死の床に、エッセイの価値を、教わった。

越庭 風姿【 人は悩む。人は得る。創作で。】

手は万能の道具と言われる

 手首から先が手である。
「感染症予防のために手洗いをしましょう」
 という場合には前腕部まで洗う。
 また手は、手の平、手の甲、指に分けられる。
 指は5本あり、内側に曲がる。
 たまに外側まで曲がる関節が柔らかい人がいる。
 自分は関節が硬くて、決まった方向以外にはまったく曲がらない。
 手は「万能の道具」といわれることがある。
 手で何かを掴んで運んだり、調理器具を持って料理をしたり、体重を支えるために何かにつかまることもある。
 今キーボードを打っているのも手だ。
 指が各々担当するキーの範囲があって、順序正しく文字を打ち続けている。
 ときには音楽を奏でることもある。
「先手を打つ」
 というときの手は、何かのすべを指す。
「働き手」
 というときには、人の労力を指す。
 辞書を引けば他にもいろいろでてくる。
 手は日常生活で欠かせない道具なので、比喩表現に良くでてくるのであろう。

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