蒼い恋
バラ色?
初めてだよ君はみたいな奴
悪戯ら好きの君は
いつもなにかを企んでいる
上履きが片方ない!
もう~苛つく!
「へへへ ばーか ここだよ!」
「いらない!裸足でいいもん
それに馬鹿じゃないし」
知らんぷりして廊下を歩く
「ごめん!靴下汚れる」
前にまわって上履きを置く
誰がシンデレラみたいじゃない?
って囁いている
「ばーかシンデレラ?
ツンデレラだよ こいつ
いつもツンツンしてさ!」
黙ったまま上履きを履く僕
バランスを崩し転けそうになった
すっと手を摑んでくれた
「危ねぇ」
その手に渡された
小さく畳んだ紙切れ
「じゃ~部活でな」
ポケットにしまった紙切れ
誰もいない所で開いた
「今日一緒に帰ろう!丸だったら
この紙帰して下さい」
返したくない!
でも 帰りたい
部活で紙切れを渡した
「読んで」
って小さな声で言った
キラキラした君の瞳が
笑ってくれた
読んだかな~
「うん!帰りたい!北門」
突然目の前に現れた君は
大きく丸を作って見せてくれた
部活が終わり僕たちはダッシュ
人気のない北門に猛ダッシュ
「転ぶなよ!」
顔見合わせケラケラ笑い合った
暫く歩いて
僕は決心した
「大ちゃん 僕ね……」
「シー」
大ちゃんが手出して
「鈴ばか よろしく」
そっと触ると
ギュッと握ってくれた
「ばかじゃないし」
呟く僕
顔がカァーって熱くなった
大ちゃんはどうかな?
「うん?どうした?」
あまりの優しい声に
俯いちゃった
「鈴 目の前何色に見える?」
「ピンクに見える」
「だよな」
「これって バラ色?」
「うん 幸せ色だよ」
初恋君に
初恋お前に
初恋ふたりの
小さな小さな幸せ
初恋
悪戯ら好きの君は
いつもなにかを企んでいる
上履きが片方ない!
もう~苛つく!
「へへへ ばーか ここだよ!」
「いらない!裸足でいいもん
それに馬鹿じゃないし」
知らんぷりして廊下を歩く
「ごめん!靴下汚れる」
前にまわって上履きを置く
誰がシンデレラみたいじゃない?
って囁いている
「ばーかシンデレラ?
ツンデレラだよ こいつ
いつもツンツンしてさ!」
黙ったまま上履きを履く僕
バランスを崩し転けそうになった
すっと手を摑んでくれた
「危ねぇ」
その手に渡された
小さく畳んだ紙切れ
「じゃ~部活でな」
ポケットにしまった紙切れ
誰もいない所で開いた
「今日一緒に帰ろう!丸だったら
この紙帰して下さい」
返したくない!
でも 帰りたい
部活で紙切れを渡した
「読んで」
って小さな声で言った
キラキラした君の瞳が
笑ってくれた
読んだかな~
「うん!帰りたい!北門」
突然目の前に現れた君は
大きく丸を作って見せてくれた
部活が終わり僕たちはダッシュ
人気のない北門に猛ダッシュ
「転ぶなよ!」
顔見合わせケラケラ笑い合った
暫く歩いて
僕は決心した
「大ちゃん 僕ね……」
「シー」
大ちゃんが手出して
「鈴ばか よろしく」
そっと触ると
ギュッと握ってくれた
「ばかじゃないし」
呟く僕
顔がカァーって熱くなった
大ちゃんはどうかな?
「うん?どうした?」
あまりの優しい声に
俯いちゃった
「鈴 目の前何色に見える?」
「ピンクに見える」
「だよな」
「これって バラ色?」
「うん 幸せ色だよ」
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