ここって天国?BLの世界に転生しました!
幸せな眠り
マリーからの嬉しい返事にテオドールは養子の件を了承した。
パパは嬉しそうにお兄様と私を見ると
「お前達が優しい子で嬉しいよ…早速このままその子を連れて帰ってくる。トーマス行こうか?」
私達の返事を知っていたかの様にパパは出かける準備を整えていた。
ママに触れるだけのキスをすると
「フローラ…ありがとう。では行ってくる」
パパはお兄様の頭をガシガシと撫でると、私のほっぺをツンとつついてトーマスさんと足早に出かけて行った。
私はお兄様とママの手を取ると
「おとーとたのしみだね~」
二人に笑いかけた。
「マリーが嬉しいなら私も嬉しいよ」
テオドールはギュッと私の手を握り返してきた。
パパはすぐにでも帰ってくると思っていたが、その日の夜には帰って来なかった…
私はママが寂しがるだろうと、ママとテオドール兄様に声をかけて一緒にベッドで寝てもらった。
私を真ん中に挟んでママとお兄様が寝ている…
右を向けば…
「ふふ…どうしたの?」
優しいママと目が合う。
左を向くと…お兄様は背を向けて寝ていた…
私はお兄様の背中を掴むとよいしょと登ってその顔を覗き込む…するとお兄様は恥ずかしそうに頬を染めていた。
「お兄しゃま?」
声をかけると
「マ、マリー…やっぱり私は自分の部屋に戻ろうかな…」
どうも落ち着かないようでベッドから出ようとする。
「えー!お兄しゃま行っちゃうの…」
せっかくテオドールお兄様の寝顔が見れると思ったのに…私はガックリと肩を落としていると、
そんな私の様子にテオドールは慌てて
「や、やっぱりマリーと寝るよ…そうだね、うん、こんなチャンスは無いもんね…」
テオドールはブツブツと呟くと
「うん!いっしょにねよ」
マリーは逃すまいとテオドールの手をがっちりと握った!
部屋を暗くしてみんなが眠るのを待っていると…3歳のマリーは睡魔に勝てずに一番最初に寝てしまった…
しかしテオドールの手は離さずにしっかりと掴んでいる。
テオドールはその手をじっと見つめていると…
「クスクス…お兄しゃま…」
自分の夢を見ているのかマリーがこっちを見ながら笑っている。
「ふふ…可愛いマリー…」
テオドールはサラサラのマリーの髪を撫でると気持ちよさそうに手に擦り寄ってきた。
寒いのかモゾモゾと動きながら温かい場所を探して動いているとテオドールの体にピッタリと自分の体をくっつけた…
お互いの体温がお互いを温める…テオドールはマリーの温もりを感じてそっと目を閉じ幸せに眠りについた。
パパは嬉しそうにお兄様と私を見ると
「お前達が優しい子で嬉しいよ…早速このままその子を連れて帰ってくる。トーマス行こうか?」
私達の返事を知っていたかの様にパパは出かける準備を整えていた。
ママに触れるだけのキスをすると
「フローラ…ありがとう。では行ってくる」
パパはお兄様の頭をガシガシと撫でると、私のほっぺをツンとつついてトーマスさんと足早に出かけて行った。
私はお兄様とママの手を取ると
「おとーとたのしみだね~」
二人に笑いかけた。
「マリーが嬉しいなら私も嬉しいよ」
テオドールはギュッと私の手を握り返してきた。
パパはすぐにでも帰ってくると思っていたが、その日の夜には帰って来なかった…
私はママが寂しがるだろうと、ママとテオドール兄様に声をかけて一緒にベッドで寝てもらった。
私を真ん中に挟んでママとお兄様が寝ている…
右を向けば…
「ふふ…どうしたの?」
優しいママと目が合う。
左を向くと…お兄様は背を向けて寝ていた…
私はお兄様の背中を掴むとよいしょと登ってその顔を覗き込む…するとお兄様は恥ずかしそうに頬を染めていた。
「お兄しゃま?」
声をかけると
「マ、マリー…やっぱり私は自分の部屋に戻ろうかな…」
どうも落ち着かないようでベッドから出ようとする。
「えー!お兄しゃま行っちゃうの…」
せっかくテオドールお兄様の寝顔が見れると思ったのに…私はガックリと肩を落としていると、
そんな私の様子にテオドールは慌てて
「や、やっぱりマリーと寝るよ…そうだね、うん、こんなチャンスは無いもんね…」
テオドールはブツブツと呟くと
「うん!いっしょにねよ」
マリーは逃すまいとテオドールの手をがっちりと握った!
部屋を暗くしてみんなが眠るのを待っていると…3歳のマリーは睡魔に勝てずに一番最初に寝てしまった…
しかしテオドールの手は離さずにしっかりと掴んでいる。
テオドールはその手をじっと見つめていると…
「クスクス…お兄しゃま…」
自分の夢を見ているのかマリーがこっちを見ながら笑っている。
「ふふ…可愛いマリー…」
テオドールはサラサラのマリーの髪を撫でると気持ちよさそうに手に擦り寄ってきた。
寒いのかモゾモゾと動きながら温かい場所を探して動いているとテオドールの体にピッタリと自分の体をくっつけた…
お互いの体温がお互いを温める…テオドールはマリーの温もりを感じてそっと目を閉じ幸せに眠りについた。
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