現代人のいろいろなお話
ユニクロにありがちなこと*
私は真花。普通の中学生。
「ねー、真奈ぁぁ? 最近寒くなってきたし、服買いにユニクロ行かない?」
真奈を誘って服を買いに行こう。
「おごりか?」と真奈が言う。
「え?うん、奢ってあげてもいいけど…。」
ま、まあ誘ってる身だからな…。
「よしっ!いくぞ。着いてこい!」
現金なやつだなぁ…。
車で10分くらい走ったところ、ユニクロに着いた。
「きたぞぉ!」
私はたくさん買うぞという気持ちになった。
「でもやっぱりユニクロってすごい混んでるよな。」
「確かに!いっつも人がたくさんいるよね。車が何台もズラッーと並んでるし。」
気にしたことなかった。
「ま、服の品質とか店員がユニクロはいいからな。」
「え?店員さんのいいところってある?」
「ほらそこ、ユニクロの店員って無駄に声をかけて来ないだろ? 」
「あぁ…言われてみれば、確かにそうだね。」
全く気が付かなかった。真奈は目のつけ所がすごいな。
「こっちを見つけた瞬間に某ゲームのトレーナーみたいに近づいてくる服屋の店員じゃないからゆっくりと服をみてられる。」
「確かにね。でもなんで声をかけて来ないんだろう?」
それは客側としてはありがたい。しかしなぜだ?
「社長という名の王者の余裕だね。」
「いや、違うやろ!」
私は思わずつっこんでしまった。
いつも人が多い/店員さんが声をかけて来ない
「真奈は何買うの?」
「とりあえずヒートテックかな。」
「ヒートテックの靴下、Tシャツにフリース。この季節はエアリズム一択だ!ちなみに今日もヒートテック着てるよ。」
「すっごいな…。」
「着やすい、履きやすい、動きやすいのがいいからね。部屋着としても優秀だね。」
「確かに結局楽な服を着ちゃうんだよね。」
「だけど、デメリットだってある。」
「え、なに?」
「気を抜くと全身ユニクロになっちゃう。」
「なるほどぉ…。」
「私は一部分だけユニクロ以外のものにして、全身ユニクロを間逃れてるんだ。」
「そんなに気にするもんなんかなぁ?」
そうは言うが意外と自分も気にしていたりする。
気を抜くと全身ユニクロになっている
「私はこのアウター買おっと。」
「あ、真奈?選んだ?」
「うん、完璧だよ。これで今年の冬を乗り越えられそう。」
「よし、じゃあお会計行こうか。」
レジ前のタブレットの画面には"お会計をはじめる"とある。それを押して会計を始めた。
  
ピッピッと会計の音が鳴り響く。
「15490円!?えー!意外に高い!!こんなに買ったっけ?」
「ユニクロは税抜き価格を札に表示してるからね。レジに行くと高く感じるんだよ。」
「なるほど…。」
ユニクロの戦略にまんまとはめられた…。
「でも、もう引き返すことはできん。早とちりして王手を出してしまったんよ。」
「ぐぬぬ…でも…お値段価格以上の性能だし、いいか…。」
 
お会計のとき、意外と値段が高い
翌日
「よし、今日は昨日買ったユニクロのアウターとジーンズを着て遊び行こ! 」
私はユニクロコーデで出かけて行った。
うん!暖かいっ!!動きやすいし!すごい!
やっぱりユニクロ最っ高!
「あ、真由美ちゃーん!」
待ち合わせ場所で待っていた。
「ん?」と私を探している。
「あ!めっちゃ服被ってんじゃん!!」
「あはははは!ほんとだ!」
「ははは!ここまで被るとかおもしろいね!」
「うん!」
街中で服がよく被る確率が高い
ご拝読いただきありがとうございます!
次作は「子供のころにテンションが下がったこと」です!
to be continued…
「ねー、真奈ぁぁ? 最近寒くなってきたし、服買いにユニクロ行かない?」
真奈を誘って服を買いに行こう。
「おごりか?」と真奈が言う。
「え?うん、奢ってあげてもいいけど…。」
ま、まあ誘ってる身だからな…。
「よしっ!いくぞ。着いてこい!」
現金なやつだなぁ…。
車で10分くらい走ったところ、ユニクロに着いた。
「きたぞぉ!」
私はたくさん買うぞという気持ちになった。
「でもやっぱりユニクロってすごい混んでるよな。」
「確かに!いっつも人がたくさんいるよね。車が何台もズラッーと並んでるし。」
気にしたことなかった。
「ま、服の品質とか店員がユニクロはいいからな。」
「え?店員さんのいいところってある?」
「ほらそこ、ユニクロの店員って無駄に声をかけて来ないだろ? 」
「あぁ…言われてみれば、確かにそうだね。」
全く気が付かなかった。真奈は目のつけ所がすごいな。
「こっちを見つけた瞬間に某ゲームのトレーナーみたいに近づいてくる服屋の店員じゃないからゆっくりと服をみてられる。」
「確かにね。でもなんで声をかけて来ないんだろう?」
それは客側としてはありがたい。しかしなぜだ?
「社長という名の王者の余裕だね。」
「いや、違うやろ!」
私は思わずつっこんでしまった。
いつも人が多い/店員さんが声をかけて来ない
「真奈は何買うの?」
「とりあえずヒートテックかな。」
「ヒートテックの靴下、Tシャツにフリース。この季節はエアリズム一択だ!ちなみに今日もヒートテック着てるよ。」
「すっごいな…。」
「着やすい、履きやすい、動きやすいのがいいからね。部屋着としても優秀だね。」
「確かに結局楽な服を着ちゃうんだよね。」
「だけど、デメリットだってある。」
「え、なに?」
「気を抜くと全身ユニクロになっちゃう。」
「なるほどぉ…。」
「私は一部分だけユニクロ以外のものにして、全身ユニクロを間逃れてるんだ。」
「そんなに気にするもんなんかなぁ?」
そうは言うが意外と自分も気にしていたりする。
気を抜くと全身ユニクロになっている
「私はこのアウター買おっと。」
「あ、真奈?選んだ?」
「うん、完璧だよ。これで今年の冬を乗り越えられそう。」
「よし、じゃあお会計行こうか。」
レジ前のタブレットの画面には"お会計をはじめる"とある。それを押して会計を始めた。
  
ピッピッと会計の音が鳴り響く。
「15490円!?えー!意外に高い!!こんなに買ったっけ?」
「ユニクロは税抜き価格を札に表示してるからね。レジに行くと高く感じるんだよ。」
「なるほど…。」
ユニクロの戦略にまんまとはめられた…。
「でも、もう引き返すことはできん。早とちりして王手を出してしまったんよ。」
「ぐぬぬ…でも…お値段価格以上の性能だし、いいか…。」
 
お会計のとき、意外と値段が高い
翌日
「よし、今日は昨日買ったユニクロのアウターとジーンズを着て遊び行こ! 」
私はユニクロコーデで出かけて行った。
うん!暖かいっ!!動きやすいし!すごい!
やっぱりユニクロ最っ高!
「あ、真由美ちゃーん!」
待ち合わせ場所で待っていた。
「ん?」と私を探している。
「あ!めっちゃ服被ってんじゃん!!」
「あはははは!ほんとだ!」
「ははは!ここまで被るとかおもしろいね!」
「うん!」
街中で服がよく被る確率が高い
ご拝読いただきありがとうございます!
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to be continued…
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