現代人のいろいろなお話
ブスにしか分からない感情*
【努力編】
私はみか、ちょいおブスの20歳。
外に出るときは、 たっぷり日焼け止めを塗って、1本500円の化粧水をつけて日傘をさす。
ブスだからこそ外見に気を使わなくなったら終わりなのだ。
カラン カランッ
コンビニの扉を開ける。
「いらっしゃいませー。」店員が言う。
んー…カフェオレ飲みたいけど…ここは水だな。
ここで我慢するのが美容の第1歩。
「お願いします。」
「はい。」店員は商品を一つ一つ会計していった。
全ては美のために。
ガチャッと家の扉を開ける。
「最近夜更かしもしてないし、毎日2リットル水飲んでるし…。」
「ちょっとは可愛くなってるかなー。」
「うぅぅ…うわぁ…1ヶ月前と全く同じじゃん!!」
頑張ったのに…。
「はぁ…私これで外歩いてたの…はぁ…。」
タタタッとまたコンビニまで走った。
「いらっしゃいませー…。」
ん?さっき来た人だ。
マンジュウ…ポテチ…イタチョコ…アイス…プリン…ポンデリング…!
「お願いします!」
お菓子ほ山をドンッと置いた。
「1959円になります。スプーン2つ付けますか?」
「はい。」
ガチャッとまた自宅の扉を開ける。
ハグハグハグハグッ!!!!
私はお菓子をバク食いした。
努力するが、なかなか報われずに折れる
【電車編】
俺はてつお。
「よし、電車乗るか。」
おかしい…なぜだ…。
なぜ俺の周りだけ席が空いてるんだ?
俺がブサイクだからか?こうなったら誰でもいい!誰か俺の隣に座ってくれ!
ん?
すぐそこに美女がきた。
圧倒的美女っ!!!!!!
はっ!!!!俺を受け入れてくれるのか?俺はまだ…生きていていいのか?ありがとう、俺の隣に座ってくれて…。
生きていてよかった…。
ってあれ?ん?
クッソぉぉぉぉぉおおお!!!!
やっぱり俺の隣の席が嫌だったんだ!!  
結局美女は座らずにどこかへ行ってしまった。
あの女も他のやつらと同じなんだ!くそ!
誰か頼む!隣に座ってくれ!!
自分の隣に誰も座ってこない気がする
【踏み台編】
今日は男女2人ずつでカラオケに来ている。
私のお目当ては希くん。
「何歌おう…。」
ブスの私が西野カナを歌うとキツすぎて震えるし。
大塚愛のさくらんぼは軽い女だと思われるし。
AKBは笑いものにされるかも…。
うーん…やっぱりここは鉄板ネタの「君が代」かますか。
「華ちゃん、楽しんでる?」
そこで希くんが話しかけてきた。
「うん」
「確か炊き出し大学だったよね?」
「うん」 
こういうのはあまり話を広げないほうがいいんだ。
「ゆうなちゃんって知ってる?」
「あーうん!友達!なんで?」
んんん…。この女しぶとい…。と希が思った。
こうなったら直接…!
「LINE繋げてくれない?」
「うんいいよ!」
はい希シネね!100%シネ!
なにコイツこのためだけに私の隣にきたの?
美女と出会うための踏み台にしやがって!
美女と出会うための踏み台にされる
【マッチングアプリ編】
俺は真太。
そろそろマッチングアプリするか。
よし、 1番マシな写真にしよう。
1日後
なんも 起こんねーなー。
3日後
メンテはいった?
1週間後
うぅぅうぅぅぅ…。
1ヶ月後
「よっ!なんか最近マッチングアプリ流行ってるの知ってる?」池谷が言った。
「え?そうなの?」
これはチャンス到来か!?
「うん、リアルで出会えないからって、マッチングアプリやってる奴らってダサいよな。」と池谷が釘づけるように言ってきた。
「……。」
俺は何も言えなくなってしまった。
「それなぁwwww」
「だろ?wwww」
マッチングアプリでも出会えない
ご拝読いただきありがうございます!
