天壌無窮の守人
第三幕 四話 その先に見たもの
研究棟内は依然静かでありどうやらまだ気づかれてはいないようだが、あれだけの戦闘音がしていてそれが無くなったのだ、戦闘が終わって巻き込まれないだろうと考えた研究員たちがやってきて確認しに来ることも考えられる。さっさと壊しに行かなければならない。
地味に研究員が多く目的の場所まで行くのは一苦労である。
どうしても通りたい場所にいる人間は一通り締め落とし影になる場所に置いてきたのでしばらくは問題ないだろう。長い長い廊下を通り目標物のある部屋の目の前まで来た。
「ノス、ここか?確かにすげぇ力を感じるな、にしても広すぎるだろここ…一体何やってんだか…」
悪態を付くノックのことは置いておいて、扉のパスを解除するための機器を取り出し壁のパネルを取り外し機器を取り付ける。
「ノック周りの警戒は頼むぞ?私はこっちに集中しなきゃいけないんだから頼むぞ?」
そう言って作業を始める。
今の所この通路に誰かが近づいてくる気配はないようだが重要区だ、いつ人が来たっておかしくない。思った以上に複雑な状態では無かったので想定していた時間より早く済みそうなのはありがたい。そして
パシュゥ…
と空気の抜けるような音が扉から聞こえた。解除成功だ。
後はこの中に入って例のものを破壊するだけだ、急がねばならない。
「ノックここを頼む、もし誰かが来たら躊躇なく対応してくれ」
「分かった、お前も気を付けろよ!」
そうして横開きの扉を開け中に入っていった。
中は薄暗いものの部屋全体の床が淡く発光しているため特に問題は無い。部屋の大きさは体育館4個分ぐらいだろうか、相当な広さで薄く水であろうものが張られていた。部屋の中央には大掛かりな装置が置かれておりその上には巨大な大小のガラス状のものが浮いていた。その装置がある方へと近づき手を伸ばす、その瞬間世界が壊れる程かと思うほどの轟音。そして
気が付くとけたたましく警報音が鳴っておりノックがこちらに走り寄ってきていた。装置は消失しており今や見る影もない。
「おい!ぼーっとするなぁ!!さっさと逃げるぞ!!」
ノックの声でハッと我に返る。後ろからは武装した大量の人間がわらわらと湧いてきている、急いで足元に落ちていたバッグを拾い入ってきた扉とは真逆の方向へと走り出す。反対側には扉などない、がこちらにはノックがいる。
「ノック頼む!」
「言われずとも分かってらぁ!でやあああああああああ!!」
轟音とともに壁を破壊しその場から脱出する。後ろから銃弾の雨が飛んでくるものの当たる気配はないため無視することにする。入り組んだ通路に出ることもできたためすぐに追っ手をまくことができ、壁を破壊して密林内へと逃げ込むことが出来た。研究所の敷地内からは朝に海岸で二人を襲ったのと同じ兵器が何台も出ていくのが見えた。
こうして最初の目的は完了したのであった。
次の日、密林内で一晩を過ごした二人は次なる目的地へ向かう準備をしていた。次の目的地はノックの目標であるフロリダ半島にある研究所である。未だに周辺は警戒態勢が解かれていないため非常に注意しながら移動することとなった、こうして二人はこの地を去っていったのだった。
某国某研究所にて
???「ねぇねぇねぇ~、結構面白大変なことになっちゃってるみたいだよ?大丈夫なの?」
そこには数人の研究者らしき人物が様々な情報を閲覧しているようだ。
???「これ、前に逃げ出したって言ってたやつがやったのか…これ大丈夫じゃないでしょ」
???『早く対応策を出さないと危険だぞ』
???「それはそうといい加減お前はバイザーを脱げ」
???『断る、気に入ってるんだからいいだろう?で、どうするんだ吾蔵研究員?』
地味に研究員が多く目的の場所まで行くのは一苦労である。
どうしても通りたい場所にいる人間は一通り締め落とし影になる場所に置いてきたのでしばらくは問題ないだろう。長い長い廊下を通り目標物のある部屋の目の前まで来た。
「ノス、ここか?確かにすげぇ力を感じるな、にしても広すぎるだろここ…一体何やってんだか…」
悪態を付くノックのことは置いておいて、扉のパスを解除するための機器を取り出し壁のパネルを取り外し機器を取り付ける。
「ノック周りの警戒は頼むぞ?私はこっちに集中しなきゃいけないんだから頼むぞ?」
そう言って作業を始める。
今の所この通路に誰かが近づいてくる気配はないようだが重要区だ、いつ人が来たっておかしくない。思った以上に複雑な状態では無かったので想定していた時間より早く済みそうなのはありがたい。そして
パシュゥ…
と空気の抜けるような音が扉から聞こえた。解除成功だ。
後はこの中に入って例のものを破壊するだけだ、急がねばならない。
「ノックここを頼む、もし誰かが来たら躊躇なく対応してくれ」
「分かった、お前も気を付けろよ!」
そうして横開きの扉を開け中に入っていった。
中は薄暗いものの部屋全体の床が淡く発光しているため特に問題は無い。部屋の大きさは体育館4個分ぐらいだろうか、相当な広さで薄く水であろうものが張られていた。部屋の中央には大掛かりな装置が置かれておりその上には巨大な大小のガラス状のものが浮いていた。その装置がある方へと近づき手を伸ばす、その瞬間世界が壊れる程かと思うほどの轟音。そして
気が付くとけたたましく警報音が鳴っておりノックがこちらに走り寄ってきていた。装置は消失しており今や見る影もない。
「おい!ぼーっとするなぁ!!さっさと逃げるぞ!!」
ノックの声でハッと我に返る。後ろからは武装した大量の人間がわらわらと湧いてきている、急いで足元に落ちていたバッグを拾い入ってきた扉とは真逆の方向へと走り出す。反対側には扉などない、がこちらにはノックがいる。
「ノック頼む!」
「言われずとも分かってらぁ!でやあああああああああ!!」
轟音とともに壁を破壊しその場から脱出する。後ろから銃弾の雨が飛んでくるものの当たる気配はないため無視することにする。入り組んだ通路に出ることもできたためすぐに追っ手をまくことができ、壁を破壊して密林内へと逃げ込むことが出来た。研究所の敷地内からは朝に海岸で二人を襲ったのと同じ兵器が何台も出ていくのが見えた。
こうして最初の目的は完了したのであった。
次の日、密林内で一晩を過ごした二人は次なる目的地へ向かう準備をしていた。次の目的地はノックの目標であるフロリダ半島にある研究所である。未だに周辺は警戒態勢が解かれていないため非常に注意しながら移動することとなった、こうして二人はこの地を去っていったのだった。
某国某研究所にて
???「ねぇねぇねぇ~、結構面白大変なことになっちゃってるみたいだよ?大丈夫なの?」
そこには数人の研究者らしき人物が様々な情報を閲覧しているようだ。
???「これ、前に逃げ出したって言ってたやつがやったのか…これ大丈夫じゃないでしょ」
???『早く対応策を出さないと危険だぞ』
???「それはそうといい加減お前はバイザーを脱げ」
???『断る、気に入ってるんだからいいだろう?で、どうするんだ吾蔵研究員?』
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