だらだらとした映画語り

因幡雄介@B級映画紹介

『デッドプール2』 オープニングから笑わせにかかる【70点】

【あらすじ】



 R指定ながら全世界で大ヒットを記録した異色のヒーロー映画「デッドプール」の続編。

 マーベルコミック「X-MEN」シリーズに登場するキャラクターで、人体実験により驚異的な治癒能力と不死の肉体を得るが、醜い身体に変えられてしまった元傭兵のウェイド・ウイルソン/デッドプールの活躍を描くアクションコメディ。

 最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。

 ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成するが……。

 ケーブル役をジョシュ・ブローリンが演じ、モリーナ・バッカリン、ブリアナ・ヒルデブランド、T・J・ミラーら前作のキャストが続投。忽那汐里が新たに参加している。監督は「アトミック・ブロンド」のデビッド・リーチ。



【因幡さんの映画語り】



 下ネタとグロとアクションといえば『デッドプール』だろう。その続編。

 デッドプールとは、誰が死ぬか予想リストという意味。

 この暗殺者のようなヒーローは不死身で、腕をなくしても生えてくるという特異体質をしている。それをギャグにもしている。

 キャラクターが観客に話しかけることをメタというが、メタギャグ満載である。

 

 デッドプールは暗殺の仕事をしていたが、1人見逃してしまい、ヴァネッサが殺されてしまう。

 悲しみにくれ、無気力になっていくデッドプールを、エックスメンメンバーが拾うが、問題を起こして刑務所行きに。

 一緒に刑務所に行った、ミュータントの少年を、ケーブルという未来人が命を狙うが・・・。

 

 デッドプールはヒット作の出ないライアン・レイノルズ(脚本等を担当)の復讐作と呼ばれている。

 そのためか、デッドプールのように内容は自由で、同性愛、民族差別、パンセクシャル(全性愛)、薬など、映画ではできない要素が盛りだくさんだ。

 次々と出てくる新しい設定に、ヒットしたのもうなずける。

 ただ一つ、残念なことがある。

 やっぱりR指定なので、子供は視聴不可なのだ。

 ファミリー映画とはほど遠い。(褒めてます)

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