きろく

ゆずさい

多分それが一番好き



自慰行為を覚えてからというもの、
学校から帰宅して母や姉が帰ってくるまでの数10分の間で、毎日その行為をしていました。


自分がいじっているところの名前もわからない
この行為が何て名前なのかもわからない

だけど、誰かの前でこんなことはしちゃダメで、秘密にしなくちゃいけない。


自分だけの秘密の行為は気持ちよくて、

誰にもバレてはいけない背徳感を、
子どもながらに感じ、同時に快感を感じていました。


何か嫌なことがあったり、ゆううつになったりすると、
帰ってからそれをしてストレス発散し、

何もなくてもとりあえず暇だから…
あれが1番、気持ちよくて好きだから…

そんな理由でも行っていて、

家の中の布団に限らず、
トイレ、お風呂、時たまベランダに隠れてその秘密の行為を続けていました。






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