世界最強の俺、銀髪赤眼のロリ美少女になってしまう
2.世界最強の異能力者、美少女になる②
高層ビルよりも高い場所を飛び、俺は自らが所属する傭兵事務所へと向かっていた。
いやぁ、都会の夜は明るいな。俺が元いた田舎とは大違いだ。
元は大阪に住んでいたと言っても悪魔被害にあった場所だったらしく、復興は進んで入るがそれは市内の方が優先的で、端っこの方に住んでいた俺の地域は田んぼや畑が広がる田舎だった。悪魔被害の前までは住宅街や商店街がある賑わった街らしいが、その時は俺は生まれていなかったし知らないのも仕方ない事だ。
東京の明るい夜空と夜景を眺めながら飛んでいると、傭兵事務所または会社らしき建物が密集している場所についた。ここから俺の所属している傭兵事務所を探し出さないといけないのだが…、案外とあっさり見つけることが出来た。
傭兵会社の密集地域のど真ん中に聳え立つ大きな円柱のビルが二つ。真上から見るとドーナツの様に真ん中が空いている二つのビルに連絡通路が何十本も繋がっていた。しかも、一番太い連絡通路にはデカデカと『クリスタルバード・マーセナリー』と書かれた看板が貼り付けられている。
そう、このクリスタルバード・マーセナリーと言う会社が俺の所属している傭兵事務所だ。
普段は大阪支部の方に通っていたが、大阪にあるものよりも圧倒的にスケールが違う。建物の高さだけでも600mあるのでは無いか?
とりあえず、建物の入り口と着陸場所を探して着地する。
最初は怖い思いをしたが、空を飛ぶのにも慣れてきた物だ。もしかしたらこの会社の社長のせいかな?あの人、小さい頃の俺を両手で持ち上げては一緒に空を飛ばされてたからな。……なんか今更ながらムカついてきたな。
頭の中で社長が笑っているのにムカムカしながら建物の中に入って行く。
建物中には多くの人が歩き回っていた。まぁ、傭兵会社と言ってもこの会社は色々な事業に手を出しているからな。会社な内部の人口割合で言えば異能力者以外の一般社会人が9割9分を占めているだろう。
もう夜なのに社会人はこんなに夜遅くまで働くのか……大人になりたくねぇ。
忙しそうな大人たちを見ながら、受付の場所へと足を進める。
「すいません、傭兵事務所って何階?」
「傭兵事務所ですか?失礼ですが我が社の社員証明証はお持ちでしょうか?持っていらっしゃらないのでしたら中へ入る事はできません」
「社員証明証か……傭兵証明証でも良い?」
「はい、大丈夫です」
「ちょっと待ってね」
確か財布にしまっていた様な気がするんだけど……レシートがパンパンでどこにやったか分かんぞ。あ、あったあった。
「はい、これ…」
俺が傭兵証明証の青いカードを受付嬢に渡そうとした瞬間、受付の奥にある電話が鳴り響いた。
電話の受話器の横にある画面には電話がかかってきた場所が書かれている様で、それを見た受付嬢は目を見開いて驚き、俺に一言入れてから電話に応答した。
どうやらお偉いさんから電話が掛かってきた様で、かなり腰を低めで対応をしていた。
「はい、受付ですーーーはいーーはい、そうです。ーーーえ?そのままですか?ーーわ、分かりました。ーーはい、失礼します」
受付嬢はこちらに戻ってくると先ほどの電話に関わる内容を言ってきた。
「社長が貴方様お呼びです。社長室まで案内させていただきます」
おっとぉ?どう言う事だ?急展開すぎるぞ。
俺の気持ちを無視するかの様に受付嬢は受付カウンターから出てきて、俺を先導しながら進んで行く。
エレベーターに乗ると一番上のボタンを押し、その階に着いたらまた違うエレベーターに乗り直してからさらに一番上の回へと目指す。エレベーターの乗り換えをしないと着かないって、どれだけこの建物は高いんだ?
