天壌無窮の守人
第三幕 ひと時の安寧
謎の襲撃者を撃退してから小一時間ほどして、担がれたまま無事町に入ることが出来たのだが…
「おい、ノックいい加減降ろしてくれ流石に町中で担がれている状態では恥ずかしい。」
小一時間担がれていたのである程度歩けるようにはなってる。早くこの状況から脱したいのだが頑固なもので頑なに降ろそうとしないのである、それに他にも問題がある。
「第一お前どこに行こうとしてる、病院に行っても俺は金を持ってないぞ」
止まった。
そう、金が無いのである。もちろんこいつもだ、衣類を漁った時に確認済みである。
「ど、どうするんだノス!このままじゃお前が辛いままではないか!」
心配してくれるのはいいのだが、このままではどうにもならない。とりあえず降ろしてもらい近場に広場らしき場所があったためそこで腰を下ろし話し合うことにした。
「ノック、またいつさっきみたいなやつが来るか分からない、そこでお前に聞きたいことが山ほどあるんだがいいか?」
「おういいぞ!」
威勢の良い返事が返ってきたため早速様々なことを質問していった。
まず先ほど襲ってきた兵器、あれは代理戦争兵器の一つであるという事。
あの型は非常に生産しやすく各国で作られていったとのこと、そして次に驚いたことなのだがノックもその代理戦争用兵器だという。
代理戦争用兵器は主に3つの世代に分かれており、先ほど襲ってきたような見るからに兵器と分かる姿形をしているのが第1世代、人間と機械を合体させサイボーグのような状態になっている物を第2世代、そしてノックのような見た目は何ら人とは変わりのない容姿をしており強大な力を秘めているのが第3世代らしい。
この説明を受けた際に「お前新入りなのか…?なら知らないのも納得か…」などと気になることを言っていたが他に聞きたいことがあったためスルーすることにした。
次にノック自身のことを聞くことにした、ノックはフロリダ半島にあるとある研究所にいたらしくつい先日研究所内がおかしくなっていることに気づきその混乱に生じて逃げ出してきたという。その際に船を奪取したらしいのだが、以前聞いたように変な海域に入ったために波に持っていかれて気づいたらあの海辺まで流されていたらしい。
あの謎の襲撃者はノックを追っている奴らなのかと聞いたのだがその言葉は曖昧だった、というのも自信が所属していたところの機体では無いというのだ、また偶然あれがあそこにいたわけでは無く第3世代が持っているという強大な力を使ったがために居場所を感知されたのだろうという事だった。おそらく私が寝首を掻こうとしていた時のことだろう。
またノックの力には一部代償を伴っており時間経過で回復するものの衝撃の反動により体の組織全体が徐々に潰れていくために1日5発ほどが限界らしく、それ以上力を使おうとすると体を守ろうとするためか意識が落ちてしまうらしい。
また、先ほどの襲撃者撃退の時も力を使ったらしくまた狙われる可能性は高いとのことらしい。
そしてノックはズボンの裏に世界地図を入れていたらしく現在の場所も判明した、どうやらウルグアイ南東部海岸部にある街にいるらしいことが町の人々に聞いた結果分かった。今後のノックの目的は自分のいた場所である研究所の破壊、情報の奪取を目的とした動きをすることに決めたらしい。
次に私自身のことだ。
私の目的はとある膨大な力を発する場所がいくつもあるためにそれを破壊して回っていくことが目的だ、その目的の場所は各地に点在しているのだが意外なことにそのうちの一つがノックの目的地とも一致したのである、そのため道中は手伝ってくれるとのこと。ただこれ以上話すことはできない理由があるというとノックは軽く承諾してくれた。こういう面では非常にありがたい。
こうしてお互いが必要なことを話し終わった後時間はすでに夕刻を迎えていたため、移動の開始は夜中に行うこととなった。
真っ赤に染まった夕焼けはどこか不吉な印象を与える。
闇夜が訪れるとともに追跡者は現れる。
まるで獰猛な肉食獣の様な眼光を携えながら。
