ばれんラジオ

ばれん

自殺した友人の話

どうも、ばれんです

本日は
自殺した友人の話です。

内容が内容なこともありますので、
いつものような大爆笑動画を期待してた方には申し訳ないんですが、
真面目っぽい話となりますのでご了承ください。

いきなりなぜこんな話をするのかと言いますと、
また彼が夢に出てきたからです。

別にわざわざすることではないかもしれませんが、
こうやって話にだして、
私自身、彼を思い出し、
他の人にも知ってもらうことで、
彼の供養にもなると思ってるため、
前から積極的にいろんな人に話をしています。

なので今回も、皆さんに彼の話をしようと思います。
彼もその方が喜ぶだろうと思いますし。

まず最初に彼の紹介からですが、
名前をイニシャルからRと呼ぶことにします。
ロードのR、ローリングのRです

Rは私ばれんの同級生で、
小学校と中学校が同じでした。

小学校はひと学年の男子が10人、
中学校でもひと学年の男子が20人という田舎だったため、
「同級生はみんな友達」
という感じでしたが、
そんな中でもRは、どこか私ばれんと似てたためとくに仲良くしてました。

似てるというのは、
プライドの高さや、でしゃばり、その感じが似てましたので親近感がありました。

ただRは全てにおいて、私ばれんより劣ってる感じで、
身長も小さく、身体能力も持久力以外は全て私より下でした。
学力も私が80点ならRは70点というような感じ。

ただとても性格は似てたため、
そんなRはいつもどこか、
満足してないというか、
納得してない、不満がある、
はっきりとそういう発言はしたことがありませんでしたが、
そんな雰囲気があるのを感じてました。

そんなRとは別の高校にいきまして、
Rは高卒で就職しました。

その就職も、大企業は大企業ですが、
同級生は高卒の中では花形部署に入れたのに彼は一つ下と言いますか、希望の場所ではなかったようです。

R自身からは、
いつものようにはっきりと不満は聞きませんでしたが、
あきらかに不満なんだろうなという雰囲気がありました。

いつも二番手、いつも思い通りにならない、
そんな感じでした。

それが直接的な原因なのかは、結局わからずじまいでしたが、
19歳の夏、Rは自殺しました。

知らせを聞いて地元にかえり、
状況が状況なので葬式はありませんでしたが、
友人数名と線香を上げに行きました。

そこで、友人たちは口々に
「自殺なんて、、、ばかやろうが」
と言ってましたが、
私ばれんは、それはちがうだろ、と思っていました。

前にも動画で話をしましたが、
私ばれんは、
生きるも死ぬも個人の自由と考えてます。

なので、
「生きたい」と思う願いも、
「死にたい」と思う願いも同じ。

Rは悩んだ末に
「死にたい」という希望を叶えたわけです。

Rがどれだけ悩んだか知りもしないクセに、
Rの判断を否定するのは誰にもできないはずです。

「力になれなくてくやしい」
という感情からそう言った言葉がでたというのはわかりますが、
Rにとってお前は、
相談されるような存在ではなかったというわけです。

そんなお前ごときがRをバカにするなんてできないはずです。

なので、私ばれんは
「ばかやろうが」
なんて思ったことはありません

もちろん私も、かなしかったですが、
最終的にRが出した結論を否定しないことが、
Rのためになると思い、
本日までずっと、
無事、成仏してくれればいいな、と思って生きてきました。

さて、話は少し変わりますが、
冒頭に話をしたように、
Rは少なからず年に一回は私ばれんの夢に出てきます。

これが霊的なものなのか、
私自身が絶対忘れないように、無意識に定期的に思い出すために夢を見てるのか、
どうなのかはわかりませんが夢にでてきます。

悪夢ではありません。
いつも学生時代の普通のやりとりです。

ただ一回だけ、怖いことしてきたことがありまして、

夢の中でRがぐしゃぐしゃのルーズリーフを私ばれんに渡してきました。
それをひらくと、びっしり赤のボールペンで
「しね」と書いてありました。

本来ならそこでこわい!と思うのでしょうが、
Rは友達でしたので
「なんやこれ、こんなことすんなや」
とブチギレると、とても申し訳なさそうなかおをする、
という夢が一回だけありました。
その後はそういう事はしてこず、
いつも楽しく遊んでる感じです。

また、
Rが死んでから二年くらいたった頃、
私ばれんは明晰夢にハマってた時期がありまして、
知らない方のために説明しますと、
明晰夢とは、
夢の中で「これは夢だ」とわかる夢、
それが明晰夢なんですが、

そんな明晰夢にRがでてきたので、

「でもお前、死んでるけどな」

って茶化してRをいじる、なんて事をした事がありました。

今は明晰夢を見ようとしてないので見れず、
この前Rが出てきた時はそんな事言えませんでしたが。
とにかくそんなことを言える仲なんです

長くなりましたが、結論を言いますと、
生きるも死ぬも自由なんです。
これはずっと、とくにRが死んでからは強くそう思っています。

なのでRのように、
自殺した人を否定する事は間違ってると思ってます。
もちろん残された人の悲しみを考えると良いわけないんですが、
自殺してからも否定されて苦しむのはあまりにも可哀想です。

自殺というのは、自分自身での最後の判断の結果なんです。
それを認めてあげてほしい。
そう思うんです、という話でした。

賛否両論あると思いますが、
私の考えが変わる事はないでしょうし、
変えるつもりもありません

ただ言えることは、
今のところ、私ばれんは自殺はしないという事のみです

終わります

















コメント

コメントを書く

「エッセイ」の人気作品

書籍化作品