しばらくの間、エレベーター内で受付嬢との2人の気まずい空気を感じながら待っていると、ようやくの思いで最上階へと辿り着いた。
「あちらの部屋で社長がお待ちです。私の案内は以上となります」
受付嬢はそう言い残すとエレベーターで帰って行った。
急激すぎる展開に頭が混乱するぞ?とりあえず社長に会うしか道は内容だけど、何だかめんどくさいな。
でも、とりあえず社長に会わないと展開が進みそうに無いし行くか。
(コンコンコン)
「どうぞ、空いているから入っておいで」
ふむ、どうやら待ち伏せされていた様だ。ノックをするとすぐに返事が返ってきた。
「失礼しまーす。呼ばれたからきたぞ」
「やぁ、待っていたよ。少し資料整理が残っているからそこのソファに座って待っていてくれないか?」
出迎えた人物はこちらを一瞥した後、手元のパソコンに視線を移して作業を続けた。
透き通る様な青い髪を後ろで括り、髪同様の青い目の上には度の入っていない伊達眼鏡をして作業を取り組んでいる40代後半程の男。そして、何よりも目立つのがその男の背中に生えている半透明な青い翼だ。二つの翼の羽はそれぞれ青い水晶で出来ていて、翼を閉じているだけでもかなりの大きさを誇っている。
彼こそが、このクリスタルバード・マーセナリーの社長である青羽 蒼志だ。
青羽社長は史上最悪の日の経験者であり、日本で初めて悪魔退治や異能力事件に携わる人物を派遣する傭兵事務所を立ち上げた人物だ。日本業界では結構な有名人でもある。
しばらく社長室を見渡して待っていると、青羽社長は一息つけた様で向かいのソファに座った。
「やぁやぁ、待たせて済まなかったね。まだ仕事は残っているのだけど君との話の方が優先だ」
「結構忙しそうだけど大丈夫なのか?」
「いや〜、そう思ってくれるのならもっと普段から仕事を受け入れてくれるとありがたいのだけどね。君の依頼を君以外の人に回しているから仕事が増えるのだよ?」
「そうか、なら俺の為にももっと頑張ってくれ」
「手厳しいなぁ〜」
そう言いながらも、青羽社長はニコニコと笑ってゆるく流していた。
「そう言えば黒兎くんは東京の方の会社に来るのは初めてだったね。迷子にはなったりしなかったかい?」
「いや、空を飛んできたから特にそんな事は無かったな。そんなことよりも政府の自衛隊から依頼の詳細が届いているだろ?それが目的で来たからさっさと済ませよう」
「そうだね、ちょっと待っていてくれたまえ。確かここら辺に保存した様な……あったあった。…はい、君のメールに詳細は送信したよ。それを見ながら話をしようか」
一度座ったソファから立ち上がり、自らのパソコンの位置に戻ってから依頼の内容が書かれたメールを俺のスマホに送ってきた。
メールには依頼内容、作戦場所、作戦場所らしき倉庫の写真と様々な内容が書き込まれていた。どうも国からの依頼は遠回りな表現等で文字が多すぎて頭が痛くなってくる。
「今回は犯罪異能組織ブレインの薬物取引時の身柄確保が仕事だね。場所は東京と神奈川県の県境、まぁ神奈川県内の港にある第4倉庫が取引場所になっていると言う情報だ。取引時間は0時と聞いているから…今から3時間後くらいだね。空を飛んで行ったら30分前には着けると思うが大丈夫かい?」
「まぁ何とかなるだろ。犯人の身柄を確保したらどうすれば良いんだ?」
「僕に電話をかけてくれれば良いよ。目的の倉庫から2km圏内に僕の事務所から別の人物を7人ほど居てもらうから彼らに回収してもらう予定だ。別に一緒に作戦を実行してもらっても構わないのだけど、黒瀬くんって集団戦闘とか苦手だったでしょ?」
確かに俺は自分中心に作戦を実行するから集団作戦とか苦手だしな。この条件なら別に構わないな。
資料の最後の方には犯人の身柄を引き渡したら俺の依頼は終了らしいし、さっさと終わらせて家に帰りたい。
「よし!なら今から行ってくるよ」
「なら僕は見送りにでも着いて行こう。外の空気も吸いたい気分だったしね」
俺と青羽社長は一緒に社長室を出てエレベーターへと向かった。上のボタンを押してドアが開くのを待った後、2人で乗り込んで屋上へと向かった。
