魔女の秘密~魔女は、急の事態に戸惑う。
翌朝、無事に許可が出た私と火夏は海に来ていました。
「火夏、懐かしいですね。・・・小5の時に行った海の学校のこと、覚えてます?」
 と聞くと、火夏は何故かこちらを鋭く睨みながら口を開きました。
「すまないが、俺と咲良しかいない空間以外は保育園と小学校の時の話をするな。」
 と言われて私は、その理由が分からなくて首を傾げて火夏に聞きました。
「えっ、どうしてですか?」
 と聞くと、彼は身体を屈めて私の耳元で囁やきました。
「俺が夏子だったことは、お前しか知らない。だから保育園と小学校の時のことは桜咲にも言うな。」
私は、余りの近さに真っ赤になりながらも、彼を問い詰めました。
「な、なんで、詩乃にもいっては駄目なんですか。・・・って、まさか、それが原因で小学校の同窓会にも来なかったんですか?」
「ああ。」
 と、詩乃に言ってはいけない理由は言わずに、しっかりと最後の質問に答えた火夏に私は言いました。
「もう、そもそもどうして火夏は女装して過ごしてたんです。そりゃあ、夏子ちゃんは可愛かったんですけど、そこまで必要なことではないような・・・。」
 と呟いたものの、彼は確かに夏子ちゃんだったので、甘い物も大丈夫ですし、二人きり限定で、幼いときの話が出来るので、良い彼氏を持ちましたね。
と一人ニコニコして考えていると、火夏に
「咲良、何を考えているかは分からないが、俺の過去はバラすな。」
  と言われましたが、私は、話を変えるために口を開きました。
「はい。今度、一緒にケーキを食べに行きましょうね。」
 そう言って微笑むと、火夏はため息を零しました。
「・・・。本当に分かったのか?・・・とにかく、言ったら別れたくはないが別れる。」
 と言われて私は真っ青になって
「えっ、えっ、そ、そんなに言われたくないんですか?」
 と聞くと、彼に
「ああ。だから言うな。」
 と言われたので、私はため息をついて、
「分かりました。誰にも夏子ちゃんの正体は言いません。だから、二人の時だけ、夏子ちゃんの話をしても良いですか?」
 と聞くと、彼が、
「ああ。二人の時だけなら構わない。」
 と言って微笑んだところで花崗君が来ました。
「咲良、火夏、お待たせ。」
「遅い。」
 と火夏が言ったので私は、花崗君に聞きました。
「詩乃は、どうしたんですか?」
と聞くと花崗君は、
「咲良、詩乃がここにいたらサプライズにならないから、誘わなかった。ごめん。」
と、謝って来ました。
「サプライズ、ですか?」
と聞くと、花崗君は、
「実はさ、詩乃の誕生日プレゼントを自分で稼いだお金で買いたいんだ。だから、今日ここの屋台でバイトするんだ。だから、二人は海で遊んでてよ。」
 と言われたので私は、キョトンとして
「えっ、詩乃と付き合ってたんですか?」
 と聞くと花崗君に、
「あれ?詩乃から聞いてない?・・・おかしいな、詩乃は咲良に言ったよって言ってたけど。」
と言われたので私は、
「えっ、聞いてませんよ?・・・火夏、詩乃から聞きましたか?」
と火夏に聞くと、火夏は、
「ああ、聞いた。・・・お前もその場に居たが、本を読んでて生返事で返していた。だから花崗、咲良は聞いていない。」
 と言いました。
私は、その言葉を聞いて、過去の自分に[どうして、あの時に読書をしていたんですか!!]と問い詰めたくなりましたが、過去には、戻れないので素直に花崗君に謝りました。
「すみません。私が聞いていなかっただけでした。なので、詩乃を責めないでくださいね。」
「当たり前じゃないか。詩乃は悪くない。悪いのは咲良だけど咲良を責めたら俺が火夏に怒られるから、我慢しとくよ。」
 と言われたので、私は火夏にお礼を言いました。
「火夏、よく分かりませんが、ありがとうございます。」
と言うと彼は爽やかな笑顔で、
「ああ。お礼は身体で返して貰う。」
 と言われたので私は、何の冗談かと思い
 「えっ?」
と聞き返すと、その音量を越える声で花崗君が
「ひ、火夏、ここ海だから。R15だから。それは家に帰ってからにしなよ。」
 と言い出しました。
私はそれを聞いて、
(いやいや、帰ってからも何も、一体何をする気なんですかー!)
