死の床に、エッセイの価値を、教わった。

越庭 風姿【 人は悩む。人は得る。創作で。】

小説家になってみよう

 小説家とは、小説を書くことを職業とする人、または職業としていなくても専門家として認められている者である。

 小説を書くことを職業とするためには、売れなくてはならない。

 読み手が認めてお金を払うことで成り立つ。

 この定義はハードルが高い。

 職業とするには、生計が立てられる程度まで稼げなくてはいけないだろう。

 ある程度認知されて、一定数のファンがいなくては成り立たない。

 後者はどうか。

 職業としていなくても専門家として認められていればよい。

 つまり、大学の文学部を出ている程度でも定義に当てはまりそうだ。

 こうなると、世の中にはかなりの数の小説家がいることになるだろう。

 自分はまだ職業にするほどの稼ぎはないが、専門家としては認められていると思う。

 1200字程度のエッセイや論文ならすぐに書けるし、文庫本10冊分くらいは書いた。

 こう書くだけで専門家として認められそうだ。

 ただし、大学はまったく違う学部を卒業した。



 noteをはじめとして、自分の小説を発表する環境が整っているので、小説を発表することが容易になった。

 だから、作家と読者の距離が近くなり、認めてもらうことも容易になっている。

 出版社を介さなくても簡単に本をだせる。

 中には無料で紙媒体にできるサイトもある。

 こんな状況だからこそ、質が高いものが求められると思う。

 質を求めることが、モチベーションを高めることにもなる。

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