流石、高さ600m以上を誇る建物と言ったところか。屋上からだと東京の夜景を全て見渡すことが出来る。しかも、まだ4月入る前だ。外は暴風の如く風が吹き荒れており、体が凍えてしまうほどの寒さになっていた。
すぐに会社にやってくる時同様に真っ黒な翼を形成する。
「どうやら君の異能力『暗黒物質』もすっかり扱い切れる様になった様だね。立派な翼になってるよ」
「空の飛び方や翼の仕組みなんかはあんたに教えてもらったからな。流石に青羽社長ほど早く飛んだりすることは出来ないけど、強度や質量は自由に変化させれるからあんたの翼よりも硬くて軽いぞ。…よし、それじゃあ行ってくる」
「依頼の報告は明後日でも良いよ。一様、会社には顔を見せてね」
青羽社長からの見送りの言葉(?)を聞いて、俺は目的の港へと飛び立った。
いやぁ、都会の夜は明るいな。俺が元いた田舎とは大違いだ。
元は大阪に住んでいたと言っても悪魔被害にあった場所だったらしく、復興は進んで入るがそれは市内の方が優先的で、端っこの方に住んでいた俺の地域は田んぼや畑が広がる田舎だった。悪魔被害の前までは住宅街や商店街がある賑わった街らしいが、その時は俺は生まれていなかったし知らないのも仕方ない事だ。
東京の明るい夜空と夜景を眺めながら飛んでいると、傭兵事務所または会社らしき建物が密集している場所についた。ここから俺の所属している傭兵事務所を探し出さないといけないのだが…、案外とあっさり見つけることが出来た。
傭兵会社の密集地域のど真ん中に聳え立つ大きな円柱のビルが二つ。真上から見るとドーナツの様に真ん中が空いている二つのビルに連絡通路が何十本も繋がっていた。しかも、一番太い連絡通路にはデカデカと『クリスタルバード・マーセナリー』と書かれた看板が貼り付けられている。
そう、このクリスタルバード・マーセナリーと言う会社が俺の所属している傭兵事務所だ。
普段は大阪支部の方に通っていたが、大阪にあるものよりも圧倒的にスケールが違う。建物の高さだけでも600mあるのでは無いか?
とりあえず、建物の入り口と着陸場所を探して着地する。
最初は怖い思いをしたが、空を飛ぶのにも慣れてきた物だ。もしかしたらこの会社の社長のせいかな?あの人、小さい頃の俺を両手で持ち上げては一緒に空を飛ばされてたからな。……なんか今更ながらムカついてきたな。
頭の中で社長が笑っているのにムカムカしながら建物の中に入って行く。
建物中には多くの人が歩き回っていた。まぁ、傭兵会社と言ってもこの会社は色々な事業に手を出しているからな。会社な内部の人口割合で言えば異能力者以外の一般社会人が9割9分を占めているだろう。
もう夜なのに社会人はこんなに夜遅くまで働くのか……大人になりたくねぇ。
忙しそうな大人たちを見ながら、受付の場所へと足を進める。
「すいません、傭兵事務所って何階?」
「傭兵事務所ですか?失礼ですが我が社の社員証明証はお持ちでしょうか?持っていらっしゃらないのでしたら中へ入る事はできません」
「社員証明証か……傭兵証明証でも良い?」
「はい、大丈夫です」
「ちょっと待ってね」
確か財布にしまっていた様な気がするんだけど……レシートがパンパンでどこにやったか分かんぞ。あ、あったあった。
「はい、これ…」
俺が傭兵証明証の青いカードを受付嬢に渡そうとした瞬間、受付の奥にある電話が鳴り響いた。
電話の受話器の横にある画面には電話がかかってきた場所が書かれている様で、それを見た受付嬢は目を見開いて驚き、俺に一言入れてから電話に応答した。
どうやらお偉いさんから電話が掛かってきた様で、かなり腰を低めで対応をしていた。
「はい、受付ですーーーはいーーはい、そうです。ーーーえ?そのままですか?ーーわ、分かりました。ーーはい、失礼します」
受付嬢はこちらに戻ってくると先ほどの電話に関わる内容を言ってきた。
「社長が貴方様お呼びです。社長室まで案内させていただきます」
おっとぉ?どう言う事だ?急展開すぎるぞ。
俺の気持ちを無視するかの様に受付嬢は受付カウンターから出てきて、俺を先導しながら進んで行く。
エレベーターに乗ると一番上のボタンを押し、その階に着いたらまた違うエレベーターに乗り直してからさらに一番上の回へと目指す。エレベーターの乗り換えをしないと着かないって、どれだけこの建物は高いんだ?
