最強の魔王が異世界に転移したので冒険者ギルドに所属してみました。

羽海汐遠

第四章の補足と訂正

 第四章の補足と訂正

 ▼『淡い青いオーラ』
 ★作中でよく出てくるこのオーラの種類ですが『淡いオーラ』は、作中では魔族が多く使っていますが他の種族も使えます(あくまで『青』の方で『紅』は魔族特有の技法です)。

(例)人間であるリディア、人間であるラルフ、龍族であるキーリ。単に魔王と魔族で区別をつける為に、魔族という言葉を使っていると思っていただければ幸いです。

 ・『淡く紅い』オーラは魔王未満が出せる魔族の戦闘状態で出せるオーラの事で、上位魔族の一部の強者や、それ以上の領域にいる『最上位魔族』までの者が使えます。

 魔導士や魔法使いのような『身体強化』に近い使い方も出来ますが、魔法よりは効力が薄いです。数値化で表すと『身体強化』が200%効力上昇だとすれば『淡く紅い』オーラの比率は120%~170%程の上昇率となります(1.2倍~1.7倍。使用者のオーラの練度の差によって比率は変わります)。

 大魔王の階級に到達した魔族はこのオーラの使用者を『紅』や『青』と略して使います。

 (例)最上位魔族=『紅』。真なる魔王=『青』。
 ・このオーラを用いて既製品の剣や槍等に使用し強度等を強化することができます。

 ★『淡く青い』オーラは魔王以上が出せる魔族の戦闘状態で出せるオーラの事で、魔族から覚醒して魔王となった者や、その魔王がさらに昇華した存在である『真なる魔王』階級クラスの者が、この『淡く青い』オーラを好んで使います。

 ・『青』以上になると使用者のオーラの練度によっては、魔法での『身体強化』の効果を上回ります。更に『身体強化』の系統魔法と併用して使われる事が多いです。

 ・『青』のオーラは練度によりますが、200%上昇~500%上昇します。

 (例)元の戦力値が1億程とすると練度が高く500%上昇できる者であれば、5億の戦力値にもなります。
 ・『淡く紅い』オーラと同様に『青』のオーラの方は、

 ・『紅』が新たにオーラで武器を作る事が出来て『青』は既製品に対してオーラを付与する事で強力に出来ると考えて頂けると分かりやすいかと思われます。

 ★基本的に魔族はこの二つのオーラを使う事が多く、そしてこの『青』が終着点となります。そして龍族もまた『紅』や『青』のように、独自のオーラを纏うことが出来ます。

(例)始祖龍キーリの使う『緑色のオーラ』。
 ・力を増幅するときに使用して、戦力値を少しだけ上昇させることが出来ます。基本的な使い方は、魔族のオーラと同じだと思っていただいて構いません。種族が違う為に色が違うという認識で大丈夫です(但しキーリの側近でさえ『緑』を扱う者はいまだに存在しません)。

 ・基本的に魔族が『紅』と『青』。人間族が『青』。龍族が『緑』という認識で大丈夫です。

 ▼『淡いオーラの併用』
 ★ここからは『大魔王』の領域にいる者達でさえ、使える者と使えない者が存在します。作中では『淡く紅い』オーラで力の増幅をされた状態で、更に『淡く青い』オーラで倍増させる。それは普段の身体とは比べ物にならない『力』の体現となります。

 この二つの力を同時に扱うのは非常に難しく、選ばれし天才だけが扱えるものであると本編では表記しました。

 前述したように『魔王』階級クラス以上になると『紅』を使用することがなくなりますが『紅』を使用した状態で更に『青』を重ねて使う事でオーラの併用が可能になります。

 つまりは『紅』で力が増幅された状態で、その強化状態から更に『青』の力で増幅するという事です。

(例)紅のオーラを極めた者が青のオーラを併用して使うと、元の戦力値が1億の魔族が居たとして1億→『紅オーラ』→1.2倍=1億2000万。

 そこから『青のオーラ』の練度が上限の5.0であれば500%(5倍)となり、6億モノ戦力値に変化するという事です。

 ★作中で表していた『淡いオーラ』の計算式は、この補足回以降この計算式へと変更します。

 それに伴いユファVSキーリ戦での計算と今後の計算は変更されます。

 ▼『ユファの疑似二色のオーラについて』
 ★『紅』と『青』のオーラの説明については上述した通りですが、作中でユファが使った『二色のオーラ』はキーリのように正式な物ではなく不完全な混合オーラです。

 膨大な魔力を使った割にそこまで上昇率はよくありません。こちらも上述した通り作中で表していた『淡いオーラ』の計算式はこの補足回以降に上記の計算式へと変更します。

 ▼『キーリの始祖龍化』
 ・作中でキーリの戦闘形態で一番強いのがこの始祖龍化ですが、現時点では『龍化』に『緑色のオーラ』や『併用・混合』等のオーラは使えません。

 『龍化』に『緑』のオーラを使う事は『青』と『紅』の『併用オーラ』以上に才能と集中力が必要です。今後はどうなるか分かりませんが、

 第四章の補足は以上となります。

 さて、第四章は第三章の補足と訂正回でお話をした通り、話数を短めに纏めてみました。

 魔王レアをメインにというよりは、三章の途中で思いついたキャラである始祖龍キーリがメイン回になったかと思います。

 物語を膨らませる為に出したキャラではありますが、今後活躍の場を設けられたらいいなと思いつつ、大事に使っていきたいと思います。

 それでは第四章完結までお付き合い頂き、ありがとうございました。

 第五章ではついに物語も中盤に入り、次章ではソフィの世界の話やソフィに恨みを抱く、レアの話をメインに展開する予定をしております。

 魔王ソフィの素晴らしさをこれまで以上に伝えられるように頑張っていきますので、宜しければお付き合いくださいませ。

 それではここまでご覧頂き、ありがとうございました。

 作者:羽海汐遠はねうみしおん

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