きろく
幼少期(親、家庭)2
ある日の月曜日の朝、私は母親に問いかけました。
「なんで月曜日の朝になるとお父さんいなくなっちゃうの?お父さんとあそびたいよ〜」
この問いかけを、毎週繰り返していました。
この発言をした最初の時は、母親は軽くお父さんはお仕事なんだよ、と教えてくれていました。
ですがなかなかそれが分からず何度も聞く私に嫌気がさし、また同時に離婚した父親ばかりに固執する娘にうんざりしたのだと思います。
「そんなにお父さんがいいならお父さんの所へ行けば!?」
と、初めて怒鳴られました。
その頃、母親と父親の仲は未だに険悪だったのです。
姉は母親に懐いていたため、完全に
母と姉/私と父
という形が出来上がっていました。
ですがその時父親はもちろん一緒に住んでいるわけではなかったので、
私は保育園から帰るといつも家で、母と姉がいるはずなのに孤独感を感じていました。
さびしいな、お母さんとも遊びたい、怖い顔しないでほしい、笑っててほしい、ということをいつも心の中で思っていました。
「きろく」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
-
2.1万
-
7万
-
-
6,610
-
2.9万
-
-
168
-
59
-
-
1.2万
-
4.7万
-
-
62
-
22
-
-
5,122
-
2.5万
-
-
5,025
-
1万
-
-
9,660
-
1.6万
-
-
8,131
-
5.5万
-
-
2,446
-
6,674
-
-
3,141
-
3,386
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
9,332
-
2.4万
-
-
3,534
-
5,226
-
-
6,147
-
2.6万
-
-
1,288
-
1,425
-
-
6,638
-
6,954
-
-
2,851
-
4,949
-
-
3万
-
4.9万
-
-
6,032
-
2.9万
-
-
336
-
840
-
-
6,183
-
3.1万
-
-
68
-
152
-
-
3,638
-
9,420
-
-
1,857
-
1,560
-
-
11
-
6
-
-
105
-
364
-
-
2,611
-
7,282
-
-
2,935
-
4,405
-
-
2,404
-
9,361
-
-
597
-
1,136
-
-
81
-
150
コメント