次作は「ユニクロにありがちなこと」です!
to be continued…
私はみか、ちょいおブスの20歳。
外に出るときは、 たっぷり日焼け止めを塗って、1本500円の化粧水をつけて日傘をさす。
ブスだからこそ外見に気を使わなくなったら終わりなのだ。
カラン カランッ
コンビニの扉を開ける。
「いらっしゃいませー。」店員が言う。
んー…カフェオレ飲みたいけど…ここは水だな。
ここで我慢するのが美容の第1歩。
「お願いします。」
「はい。」店員は商品を一つ一つ会計していった。
全ては美のために。
ガチャッと家の扉を開ける。
「最近夜更かしもしてないし、毎日2リットル水飲んでるし…。」
「ちょっとは可愛くなってるかなー。」
「うぅぅ…うわぁ…1ヶ月前と全く同じじゃん!!」
頑張ったのに…。
「はぁ…私これで外歩いてたの…はぁ…。」
タタタッとまたコンビニまで走った。
「いらっしゃいませー…。」
ん?さっき来た人だ。
マンジュウ…ポテチ…イタチョコ…アイス…プリン…ポンデリング…!
「お願いします!」
お菓子ほ山をドンッと置いた。
「1959円になります。スプーン2つ付けますか?」
「はい。」
ガチャッとまた自宅の扉を開ける。
ハグハグハグハグッ!!!!
私はお菓子をバク食いした。
努力するが、なかなか報われずに折れる
【電車編】
俺はてつお。
「よし、電車乗るか。」
おかしい…なぜだ…。
なぜ俺の周りだけ席が空いてるんだ?
俺がブサイクだからか?こうなったら誰でもいい!誰か俺の隣に座ってくれ!
ん?
すぐそこに美女がきた。
圧倒的美女っ!!!!!!
はっ!!!!俺を受け入れてくれるのか?俺はまだ…生きていていいのか?ありがとう、俺の隣に座ってくれて…。
生きていてよかった…。
ってあれ?ん?
クッソぉぉぉぉぉおおお!!!!
やっぱり俺の隣の席が嫌だったんだ!!  
結局美女は座らずにどこかへ行ってしまった。
あの女も他のやつらと同じなんだ!くそ!
誰か頼む!隣に座ってくれ!!
自分の隣に誰も座ってこない気がする
【踏み台編】
今日は男女2人ずつでカラオケに来ている。
私のお目当ては希くん。
「何歌おう…。」
ブスの私が西野カナを歌うとキツすぎて震えるし。
大塚愛のさくらんぼは軽い女だと思われるし。
AKBは笑いものにされるかも…。
うーん…やっぱりここは鉄板ネタの「君が代」かますか。
「華ちゃん、楽しんでる?」
そこで希くんが話しかけてきた。
「うん」
「確か炊き出し大学だったよね?」
「うん」 
こういうのはあまり話を広げないほうがいいんだ。
「ゆうなちゃんって知ってる?」
「あーうん!友達!なんで?」
んんん…。この女しぶとい…。と希が思った。
こうなったら直接…!
「LINE繋げてくれない?」
「うんいいよ!」
はい希シネね!100%シネ!
なにコイツこのためだけに私の隣にきたの?
美女と出会うための踏み台にしやがって!
美女と出会うための踏み台にされる
【マッチングアプリ編】
俺は真太。
そろそろマッチングアプリするか。
よし、 1番マシな写真にしよう。
1日後
なんも 起こんねーなー。
3日後
メンテはいった?
1週間後
うぅぅうぅぅぅ…。
1ヶ月後
「よっ!なんか最近マッチングアプリ流行ってるの知ってる?」池谷が言った。
「え?そうなの?」
これはチャンス到来か!?
「うん、リアルで出会えないからって、マッチングアプリやってる奴らってダサいよな。」と池谷が釘づけるように言ってきた。
「……。」
俺は何も言えなくなってしまった。
「それなぁwwww」
「だろ?wwww」
マッチングアプリでも出会えない
ご拝読いただきありがうございます!
次作は「ユニクロにありがちなこと」です!
to be continued…
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