 と思いましたが、ここで聞いたらやぶ蛇な様な気がしたので、ひたすら、無言を貫きました。
すると、みかねた火夏が苦笑すると
「そろそろ、服を着替えて来よう。」
 とやっと言ってくれたので、更衣室に向かいました。
そして、一度火夏と花崗君と別れて私は私服から水着に着替えました。
 
「火夏、懐かしいですね。・・・小5の時に行った海の学校のこと、覚えてます?」
 と聞くと、火夏は何故かこちらを鋭く睨みながら口を開きました。
「すまないが、俺と咲良しかいない空間以外は保育園と小学校の時の話をするな。」
 と言われて私は、その理由が分からなくて首を傾げて火夏に聞きました。
「えっ、どうしてですか?」
 と聞くと、彼は身体を屈めて私の耳元で囁やきました。
「俺が夏子だったことは、お前しか知らない。だから保育園と小学校の時のことは桜咲にも言うな。」
私は、余りの近さに真っ赤になりながらも、彼を問い詰めました。
「な、なんで、詩乃にもいっては駄目なんですか。・・・って、まさか、それが原因で小学校の同窓会にも来なかったんですか?」
「ああ。」
 と、詩乃に言ってはいけない理由は言わずに、しっかりと最後の質問に答えた火夏に私は言いました。
「もう、そもそもどうして火夏は女装して過ごしてたんです。そりゃあ、夏子ちゃんは可愛かったんですけど、そこまで必要なことではないような・・・。」
 と呟いたものの、彼は確かに夏子ちゃんだったので、甘い物も大丈夫ですし、二人きり限定で、幼いときの話が出来るので、良い彼氏を持ちましたね。
と一人ニコニコして考えていると、火夏に
「咲良、何を考えているかは分からないが、俺の過去はバラすな。」
  と言われましたが、私は、話を変えるために口を開きました。
「はい。今度、一緒にケーキを食べに行きましょうね。」
 そう言って微笑むと、火夏はため息を零しました。
「・・・。本当に分かったのか?・・・とにかく、言ったら別れたくはないが別れる。」
 と言われて私は真っ青になって
「えっ、えっ、そ、そんなに言われたくないんですか?」
 と聞くと、彼に
「ああ。だから言うな。」
 と言われたので、私はため息をついて、
「分かりました。誰にも夏子ちゃんの正体は言いません。だから、二人の時だけ、夏子ちゃんの話をしても良いですか?」
 と聞くと、彼が、
「ああ。二人の時だけなら構わない。」
 と言って微笑んだところで花崗君が来ました。
「咲良、火夏、お待たせ。」
「遅い。」
 と火夏が言ったので私は、花崗君に聞きました。
「詩乃は、どうしたんですか?」
と聞くと花崗君は、
「咲良、詩乃がここにいたらサプライズにならないから、誘わなかった。ごめん。」
と、謝って来ました。
「サプライズ、ですか?」
と聞くと、花崗君は、
「実はさ、詩乃の誕生日プレゼントを自分で稼いだお金で買いたいんだ。だから、今日ここの屋台でバイトするんだ。だから、二人は海で遊んでてよ。」
 と言われたので私は、キョトンとして
「えっ、詩乃と付き合ってたんですか?」
 と聞くと花崗君に、
「あれ?詩乃から聞いてない?・・・おかしいな、詩乃は咲良に言ったよって言ってたけど。」
と言われたので私は、
「えっ、聞いてませんよ?・・・火夏、詩乃から聞きましたか?」
と火夏に聞くと、火夏は、
「ああ、聞いた。・・・お前もその場に居たが、本を読んでて生返事で返していた。だから花崗、咲良は聞いていない。」
 と言いました。
私は、その言葉を聞いて、過去の自分に[どうして、あの時に読書をしていたんですか!!]と問い詰めたくなりましたが、過去には、戻れないので素直に花崗君に謝りました。
「すみません。私が聞いていなかっただけでした。なので、詩乃を責めないでくださいね。」
「当たり前じゃないか。詩乃は悪くない。悪いのは咲良だけど咲良を責めたら俺が火夏に怒られるから、我慢しとくよ。」
 と言われたので、私は火夏にお礼を言いました。
「火夏、よく分かりませんが、ありがとうございます。」
と言うと彼は爽やかな笑顔で、
「ああ。お礼は身体で返して貰う。」
 と言われたので私は、何の冗談かと思い
 「えっ?」
と聞き返すと、その音量を越える声で花崗君が
「ひ、火夏、ここ海だから。R15だから。それは家に帰ってからにしなよ。」
 と言い出しました。
私はそれを聞いて、
(いやいや、帰ってからも何も、一体何をする気なんですかー!)
 と思いましたが、ここで聞いたらやぶ蛇な様な気がしたので、ひたすら、無言を貫きました。
すると、みかねた火夏が苦笑すると
「そろそろ、服を着替えて来よう。」
 とやっと言ってくれたので、更衣室に向かいました。
そして、一度火夏と花崗君と別れて私は私服から水着に着替えました。
 
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