しばらくの間、エレベーター内で受付嬢との2人の気まずい空気を感じながら待っていると、ようやくの思いで最上階へと辿り着いた。
「あちらの部屋で社長がお待ちです。私の案内は以上となります」
受付嬢はそう言い残すとエレベーターで帰って行った。
急激すぎる展開に頭が混乱するぞ?とりあえず社長に会うしか道は内容だけど、何だかめんどくさいな。
でも、とりあえず社長に会わないと展開が進みそうに無いし行くか。
(コンコンコン)
「どうぞ、空いているから入っておいで」
ふむ、どうやら待ち伏せされていた様だ。ノックをするとすぐに返事が返ってきた。
「失礼しまーす。呼ばれたからきたぞ」
「やぁ、待っていたよ。少し資料整理が残っているからそこのソファに座って待っていてくれないか?」
出迎えた人物はこちらを一瞥した後、手元のパソコンに視線を移して作業を続けた。
透き通る様な青い髪を後ろで括り、髪同様の青い目の上には度の入っていない伊達眼鏡をして作業を取り組んでいる40代後半程の男。そして、何よりも目立つのがその男の背中に生えている半透明な青い翼だ。二つの翼の羽はそれぞれ青い水晶で出来ていて、翼を閉じているだけでもかなりの大きさを誇っている。
彼こそが、このクリスタルバード・マーセナリーの社長である青羽 蒼志だ。
青羽社長は史上最悪の日の経験者であり、日本で初めて悪魔退治や異能力事件に携わる人物を派遣する傭兵事務所を立ち上げた人物だ。日本業界では結構な有名人でもある。
しばらく社長室を見渡して待っていると、青羽社長は一息つけた様で向かいのソファに座った。
「やぁやぁ、待たせて済まなかったね。まだ仕事は残っているのだけど君との話の方が優先だ」
「結構忙しそうだけど大丈夫なのか?」
「いや〜、そう思ってくれるのならもっと普段から仕事を受け入れてくれるとありがたいのだけどね。君の依頼を君以外の人に回しているから仕事が増えるのだよ?」
「そうか、なら俺の為にももっと頑張ってくれ」
「手厳しいなぁ〜」
そう言いながらも、青羽社長はニコニコと笑ってゆるく流していた。
「そう言えば黒兎くんは東京の方の会社に来るのは初めてだったね。迷子にはなったりしなかったかい?」
「いや、空を飛んできたから特にそんな事は無かったな。そんなことよりも政府の自衛隊から依頼の詳細が届いているだろ?それが目的で来たからさっさと済ませよう」
「そうだね、ちょっと待っていてくれたまえ。確かここら辺に保存した様な……あったあった。…はい、君のメールに詳細は送信したよ。それを見ながら話をしようか」
一度座ったソファから立ち上がり、自らのパソコンの位置に戻ってから依頼の内容が書かれたメールを俺のスマホに送ってきた。
メールには依頼内容、作戦場所、作戦場所らしき倉庫の写真と様々な内容が書き込まれていた。どうも国からの依頼は遠回りな表現等で文字が多すぎて頭が痛くなってくる。
「今回は犯罪異能組織ブレインの薬物取引時の身柄確保が仕事だね。場所は東京と神奈川県の県境、まぁ神奈川県内の港にある第4倉庫が取引場所になっていると言う情報だ。取引時間は0時と聞いているから…今から3時間後くらいだね。空を飛んで行ったら30分前には着けると思うが大丈夫かい?」
「まぁ何とかなるだろ。犯人の身柄を確保したらどうすれば良いんだ?」
「僕に電話をかけてくれれば良いよ。目的の倉庫から2km圏内に僕の事務所から別の人物を7人ほど居てもらうから彼らに回収してもらう予定だ。別に一緒に作戦を実行してもらっても構わないのだけど、黒瀬くんって集団戦闘とか苦手だったでしょ?」
確かに俺は自分中心に作戦を実行するから集団作戦とか苦手だしな。この条件なら別に構わないな。
資料の最後の方には犯人の身柄を引き渡したら俺の依頼は終了らしいし、さっさと終わらせて家に帰りたい。
「よし!なら今から行ってくるよ」
「なら僕は見送りにでも着いて行こう。外の空気も吸いたい気分だったしね」
俺と青羽社長は一緒に社長室を出てエレベーターへと向かった。上のボタンを押してドアが開くのを待った後、2人で乗り込んで屋上へと向かった。
流石、高さ600m以上を誇る建物と言ったところか。屋上からだと東京の夜景を全て見渡すことが出来る。しかも、まだ4月入る前だ。外は暴風の如く風が吹き荒れており、体が凍えてしまうほどの寒さになっていた。
すぐに会社にやってくる時同様に真っ黒な翼を形成する。
「どうやら君の異能力『暗黒物質』もすっかり扱い切れる様になった様だね。立派な翼になってるよ」
「空の飛び方や翼の仕組みなんかはあんたに教えてもらったからな。流石に青羽社長ほど早く飛んだりすることは出来ないけど、強度や質量は自由に変化させれるからあんたの翼よりも硬くて軽いぞ。…よし、それじゃあ行ってくる」
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