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蒼い恋

紫陽花

放たれる

過去ばかり振り返る心が嫌い
瞼閉じたらあいつの顔が溢れ出す
耳の中には録音機能があるの?
風が吹けばあいつの笑い声
雨が降ればあいつの甘い囁き

街で私の横をり過ぎた誰か

それはあいつのコロン
鼻腔の悪戯に違いない!

私は私は
振り返ってなんかいない!

誰かが仕掛けたんだ
試しているんだ

そうだ、新しい恋を降り注ぐ太陽がお前は準備完了か?

どんなに想い出に扉叩かれても
扉越しに教えてあげられるかな

あなたはそこにいなさい
あなたの居場所はそこだよと

それが言えたら
両手を振っておくれ!
そう~大袈裟に!

今、ひとつ落としてみたよ
ひらひらひらとね

さて
その角曲がって

そう…はじまる!

君の新しい恋に気づくかな?

振り返らなきゃ

きっと
上手く行く 君の恋心




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