「おい、ノックいい加減降ろしてくれ流石に町中で担がれている状態では恥ずかしい。」
小一時間担がれていたのである程度歩けるようにはなってる。早くこの状況から脱したいのだが頑固なもので頑なに降ろそうとしないのである、それに他にも問題がある。
「第一お前どこに行こうとしてる、病院に行っても俺は金を持ってないぞ」
止まった。
そう、金が無いのである。もちろんこいつもだ、衣類を漁った時に確認済みである。
「ど、どうするんだノス!このままじゃお前が辛いままではないか!」
心配してくれるのはいいのだが、このままではどうにもならない。とりあえず降ろしてもらい近場に広場らしき場所があったためそこで腰を下ろし話し合うことにした。
「ノック、またいつさっきみたいなやつが来るか分からない、そこでお前に聞きたいことが山ほどあるんだがいいか?」
「おういいぞ!」
威勢の良い返事が返ってきたため早速様々なことを質問していった。
まず先ほど襲ってきた兵器、あれは代理戦争兵器の一つであるという事。
あの型は非常に生産しやすく各国で作られていったとのこと、そして次に驚いたことなのだがノックもその代理戦争用兵器だという。
代理戦争用兵器は主に3つの世代に分かれており、先ほど襲ってきたような見るからに兵器と分かる姿形をしているのが第1世代、人間と機械を合体させサイボーグのような状態になっている物を第2世代、そしてノックのような見た目は何ら人とは変わりのない容姿をしており強大な力を秘めているのが第3世代らしい。
この説明を受けた際に「お前新入りなのか…?なら知らないのも納得か…」などと気になることを言っていたが他に聞きたいことがあったためスルーすることにした。
次にノック自身のことを聞くことにした、ノックはフロリダ半島にあるとある研究所にいたらしくつい先日研究所内がおかしくなっていることに気づきその混乱に生じて逃げ出してきたという。その際に船を奪取したらしいのだが、以前聞いたように変な海域に入ったために波に持っていかれて気づいたらあの海辺まで流されていたらしい。
あの謎の襲撃者はノックを追っている奴らなのかと聞いたのだがその言葉は曖昧だった、というのも自信が所属していたところの機体では無いというのだ、また偶然あれがあそこにいたわけでは無く第3世代が持っているという強大な力を使ったがために居場所を感知されたのだろうという事だった。おそらく私が寝首を掻こうとしていた時のことだろう。
またノックの力には一部代償を伴っており時間経過で回復するものの衝撃の反動により体の組織全体が徐々に潰れていくために1日5発ほどが限界らしく、それ以上力を使おうとすると体を守ろうとするためか意識が落ちてしまうらしい。
また、先ほどの襲撃者撃退の時も力を使ったらしくまた狙われる可能性は高いとのことらしい。
そしてノックはズボンの裏に世界地図を入れていたらしく現在の場所も判明した、どうやらウルグアイ南東部海岸部にある街にいるらしいことが町の人々に聞いた結果分かった。今後のノックの目的は自分のいた場所である研究所の破壊、情報の奪取を目的とした動きをすることに決めたらしい。
次に私自身のことだ。
私の目的はとある膨大な力を発する場所がいくつもあるためにそれを破壊して回っていくことが目的だ、その目的の場所は各地に点在しているのだが意外なことにそのうちの一つがノックの目的地とも一致したのである、そのため道中は手伝ってくれるとのこと。ただこれ以上話すことはできない理由があるというとノックは軽く承諾してくれた。こういう面では非常にありがたい。
こうしてお互いが必要なことを話し終わった後時間はすでに夕刻を迎えていたため、移動の開始は夜中に行うこととなった。
真っ赤に染まった夕焼けはどこか不吉な印象を与える。
闇夜が訪れるとともに追跡者は現れる。
まるで獰猛な肉食獣の様な眼光を携えながら。
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