現代人のいろいろなお話
飲み物を注文したくない!*
俺は光一。彼女と居酒屋にやってきた。
「いらっしゃいませ!」
店員がそう言う。
俺は答えた。
「2人です!」
「はいこちらへどうぞ!」
そう店員が言ったので、指定された席へ座った。
スッ
「お飲み物何になさいますか?」
「えーっと…」
俺はお酒飲めないし、ウーロン茶は別にお金払って飲むほどのもんでもないしなー。
ジュースは甘すぎるし、水でいいな…。
そんなことを考えている俺を見て、店員はポカーンとした表情でいた。
だが彼女の前で無料の水を注文したらダサい男と思われるんじゃないだろうか?
んー、ウーロン茶400円か…高いな。
そこのコンビニで買えばウーロン茶なんて100円だ。
どうせこういうところのウーロン茶は氷ばっかりたくさん入ってるんだろうし。
はぁ…頼みたくない…。
頼みたくない!!
彼女のウーロン茶も含めると2杯で800円だぞ!?
ただのウーロン茶に800円!!!
今度は彼女までもポカーンとした表情でいた。
800円あったらサイゼリアで豪遊できる!!
ドリアが2つ食える!!
それがここではたったのウーロン茶2杯!
店員と彼女は困ったような表情をしていた。
頭がどうにかなりそうだ…
ハアハアハァ…
お店で飲み物を頼むか?
「あのー…お飲み物は?」
俺に対して店員が答えた。
光一、落ち着け。
ここで見栄を張って飲みたくもないウーロン茶を頼んだら俺は一生彼女の前で見栄を張り続けなければならなくなる。
もし彼女と結婚したとして死ぬまでにあと何回飲食店を訪れるのだろうか?
俺は計算するために、携帯電話を取り出し電卓を開き計算した。
一生に食べる食事の回数は約90,000回…。
店員と彼女はもう呆れているようだ。
残りの人生で少なくとも5000回彼女と飲食店に行くとしたら…。
俺はもう一度携帯を取り出し、電卓を開き計算した。
400万円!!!???
ここでかっこつけてウーロン茶を2杯頼むことで俺は一生で400万円も損をするというのか!?
400万円あったらサイゼリアで20泊できるぞ。
俺は唾をゴクリと飲み込んだ。
「あのー…大丈夫ですかね?あのー、聞いてます?おーい?」
店員は何度も俺に訪ねてきた。
もういい、水にしよう。ここでかっこつけたって何にもならない。海外みたいに水が有料じゃないんだ。ここは日本!!
水は無料!水はみんなのもの!水は正義!
決めた!水を頼もう!
違法なことじゃないんだし!
胸を張って!
「あのー…」
俺は決心して店員に応答した。
「はいっ…!」
店員はようやくかといいたいような声で返事した。
「とりあえずいったんお冷2つお願いします。」
ええええええええええ!!ここ居酒屋だぞ!!!
店員はそう思った。
「わかりました!」
よし、山場は越えた…。
「あの、当店は炭酸の効いたミネラルウォーターがございますが、そちらで良かったでしょうか?」
店員が続けて言った。
なにぃぃぃぃ?
ミネラルウォーター!?聞いてないぞ!!どこに書いてた!?
あった!580円!!!高けぇぇぇぇ!!!
「うぅぅ…ウーロン茶2つください」
結局俺はウーロン茶を頼むことにした。
「わ、わかりました……!」
そう、店員は答えた。
ご拝読いただきありがとうございます!
次作は「子供の頃に勘違いしてたこと」です!
to be continued…
「いらっしゃいませ!」
店員がそう言う。
俺は答えた。
「2人です!」
「はいこちらへどうぞ!」
そう店員が言ったので、指定された席へ座った。
スッ
「お飲み物何になさいますか?」
「えーっと…」
俺はお酒飲めないし、ウーロン茶は別にお金払って飲むほどのもんでもないしなー。
ジュースは甘すぎるし、水でいいな…。
そんなことを考えている俺を見て、店員はポカーンとした表情でいた。
だが彼女の前で無料の水を注文したらダサい男と思われるんじゃないだろうか?
んー、ウーロン茶400円か…高いな。
そこのコンビニで買えばウーロン茶なんて100円だ。
どうせこういうところのウーロン茶は氷ばっかりたくさん入ってるんだろうし。
はぁ…頼みたくない…。
頼みたくない!!
彼女のウーロン茶も含めると2杯で800円だぞ!?
ただのウーロン茶に800円!!!
今度は彼女までもポカーンとした表情でいた。
800円あったらサイゼリアで豪遊できる!!
ドリアが2つ食える!!
それがここではたったのウーロン茶2杯!
店員と彼女は困ったような表情をしていた。
頭がどうにかなりそうだ…
ハアハアハァ…
お店で飲み物を頼むか?
「あのー…お飲み物は?」
俺に対して店員が答えた。
光一、落ち着け。
ここで見栄を張って飲みたくもないウーロン茶を頼んだら俺は一生彼女の前で見栄を張り続けなければならなくなる。
もし彼女と結婚したとして死ぬまでにあと何回飲食店を訪れるのだろうか?
俺は計算するために、携帯電話を取り出し電卓を開き計算した。
一生に食べる食事の回数は約90,000回…。
店員と彼女はもう呆れているようだ。
残りの人生で少なくとも5000回彼女と飲食店に行くとしたら…。
俺はもう一度携帯を取り出し、電卓を開き計算した。
400万円!!!???
ここでかっこつけてウーロン茶を2杯頼むことで俺は一生で400万円も損をするというのか!?
400万円あったらサイゼリアで20泊できるぞ。
俺は唾をゴクリと飲み込んだ。
「あのー…大丈夫ですかね?あのー、聞いてます?おーい?」
店員は何度も俺に訪ねてきた。
もういい、水にしよう。ここでかっこつけたって何にもならない。海外みたいに水が有料じゃないんだ。ここは日本!!
水は無料!水はみんなのもの!水は正義!
決めた!水を頼もう!
違法なことじゃないんだし!
胸を張って!
「あのー…」
俺は決心して店員に応答した。
「はいっ…!」
店員はようやくかといいたいような声で返事した。
「とりあえずいったんお冷2つお願いします。」
ええええええええええ!!ここ居酒屋だぞ!!!
店員はそう思った。
「わかりました!」
よし、山場は越えた…。
「あの、当店は炭酸の効いたミネラルウォーターがございますが、そちらで良かったでしょうか?」
店員が続けて言った。
なにぃぃぃぃ?
ミネラルウォーター!?聞いてないぞ!!どこに書いてた!?
あった!580円!!!高けぇぇぇぇ!!!
「うぅぅ…ウーロン茶2つください」
結局俺はウーロン茶を頼むことにした。
「わ、わかりました……!」
そう、店員は答えた。
ご拝読いただきありがとうございます!
次作は「子供の頃に勘違いしてたこと」です!
to be continued…
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