帰り道

君をもっと知りたいよ

さっき初めて話したばっかりの人なのに

街並みがそっと笑う可笑しいね

君をもっと知りたいよ

君の声を知った時そう感じたんだ

エクステなんてつけちゃってさ

僕の目を見て話す君

人見知りの性格が嘘みたいに

どこかに消えていった

君をもっと知りたいよ好きな人はいますか

どんな質問をしても

うまくかわされているような気がして

少しくらい冷たくたってかまわないさ

僕も人が思うより冷たい

他人の声は気にならない

欲しいのは君の声温もりだけだから

やけに酔って君ははしゃいで

ふらつく君の体支え

曇りない欲が湧いて見つめていたいと

心が震えていった

君をもっと知りたいよ光にさらされて

僕はフッと我に帰り

君をもっと知りたいよそんなことを

考える空も微笑む帰り道