、愛する女に殺されたかった。』
 それを聞いて、私は、
「まだ、浄化できてないんじゃ?」
 と、不安になりましたが、桜子が
「お姉様、そんなに不安なら、この御霊を鳥の中に封じましょうか?鳥なら、また、生き返ることはありませんしね。」
 と言われたので、頷くと、桜子が鳥を召喚しました。
 そして、その鳥の中に、ハデスの御霊を封じました。
 


 そして、その鳥は、神の刑務所に連れて行かれました。




 その後、桜子に
「また来るので、魔界に戻りますね。」
 というと、魔界に戻りました。


 そして、魔界に戻ると、お母さん達が
「咲良、火夏君。全ては終わったのね。」
 と、聞かれたので、私は、
「はい。これで、殺されることはないと思います。」
 と、答えました。
 
 そして、何故か、神界のことが全て見られてたらしく、私と火夏の婚約式も合格で無事に婚約者になりました!!


 
 
 


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