現代人のいろいろなお話

わたべ ゆう

子供のころにテンションが下がったこと*

私は真奈。普通の小学5年生。

「台風10号は明日、日本本州に上陸するでしょう。 」とニュースキャスターが言う。

「真奈!明日は台風が直撃するって!」
真花はものすごくら嬉しそうに言った。

「じゃあ、明日の学校は?」

「直撃したらお休みになるって!」
「やったぁ!明日は休みだぁぁ!」

「はぁ、休校で騒ぐとか子供だなぁ。」
私はそう言うことではしゃがない。

「そんなこと言ってぇ~。真奈だって本当は嬉しいんでしょぉ~?」

「私はそんなに子供じゃない。」

夜中

明日は一日中ゲームを遊び倒すぞぉ!と私はワクワクしながら寝た。

翌朝

外を見るが、めちゃくちゃ晴れている。
「え、台風はどこに行った!?」

「おはよぉ。」
「台風それちゃったって。」

「じゃあ、学校は!?」

「いつも通りだってー。」

「…。」
私の夢が…。



台風がそれて学校はいつも通り




「真奈ちゃん、おはよう!」凛が話しかけてきた。

「あ、おはよう。」

「今日はテンション低いね。」

「せっかくの休校がなくなったからね。 」
ほんとにがっかりだ。

「あはは。それは残念だったね。」

キーンコーンカーンコーン…
予鈴がなった。

「あ!もう授業始まるよ。」凛が言う。

はぁ、こんな日に限って6時間目まであるし。この世には神も仏もいないんか…。

そう考えているうちに20分が経った。
しかし先生はいっこうに来る気配がない。

「あれ?、先生来ないね。どうしたんだろ?」とクラスのみんなは困惑していた。

「もしかして先生休み?やったー!自習だぁぁぁあ!」とクラスのみんなは大はしゃぎした。

しかしそのとき、教室の扉が開いた。
そこには…。

「すまんすまん。時間割を間違えてしまった。」と言いながら先生が入ってきた。

ガーン…
私はものすごくショックした。



自習ではなく授業になる




ご拝読いただきありがとうございます!
次作は「タワマンに住むと?」です!

to be continued…

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